オリオン村(跡地)

千葉ロッテと日本史好きの千葉県民のブログです
since 2007.4.16
写真など一切の転用、転載を禁止します

実りの秋に

2013-10-29 00:50:14 | 千葉ロッテ

ほんの半月ほど前までは夏の残り香を感じられるような陽気だったものが、気がつけば秋を素通りして初冬な雰囲気が漂う今日この頃です。
しかし涼しかろうが寒かろうが秋季キャンプはあくまで秋季キャンプで、今年も鴨川で来季に向けてのスタートが切られることになります。
今日にその参加メンバーが発表となりましたが、意外な顔ぶれがある一方で気がかりな見えない顔もあり、喜んでいいのか悲しむべきなのかは微妙なところでしょう。
何はともあれここでのアピールが春季キャンプでの一軍帯同への第一歩になりますので、控え組にはとにかく頑張ってもらいたいです。

2013年秋季キャンプ日程&参加選手決定! (10/28 千葉ロッテマリーンズ・オフィシャルサイト)

2013年11月1日(金)にスタートする秋季キャンプの詳細が決まりましたのでお知らせします。

場所:鴨川市総合運動施設内鴨川市営球場
住所:鴨川市太尾866-1
日程:11月1日(金)~22日(金)
休日:
5日(火)、11日(月)、15日(金)、19日(火) ※休日は変更となる可能性がございます。あらかじめご了承ください。

参加メンバー
投手:大嶺、大谷、上野、中後、成瀬、藤岡、唐川、服部、古谷、松永、南、木村、川満、中郷、香月、黒沢、益田、藤谷、阿部、西野
捕手:里崎、川本、田村、江村、金澤
内野手:高濱、根元、今江、大松、塀内、鈴木、翔太、細谷、青松、早坂、角
外野手:清田、荻野貴、伊志嶺、G.G.佐藤、神戸、角中、加藤、岡田

※選手の状況により予告無く、選手の入れ替え、日程の変更をする場合がございます。ご了承ください。

注目をすべきは成瀬、そして里崎の参加でしょう。
成瀬は不調と故障で今季は不甲斐ない成績だったことでの出直しへの踏みだしでしょうし、そもそも昨年も今江が参加をする中での成瀬の不参加には違和感を感じていましたので、その特別扱いが剥奪をされたことはチームにとっても成瀬にとってもプラスに働くのではないかと思います。
またここで絞ったからと言って伸びるわけではない、との理由なのでしょうが渡辺、井口、福浦、サブローのベテランが免除をされる中で、その渡辺やサブローと同い年の里崎の参加は捕手戦国時代の幕開けを宣言する伊東監督の強い意志が働いているような気がします。
もっとも福浦などは昨年に参加を申し出て断られたことに不満をこぼしていましたので、その里崎を羨ましがっているかもしれません。

ベテラン以外での不参加は荻野忠、内、伊藤、小林、植松、小池で、やはり気になるのは内です。
またどこかを痛めたのかと心配にもなりますし、もしそうであっても昨年の唐川のように途中からでも合流ができるような状態であることを願います。
荻野忠らは手術などのリハビリ中でしょうから仕方のないところで、ただ小池だけは一人だけ競争社会から置いていかれそうな流れで焦りもあるでしょう。
ポスト里崎の一人として期待をされていた一年前から江村には差をつけられ、高卒ルーキーの田村には追い抜かれ、そしてトレードでの川本の加入にドラフトでの吉田の指名で小池にとっては生き地獄な状態になりつつありますので、しかし焦ることなく完治を優先して春季キャンプに間に合ってくれればと思います。
そうは言いながらも本当に故障なのかどうかの情報を握っているわけでもなく、今後に意外な動きがあるかもしれません。

とにもかくにも春季キャンプではどうしても実戦に則した練習が中心となりますので、シーズンを乗り切るための体力作りはこの秋季キャンプがメインとなるのでしょう。
目立つことはもちろんですが強靱な体を作り上げることでのアピールも、地味ではありますが頭一つでも抜け出すためには欠かせません。
フェニックスリーグでは覇気が足りていないなんて声も聞こえてきていましたから、この秋は実りある練習で心身ともに逞しくなってくれることを、そういった指導を期待します。

 

コメント (10)    この記事についてブログを書く
« 2013年通信簿 シーズン総括... | トップ | こんなものが・・・ »

10 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (tek9)
2013-10-29 01:34:42
昨年の青松への捕手失格通告のようなものがあるのでしょうか。
ひそかにトライアウト組からのテスト参加も楽しみにしております。
どのタイミングで鴨川へ出向くか勤務シフトと相談です。
返信する
Unknown (JF)
2013-10-29 09:12:39
成瀬の参加は当然として、里崎は意外です。本人が申し出たのでしょうか。
クライマックスは里崎を重用しましたが、ある意味限界が見えた感もあり、結果を出せば使うが出せなければ使わないという、文字通りの横一線での起用へと来季は明確に変わって行くように思います。
荻野貴が間に合ったのが朗報ですね。
昨年は計画倒れで結局鴨川までは行かなかったので、今年は行ってみたいと思ってます。
返信する
機関紙によりますと (ナインボール)
2013-10-29 09:56:04
里崎は志願の秋季キャンプ参加ということのようです。
伊東体制になってからより秋季キャンプの重要度も増した感がしますし、ドラフト前後の監督コメントからも来季へ向けてうかうかしてられない、との判断でしょうか。
それにしてもベテラン2人の引退と吉見の戦力外で投手最年長は俊介ですが、次が今や成瀬を押し退けてエース的働きの古谷ですから随分若返ったものです。
小池にとってまさに不遇の一年になってしまったわけですが、打力を生かしてのコンバートか或いは・・・。
内に関しては春先にハム・大谷のおかげでスカパーにて中継されたイースタン戦であっけなく足を痛めて降板したシーンを見ていたので逆にホッとしました。来季は開幕から1軍スタートして欲しい存在ですから、別メニューで調整してもらいたいです。
返信する
大丈夫か? (宮崎オリオンズ)
2013-10-29 12:31:28
個人的には、秋はフェニックスから始まっていると考えていますが、今年は一番ひどかった。
勝敗は気にしませんが、それでも実質1勝(阪神戦は相手のエラーがひどかったから入れません)は寂しいね。
主審と名物化している一人応援団の方が元気でした。
収穫は、川満が自責0で内容も良かったことと、青松が右中間にも強い打球を打てて、判定に食い下がっていたことでしょうか。
結局楽天が優勝し、巨人が2位でしたが、楽天は去年から明らかに目の色が変わってるんですよ。

急に切り替えられるものでしょうか。
心配しております。
返信する
Unknown (64)
2013-10-29 19:38:29
里崎は志願ですね。
江村・田村の台頭、ドラフトの捕手2人指名
今年の石原・鶴岡、来年の炭谷のFAと
危機感をもっているあらわれかと思います。

ところで高須が戦力外だそうですが、どうなんでしょう。もう守れないのかな。フロント打診らしいですが、もったいないような。
返信する
地獄の伊東キャンプ。 (NO39かずくん)
2013-10-29 22:11:22
がむしゃらにやって貰いたいですね。若手もベテランも。皆危機感を持ってやって貰いたい。
返信する
Unknown (ロッチ)
2013-10-29 22:28:45
里崎もこのままじゃ終われないってとこでしょうか。リードに関しても読まれている傾向にありますし、西野のように里崎とあまり組まない先発が出てくると気が気じゃないでしょうしね。
成瀬もエースの座を奪還してもらわねば。
それぞれ若手投手、捕手を相手にして新たな一面を秋に習得してくれれば。

フェニックスは体たらくだったよーで…川満や加藤とかウインターリーグもいいと思いますけどねぇ。
監督が誰を徹底的に絞るか見物ですね。
返信する
お返事 (オリオン)
2013-10-30 17:05:15
>tek9さん
捕手でそれがあるとすれば小池でしょうが、不参加では書面通知かも(涙)
その捕手失格、コンバートの青松がフェニックスリーグでまたマスクを被っていたのは外野手不足が理由でしょうが、故障者を考えれば捕手は8人ぐらいが適性だと思いますのでそのままかなと思っています。
トライアウトの1回目は来月10日ですので秋季キャンプも折り返し地点、行くなら後半ですかね。

>JFさん
どうやら里崎は志願のようです。
伊東監督の意向を肌で感じての志願、なのではないかと思います。
年齢的に衰える一方でしょうからこういった時期に引き締めを図るのはよいことではないかと、若手に対する高い壁であり続けてもらいたいです。
荻野貴は通常練習に参加できるかどうかは分かりませんが、来季に向けては仰せのとおり朗報です。
CSでの不在が痛かっただけに、来季はフル出場ぐらいのつもりで頑張ってもらいたいです。

>ナインボールさん
地獄の秋季キャンプを宣言した伊東監督のようです。
昨年はその宣言ほどに厳しさは伝わってきませんでしたが、今年は戦力把握も済んだ上でのそれですのでひと味違ったキャンプになるのではと期待をしています。
選手たちの悲鳴がスポーツ紙を賑わすような、そんな練習ぶりを期待しましょう。
内はひ弱さが抜けませんね・・・
どうも頭抜けた存在であっても名門校でない選手に気が進まないのは、こういったのが理由だったりもします。

>宮崎オリオンズさん
そんなに酷かったですか。
元気がない、つまりは覇気が表に出ていないということなのでしょうが、それは困ったものです。
そうなれば秋キャプテンのG.G.佐藤というのはナイスな選任ではないかと、自分が率先して声を出して、周りにも強要をするでしょうから。
遠慮をしなければならないベテラン勢はいませんし、冗談でも里崎を「おまけ」と言ってのけるキャラクターに期待です。

>64さん
そのようですね、そうなりますと福浦がどう出るかに注目です。
昨年は自分の申し出を断ったくせに、と思っているでしょうから、押しかけでの参加があるかもしれません。
高須はさすがに年齢的に厳しいような、どうしても足の動きが衰えているでしょうから守備は期待ができないように思います。
ほぼコーチかスタッフが決まりのようですし、トライアウトでもこれといった選手がいませんから、やはり自前で育てるしかなさそうです。

>NO39かずくんさん
危機感、必要だと思います。
それこそトライアウトでめぼしい選手がいたら、その全員を参加させてくれればと。

>ロッチさん
里崎も「なぜに西野のときは自分じゃないのか」と思っていることでしょう。
少なくとも伊東ロッテになってから自分が聖域にいなくなったことの自覚はあるでしょうし、その年齢と二年契約が来季で切れることからして、勝負のシーズンとの思いはあるはずです。
若手の台頭に期待をしながらも高い壁を乗り越えてのそれでなければ長続きはしませんので、お互いのためにも里崎の復活に期待をします。
ウインターリーグは復活をして欲しいですね、元気、覇気の無さが目立ったフェニックスリーグだったのであればなおさらです。
返信する
秋季キャンプ参加選手について (ひろくん)
2013-10-30 17:21:08
こんにちは。

里崎選手の参加は大歓迎です。

ただ、なぜ井口選手とサブロー選手は参加しないのか疑問です。ブラゼル選手やロサ選手等の外国人選手にも参加して欲しかったですが・・・。

疲れを取るためですから仕方ないですね。

免除はしない方が良いのでは?でも井口選手やサブロー選手はチームの主力ですし…。

個人的には余り納得いきません。神戸選手はとにかく秋のキャンプで結果を残すしかないと思います。ツイッター問題が有りますから…。

ドミニカのウインターリーグ、若手選手全員参加でお願いします。(出来れば)

後、オフは遊び過ぎない様にして欲しいです。
返信する
お返事 (オリオン)
2013-10-31 02:03:04
全員の参加が希望ではありますが、年齢がいっている選手には休養優先との考えも分からないでもありません。
ここから伸びる、というものでもないですしね。
ただ昨年に参加を志願した福浦や、またサブローなどは来季に自分の居場所を作るためにもアピールを兼ねての参加はあってよいかなと、もちろん渡辺もです。
まあ本筋は若手、中堅どころの鍛え上げですから、ベテラン勢が焦る春になるよう実りの秋を願います。
返信する