頭痛の日

 

今日は2月2日で頭痛の日、と世間的に言われているかどうかは分かりませんが、よつばと！の世界では今日は頭痛の日です。
それに合わせたわけでもないのでしょうが、石川球団副代表が余計な発言をしてくれたようで頭が痛いです。

ロッテ、ボビーの後任は内部昇格も視野　（2/2　サンケイスポーツ）

バレンタイン監督の今季限りでの退団が決まっているロッテの石川晃球団副代表は2日、次期監督について「内部昇格だってある」とコーチ陣の中からの選定を視野に入れていることを明らかにした。
同副代表はその上で「西村（ヘッド）コーチ、高橋（打撃）コーチもいる」と候補を挙げた。
昨季は2軍監督から就任した西武の渡辺監督が1年目で優勝。
オリックスでも、コーチから昇格した大石監督がチームを躍進させただけに、石川副代表は「（チームを）改革するわけだから（監督としての）実績にこだわらなくていい」と候補者像も語った。

牛島とともに高橋コーチを次期監督候補と考えている私がいるぐらいですから、西村コーチも含めて内部昇格が充分にあることはロッテファンなら誰でも予想をしていると思います。
そんな当たり前のことを、球界の正月とも言えるキャンプインをして野球に集中をしようとファンも選手もなっているこの時期に、ことさらマスコミに公言をする意味が分かりません。
こういったことは水面下で事を運べばいい話で、それを敢えてマスコミに流したことでいろいろと勘ぐる向きも出てきて混乱を引き起こしかねず、もういい加減にして欲しいです。

内部昇格もあるとの発言をすることで、当の本人たちの自覚を促すという意図があるのかもしれませんが、それも本人に直接耳打ちでもすれば済む話です。
ただマスコミに登場をして注目を浴びたいだけか、あるいは外部招聘に失敗をした際に不手際を繕うための予防線か、どうしてもネガティブな発想しか浮かんできません。
いったい真相は、そして狙いは何なのか、胸ぐらを掴んで小一時間ほど問い詰めたい気分です。

ロッテ「育成」で元キューバ代表選手獲り　（2/2　スポーツニッポン）

ロッテがキューバ出身で米国のマイナーリーグでもプレーしていたフアン・ムニツ外野手（33）の獲得に乗り出していることが2日、分かった。
同外野手は右投げ右打ちで、球団関係者によるとキューバでは代表経験があり、育成選手として最低年俸240万円で契約を交わす予定という。
入団を拒否されたが、ドラフトで長野久義外野手（ホンダ）の獲得を目指すなど、ロッテにとって右の外野手は補強ポイントだった。
ムニツは期限である7月末までの支配下選手登録を目指すことになる。

まあ、頭の痛い話だけではありません。
ようやく右の外野手の補強に走ってくれたようで、33歳だろうが育成枠選手だろうが、とにかく補強をしてくれればOKです。
マイナーリーグでもプレーをして、キューバの代表経験もあるらしいムニツですが、ネットで調べても情報を拾うことが出来ませんでした。
キューバ選手の場合は亡命でもしなければ米国でのプレーはできないと思っていたのですが、240万円という年俸を考えれば今はキューバにいるようにも思えますし、キューバ出身という表現が気にはなりますが、キューバの事情も最近はちょっと違うのかもしれません。

日本人選手とは違って33歳という年齢は額面どおりには受け取れないとは言っても、それでも年齢を考えればチマチマと育成と言うよりは、低年俸で雇って実力を計って見るというリスクヘッジの意図が透けて見えてきます。
おそらくは今季に支配下選手登録されなければ解雇、そんなストーリーなのでしょう。
それでも無事に獲得に成功し、そしてランビンやバーナムとともにハングリー精神を発揮して一気果敢に表舞台に飛び出してくれることを期待してみたい、そんな今年の外国人選手への思いを抱かされたニュースでした。