第一次戦力外通告が今日にあり、ロッテからは坪井、那須野、宮本、定岡、吉田の5選手との来季の契約を結ばないことが発表をされました。
開幕が半月ほどずれ込んだだけに戦力外通告も同様で今月の中旬ぐらいではないかと思っていましたので、ちょっと不意を突かれた感じがあります。
おそらくはあまり後ろ倒れることで再就職に影響が出ることを慮ったものと思われ、またフェニックスリーグが週明けに始まることを考えればギリギリのラインだったのでしょう。
日本ハムと広島、そして中日を除く9球団から54名もの選手が戦力外通告をされましたが、おそらくは第二次を含めると最終的には一球団分ぐらいの数に上るものと思われます。
大志を抱いてプロ野球の門戸を叩いてやってきた若者の多くが夢破れる世界であることを、この時期ほど痛感をするときはありません。
そんな中でロッテの面々は意外な顔があり、またあるべき顔がないという印象です。
那須野、宮本、定岡、吉田は濃厚だと思っていましたのでさほどの意外感はありませんが、3年目の坪井が名を連ねたのには驚いています。
大学出身ではありながらも筑波大ですから素材型と考えるべき坪井は、それでも1年目の13試合から2年目の15試合、そして今年は浦和で30試合もの登板機会がありましたので順調に成長の階段を登っていてくれているものだと思っていました。
確かに今年の成績は数字的には芳しいものではありませんでしたが、それもあってコントロールを含めて伸びしろがないと判断をされたのかもしれません。
その判断をしたロッテの二軍コーチ陣に疑問がないわけではありませんが、坪井を生で見たことがないだけにこれ以上の踏み込みはやめておきます。
また那須野は言葉は悪いですが全くの役立たずで終わり、宮本は打撃を活かすために外野に転向をしながらもその打撃が伸びず、定岡も期待をされた長打を発揮することができなかったのが痛かったと思われ、吉田も似たようなタイプである生山との比較により諦められたのでしょう。
報じられているところを信ずれば現役続行の意志があるのは坪井と定岡と吉田の3選手で、坪井はここまでの成績を考えれば当然のことでしょうし、ドラフトのときに指名が濃厚だと噂をされていた阪神あたりが育成での獲得を検討するかもしれません。
定岡は内外野をいいようにたらい回しにされながらも規定打席に達しましたので相応の自信があるでしょうし、ただでさえ野手が少ないことを考えればロッテがリリースをする余裕があるのかとも思うのですが、瀬戸山球団社長らのダイエー閥の退任の影響を食らった可能性も考えられます。
ただ年齢的にも中途半端なところにありますし、吉田とともに地方リーグへの移籍といったところに落ち着くような気がします。
意味深なのはやはり那須野で、ここで現役に固執をしているように見えないところが大成をしなかった理由の一つでしょう。
5億3000万もの契約金は分割払いらしかったので手取りも多かったでしょうし、余程の無駄遣いをしていなければ余生をあくせく働かずとも生きていけるだけの資産はあるはずです。
そうなればただでさえサボり癖が噂をされていた那須野が、がむしゃらに野球に取り組むことの方が不思議なぐらいに思えてきます。
多少の色眼鏡を通していることの自覚はありますし、今後の翻意の可能性もあるのですが、とにかく大学時代のピッチングが素晴らしかっただけにもったいないと残念でなりません。
また宮本も昨年の流れからすると球団からブルペン捕手への転身を打診されているのではないかと、そんな想像をしています。
逆に名前が挙がらなかったことで驚愕をしているのが、やはり光原です。
一軍でも二軍でも結果が出ないのに先発で起用をされるなどの厚遇の背景にあるのは何なのか、どうにも気になって仕方がありません。
年齢的にも大きな伸びが期待できるわけではありませんし、まともに活躍をしたのはルーキーイヤーだけです。
フェニックスリーグが最終テストの場であってもらいたく、ただでさえ頭数の多い投手陣から戦力外が2名だけでは少なすぎますし、支配下選手登録の空きは5しかありません。
重光ジュニアの放言をよそに緊縮財政でドラフトでは3名程度しか指名をしないつもりではないかと疑いたくもなるのは当然のことで、それにしても枠が足りません。
結果を出している西野と角は春季キャンプ中にでも支配下選手登録をすべきであり、シーズン中に枠に頭を悩ませて金銭トレードを画策するのは今年限りにしてもらいたいです。
野手は頭数が足りないので投手を5名、最低でもこのぐらいの第二次戦力外通告がなければ先が思いやられます。
最下位に沈んだチームの血の入れ替えが他球団より少ないなどと言うことは、とても許される話ではありません。
まさかこれで終わりじゃないよねと、これが日本全国のロッテファンの正直な気持ちでしょう。
そうなるとフェニックスリーグでの各選手のプレーが気になりますが、それにしても滅茶苦茶なメンバーです。
これは他球団も似たようなものなのかもしれませんが、とりあえず一軍登録をされていない選手を並べただけのようにしか思えません。
ベテランだからか去就が微妙だからかは分かりませんが川越と今岡が外れているのはともかくとして、それであれば小野と里崎に何を期待しているのかが分かりません。
ともに故障持ちですから調整の意味合いがあるのかもしれませんが、そんなものは秋季キャンプでやればいいだけの話です。
伊藤を宮崎に連れて行くことなどは論外で、必要なのはどう考えても休養と酷使をした体のケアでしょう。
またようやくに浦和で投げたことで来季への期待を持っていた荻野忠の名前が無いのが気がかりで、超前向きに明日にも一軍登録をされるとでも思うことにします。
故障者で言えば荻野貴もこの時期に間に合わないようですと来季も厳しくなるでしょうし、そうなるとショートでの復帰などは考えられません。
また大嶺と内は故障が癒えないことが理由であれば出遅れは必至で、また木村も噂をされたとおりに肩痛であればお先真っ暗です。
藤谷はまさか卒論のために不参加というわけでもないでしょうし、背番号54が泣いています。
その他の不参加組では小林と早坂は一軍に呼ばれるためだと、そう思わなければやっていられません。
何だかんだ言いながらもフェニックスリーグに参加をさせながらもその後に戦力外通告をするだけの酷薄さがロッテにあるとは思っていませんが、どこかで一軍メンバーを派遣しなければまともに試合ができないぐらいの不細工な選手構成をいい加減に何とかしなければ待っているのは暗黒時代です。
それにしても各球団とも、かなりシビアな戦力外通告がされています。
かつての主力選手も成績が落ちれば容赦なく切り捨てられる、それがプロの世界の宿命ではあるのですが、日本人としてはなかなか受け入れがたいところがあります。
それもこれも選手会の横暴からきた身から出た錆なのですが、その割を食って若い選手が早々に見切られるのは球界にとっても大きな損失でしょう。
もちろん芽が出る可能性がないのであれば早めに次の人生に踏ん切らせてあげることも球団からすれば精一杯の優しさではあるのですが、しかしドラフト1巡目で入団をした選手は周りからの期待も大きいでしょうし、本人たちからすればなかなか簡単には割り切れるものでもありません。
今年も高市が5年目、寺田は4年目、有馬は3年目でユニフォームを脱ぐことになります。
高市は大学出身ですから年齢的にもそろそろの感はありますが、寺田と有馬は20代そこそこですからショックも大きいでしょう。
育成枠での再契約があるかもしれませんが、何とも嘆かわしい昨今の球界です。
また阪神ファンの期待を一身に背負っていた感のある桜井も故障によりジエンド、杉山などもまだ31歳です。
新人の年の活躍でやっかいな投手が出てきたと思っていた岩崎、楽天で貴重な先発として起用をされていたこともある木谷、イヤらしいバイプレーヤーだった稲田や大西も30歳前後で球界を去ることになるとは当時の誰もが予想をできなかったでしょう。
そういう意味では橋本の体たらくには横浜には申し訳ない気持ちがいっぱいで、引退をする早川や故障で年俸泥棒と化した清水など迷惑をかけてばっかりです。
それでもアマチュア球界から復帰を果たした杉原が一軍登板を果たしてくれたことだけが、か細いながらも唯一の心の支えだったりもします。
また山崎や下柳などの超ベテランが現役続行に強い意欲を見せていることは球界にとっての大きな財産だと思いますので、是非とも頑張ってもらいたいです。
いずれにせよロッテからすれば欲しい選手も獲れる選手もいないのが現状ですから、とにかく自分の贅肉を落とすことだけにまずは注力をしてもらいましょう。
外野手2人で試合できるのか?
投手ってこんなにたくさんいたんだ?
その割には勝っても負けても伊藤・ロサだったけど…(以下略)。。
奇しくも戦力外通告解禁日に最下位が決まったわけですし、思い切った大粛清も可能となります。
非情ではありますが、使えない駒(特に投手)は積極的にリリースする他ないです。
とはいうものの坪井は私も驚きで、彼が戦力外になるなら、他にもクビになる選手がいるように思います。
野手はそもそも頭数が足りてないので、まだ若い定岡は残ると思ってましたが。
伏せなくてもバレバレでも
心配せずにはいられません(泣)
高校時代のパワーピッチ、
カムバ~~ック(叫)
そしてフェニックスに参加できない2軍選手の多いこと・・・そのほとんどが有望選手ばかりで来季に向けて嘆かわしい話題しかありませんね。
第二次戦力外は橋本、光原あたりは必須でしょうしこれでは来季に向けた戦力の立て直しが未だ見えてきません。
近年は2次カットを行っていないだけに大変気がかりです。
戦力外選手の一覧を見たときに思わず発してしまった一言が「少なっ!!!」です(笑)
思わず笑ってしまいました。
吉田を除けば支配下選手が4人クビでさらにスポニチではマーフィーの退団も報道されていました。
これに加えて川越、キムがいなくなるので実際は69人→62人ですか………(笑)
個人的には服部、光原、松本、秋親、橋本、木本、鈴江は確実だと思っていただけに残念です。
服部、光原、橋本、松本、秋親は金銭トレード要員として残しているとしか思えず、金銭トレードすら不可能だとも思っています(笑)
そして野手不足の中、野手を3人も減らしたのですからドラフトでは東洋大の鈴木と九国の高城くらいは必ず獲得してほしいです。
あと荒削りでも全然いいのでパンチ力のある外野手ほしいです
投手は藤岡+高校生1人で十分ですね。
とにかく投手をためておく意味が理解できないので早急に2次戦力外通告やら金銭トレードやらで減らしてほしいです。
第二弾の発表がどうなるかで、来年の浮沈が予想できそうです・・・。
前にも書きましたが、育成を含め多くの選手を保有するのであれば、
巨人やソフトバンクのように
独立リーグやアマとの練習試合を大幅に増やすべきです。
おカネの都合でそれができないのならば、ハムのように育成選手ゼロの少数精鋭チームを目指すべきです。
今のままではどっちつかずです。
あと、個人的には紺田は獲得してほしいです。バントが巧かったイメージがありますので今のロッテには十分戦力になるかと。
最後に、川越は残してほしい。
登板数が少ないとはいえ、防御率はチームで一番いいですからね。
結果を残している選手を切るのは納得できません。
失礼しました。
結局、横浜から来た山北と那須野は戦力外でした。
同期の田中や斎藤とあからさまに違いすぎる。
楽天を解雇された山崎は、取るべき。
超薄い代打役を補う為の和製大砲は必須。
まぁ、解雇された若い選手は、力がなかったと諦めるしかない。
それが、世の中だよ。
話がそれるが、伊藤やロサを使いすぎと言う意見を聞いて久しいが、昨日NHKのニュースで、ドラゴンズの浅尾が74試合投げたそうだ。
で、防御率が0.44。
果たして、伊藤やロサはそこまで投げてるか?
また、これで何を補強すべきか解ると思われる。
面子的には驚きはなく“ああ。やっぱりな…”ですが、順番としては他にもいるだろうと思います。宮本…。一軍の外野の競争は激烈ですから、捕手として見切られた時点で戦力としての期待感はほぼありませんでした。ですが外野手が下にほとんどいない事を考えたら宮本はギリギリ残るかなあと個人的に見ていたのと、育成から這い上がった努力の人だけに、残念な気持ちがあります。努力だけではどうにもならない世界ですから、有り余る才を持つ人は本当に頑張って欲しい。宮本には何でも良いから職員の道を提示して欲しいものです。本人は現役でいたいみたいですが。
光原は…トレード1年目は切らないという慣行?でしょうか。今岡は?、松本や服部は?こんな切り方だと、外人補強やドラフトもある訳ですから、角や西野をまた見殺しにする事はないとすれば、後数名は切らざるを得ないはずです。
この瞬間故障しておらず、かつ一軍にいないし、フェニックスに派遣されないとすると…荻野忠は…。心配ですね。
最後に楽天の山崎が戦力外。年俸が高いのがネックなんでしょうが。「ルーキーのくせにクイックで投げるなんて生意気」とか言うブチギレ勘違いおやぢはうちにはいらないですが。驚きました。
でもコーチ人事も白紙らしいですから、小野・里崎の派遣はコーチ役などと考えましょう。
楽天・山崎?来年43歳、今年の年俸2億5千万円、間違いなくいらないでしょ。