今日に勝ってGWは5勝4敗で勝ち越し、しかしソフトバンクが6勝1敗2分ですから週明けの首位攻防戦とは名ばかり、独走態勢に待ったをかけられるかどうか、といったところでしょう。
それでも敗色濃厚なところからの逆転勝ちは気持ちがよく、そして日曜日の勝利は3週間ぶり、土日とも勝ったのは今季初です。
6連勝のソフトバンク、13連勝のバンデンハークを止めることができるのか、前回は何も止められませんでしたが、今度こそ、今度こそです。
ラストチャンスの大嶺祐は2回3失点、さすがに浦和行きでしょう。
糸井の内野安打は不運でしたし、ディレードスチールを決められたのは守備の綻び、左打者なのに一二塁間を大きく空けたナバーロの守備位置など気になるところはありましたが、しかし継投が苦しくなるのが分かっていながらも二回での降板となったのには理由があります。
攻める気持ちの欠如、走者を気にしてばかりで気持ちが打者に向かわない、これでは戦う以前の問題です。
1点を失った直後のT-岡田への四球、ある意味で今日はこれが全てだったような、浦和で一からやり直してきてください。
スピード復権の一番手だったはずが気がつけば腕を振れずに置きに行くピッチング、守るものができたからこそ攻めに転じなければじり貧です。
三回からの継投は三者凡退が一度だけ、満塁を含めて何度もスコアリングポジションに走者を進められて四苦八苦でしたが、9安打3四球ながらも零封で逆転勝ちを演出しました。
三回の二死満塁から押し出しか、とビビった糸井への5球目、あの微妙なジャッジがボールとなっていれば試合は終わっていたでしょう。
それにしても西野に5安打、糸井に4安打と同じ打者に打たれるのはお家芸なのか、一方で2A出身ながらもミリオンダラーの中島にはありがとう、の言葉を贈ります。
各投手とも粘りのピッチングの中で四回、六回といずれも二死から田村も真っ青な低打率の山崎勝の出塁を許したこと、これはバッテリーとしての反省材料です。
そんなこんなで生きた心地のしなかったリリーフ陣でしたが、しかし勝利の立役者であることも間違いなく、気持ちを切らさずにぶつかっていったことには感謝の言葉もありません。
そして西野はこれまた同点のランナーを得点圏に背負う苦しいピッチングでしたが、躓きの原因と見ているスライダーを投げなかったこと、注目に値します。
打線は立ち上がりに不安定だった西から根元のフルスイングでのスクイズと、田村のサインミスかと恐怖したバントをしてから慌てて走者が走り出したスクイズで2点を返したものの、三回以降は僅かに2安打、13安打を放ったオリックスからすればまさかの逆転負けでしょう。
その八回、そこまでノーヒットながらも鋭い打球を連発していた中村を歩かせたのが地獄の一丁目、鈴木がきっちりと送っての一死一塁からやはりまだダメか、の清田がボールを追いかけるスイングで凡退をしたもののデスパイネは敬遠気味の四球、ここで得点圏打率が低いので、と自虐的な角中が奮起をしました。
簡単に追い込まれたので最後は高めのボールを空振り三振か、なんて予想を裏切る、その高めを叩いての大飛球は惜しくもスタンドインにはなりませんでしたが、走者一掃のスリーベース、デスパイネに代走を出さないのが気になっていたのですが、そのデスパイネが必死に走ってのラッキーエイト、逆転劇です。
とにかくここのところ攻撃の仕掛けが遅すぎる、とは贅沢な言い回しですが、なかなかに興奮のできる勝ち方ではあります。
気になるのは六番に舞い戻ったナバーロ、ヒットを打てずとも投手に球数を投げさせて、また四球も多いのでそれなりの貢献はしていますが、ややナーバスに見えなくもありません。
さすがはNPB、そこを弱点と見たのか緩い変化球を多用されてイライラ、ストライクゾーンにもイライラ、守備でも我が儘な動きがちらほら、要注意です。
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◆5月8日(日) 千葉ロッテ-オリックス8回戦(ロッテ5勝3敗、13時、QVCマリン、19,422人) ▽バッテリー |
今年も手投げで、しかも下半身が細く体が沈みません。
高いところから投げているので、角度がつくようにしているのかもしれませんが、
現状はボールも高めに浮いている状態です。
もっと上体を沈み込ませて投げねば行けません。
ついでに大嶺はキャッチャーがセカンドに送球するときは、もっとしゃがまないと、そのうちキャッチャーの送球を頭に食らう予感しかしません。
大嶺は股関節が固いのかもしれませんね。
オリックスは西村ー慶彦コンビがいるからか(?)
「ヒットは多いが勝てない野球」を展開しています。
昔のロッテ野球を見ている気分です。
檻の西野はその象徴で打率は良いですが、短打しかないので放っておいても良いでしょう。
オリックス打線はロッテ化が始まりつつあります。
そのうちあのバファローズが満塁病が見れるチームに変わってしまうかもしれませんね。
日曜日は翌日に試合がないため、
救援陣を惜しみなくつぎ込めます。
だから安定しない大嶺が日曜日なんでしょう。
南と藤岡で2回ずつ。
あとは益田と松永で1回ずつ。
最初から大嶺の早い降板を見越し、細かい継投を決めて準備させていたんでしょうね。
この様子では、大嶺は戻っても8月以降ですね。
土台からつくり直さないと。
二木にもいえますが、
規定投球回に到達したことがない投手は計算できません。
とはいえ、大嶺は4完封を記録しています。
まぐれで4完封はできませんので、
いいものを持っているはず。
早く好調時に戻ってもらわないと。
今後の先発6枚目はどうしますか。チェン、イ・デウン、関谷あたりですか。古谷もいますけど。
当面、6番手がイマイチなら日曜日の6人継投作戦は続くでしょう。
但し今後は中継ぎが立ち直るであろうオリックスは、打線が強力だから要注意です。
松永の、ホークスを倒しに行くとのヒーイン、声が控えめながら嬉しいです。パリーグの灯を消してはならない。
相手13安打、こちらは5安打でHRがなく勝ったのは超ラッキーでした。しかし、4回クリーンアップが3者連続三振や助っ人2人で5三振はいけません。また、相手核弾頭は5安打、こちらは3タコで元気のある適任者がないのが問題です。
明日からのSB戦はそう簡単にはいかない。1ヶ月で17勝のチームは凄すぎる。以前のSB戦に活躍した細谷が数人必要です。
練習また練習。そして、ケアもしっかり。
とにかく、常勝軍団の締まった意識の高さとは、比べ物にならない。少しは、意識を近づけたいもの。
出場停止明けでは待望していたのにいざ、成績が残せないと飽きてしまったかのように注目も減る。
ま~、プロ野球では起こり得ることではありますが、ナバーロ自身もそろそろ奮起しないとスタメン落ちもあり得るしね。
逆に守備固めで出場機会を伺っている三木がスタメン出場した時にしっかりチャンスをものにしてくれたらむしろ、こちらの方が出場した方がいいと思えたらいいかもしれませんね。
力強い球がまったく来ないのは、シーズンオフにまともにトレーニングできていないのでは?と首を傾げたくなります。
もし二木がそのままなら、あと一人誰が上げるのか?
個人的には、左のチェンに期待しています。切れのあるストレートが戻ってくれば、上でも通用すると・・・。
打者は、清田、角中が連日の逆転劇を演じてくれましたが、チーム打率の低迷は、ロッテ病発症状態です。
プラス、皆さんおっしゃるとおりナバーロが日本の投手にどう適応してくるのかが、今後のポイントになるかもしれませんね。
土日の試合は小谷野と中島の移籍組に助けられましたね。SB戦ではこうはいかないと思うので、離されないように食らいつきたいですね。
中継ぎ陣も疲れが出てきてます、大谷の復活が待たれますが、浦和でも良かったり、悪かったりの繰り返しの様ですね。
打撃陣は清田はまだ厳しそうです、角中の調子がこのまま上がることを祈ります。
ナバーロは一発が出ない事でかなりイラついて、守備にも悪影響が出ているようです、一発でれば変わる気がするのですが。
明日からのSB戦とにかく初戦の石川にはバンデンバーグに投げ勝ってもらいたい。