オリオン村(跡地)

千葉ロッテと日本史好きの千葉県民のブログです
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振れ大松

2011-07-01 01:03:08 | 千葉ロッテ

惜しい試合を落としました。
ダルビッシュを相手に僅差ゲームで終盤に追い詰めましたので、この試合は何としてでも勝ちたかったです。
結局は恒例の追いつかない程度の反撃で終わりましたが、それでも充分にダルビッシュの肝を冷やすことができたと思います。
次に繋がるかどうかは微妙ですが、この悔しさを来週に爆発させてもらいましょう。

それにしても9回の攻撃はもったいなかったです。
伊志嶺を走らせたことで井口が敬遠となったのは作戦として賛否両論があるところでしょうが、それよりもやはり大松です。
初球を見逃したことでイヤな感じがあったのですが、同じように不安に思ったファンも多かったことでしょう。
シュートを伊志嶺にぶつけて、井口にもコントロールができていませんでしたので、おそらくはストレートを待っていたのだと思います。
そこへそのシュートがきたことで意表を突かれてしまい、迷ったところでのストレートまで見逃して追い込まれた時点で、この勝負はバッテリーの勝利が約束をされていたのでしょう。
積極的に振りにいくことで調子が戻ってきたと自身で口にしていた大松だけに、本人も悔いを残した打席だったと思います。
その悔しさをバネにして、明日からの鬼門仙台での楽天戦で汚名返上の攻撃的なバッティングに期待をします。

プロ初先発の小林は5回を5失点と思ったようなピッチングができず、いろいろと課題が露呈をした黒星となりました。
ストレートはそこそこスピードがありましたし、スライダーやカーブ、そしてフォークなどの変化球もまずまずだったとは思います。
ただストライクを取るためのコントロールがまだ身についていないと言いますか、あそこまで打ってくださいと言わんばかりの真ん中のボールを投げ込んでしまっては打たれるのも当然で、社会人出身の投手としてはちょっと困った状態と言ってよいでしょう。
カウントを整えにいくというよりは勝負にいったボールが魅入られたように中に入ってしまったのは緊張感からくるものなのかもしれませんが、ルーキーではありながらも大学、社会人を経由した25歳ですから甘えたことを言っていられる時間はありません。
的場もあまり組んだことがないのかリードに迷うところがあったようにも見えましたし、このあたりはバッテリーの呼吸として経験を積んでいくことが解決策の一つだとも思いますので、先発としてはともかく暫くは一軍に置いて使っていって欲しい小林です。
小野は戻ってきたもののペンとマーフィーの復帰時期が不明ですから、先日に浦和で先発をした光原をまた使うぐらいでしたら小林を育てることをベンチにはお願いをしたいです。

しかしサブローを放出したところでDHに里崎という布陣ともなると何とも歯がゆいところがありますが、来週にもカスティーヨが合流をして、また荻野貴と清田も今季中には戦列に戻ってくれるでしょうから、やはり早いか遅いかの違いでしかなかったのでしょう。
さっそく巨人の大村として背番号0を披露したようですので、こちらも早く工藤の入団発表をしてあげたいところです。
何となく中堅どころの投手を絡めた次のトレードが控えているような気がしないでもありませんが、今は考えないことにします。

川越が地味にビハインドの試合を壊さずに持ちこたえるピッチングを続けていますし、伊志嶺は着実に新人王への名乗りを挙げる道のりを歩みつつあります。
塀内も久しぶりにヒットを打ちましたし、他動的ではありながらも9人野球からの脱却ができていますので大きな不満はありません。
あとは球団が若返りを標榜したのですからベンチもそれに倣って欲しく、ベテランと若手を目先と将来とを兼ね合わせながら上手く起用をしてもらいたいです。
来週にQVCマリンにチームが戻ってきたときに妙なことにならないよう、ファンが納得をするような布陣での戦いを見せてくれることを願っています。



  1 2 3 4 5 6 7 8 9
千葉ロッテ 0 0 1 0 0 0 0 1 2 4 10 0
日本ハム 0 1 2 0 2 0 0 0 X 5 8

1


◆6月30日(木) 日本ハム-千葉ロッテ6回戦(3勝3敗、18時1分、札幌ドーム、21,369人)
▽勝 ダルビッシュ 12試合10
勝2敗
▽S 武田久 25試合1勝19S
▽敗 小林 3試合1敗
▽本塁打 陽2号(小林)

▽バッテリー
千葉ロッテ 小林、川越、山本一―的場、金澤
日本ハム ダルビッシュ、武田久―鶴岡

 

コメント (22)    この記事についてブログを書く
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22 コメント

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あ、怪しい… (もちまる)
2011-07-01 01:54:26
大松もですが、最後の今江もだいぶがっかりです。
まさか打つとは思わなかった…。

ところでオリオンさんの言う中堅投手とはずばり誰ですか?
商売になりそうなのは渡辺俊介、大嶺ぐらいしか思い付きませんね。
先を見て上野、木村ですか?
シーズン途中ですから大型トレードは考えにくいですから、やっぱり…。
覚悟だけはしておきます。
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Unknown (mansengo)
2011-07-01 02:36:38
大松の初球はシュートだったんですね。ただ右打者に対してのシュートと左打者に対してのシュートは意味合いが異なりと思います。左打者の大松に対するシュートは基本、ベース板をかすめて外へ逃げるカウント球になります(右打者の場合は内をえぐって恐怖感を与えるボール)。つまり外を狙っていた球が真ん中に入ってくるコントロールミスだったと思います。

ストレートを待っていた場合、真ん中に入ってくるシュートは打者の習性的には必ず手を出すと思います。(そんなに避ける程、自分の方向から曲がっている印象もありませんでした)
なのであの場面、大松が振らなかったのはコースでヤマを張っていたのか、他の球種を狙っていたのか、単に弱気だったか?の理由になると思いました。

大松の初球の解説の部分がちょっと矛盾を感じたので、コメントさせて頂きました。ではでは。
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最初から諦めていたはずが (N.S.ボウラー)
2011-07-01 05:00:30
終盤の反撃で、悔しさが…。

あそこまで追い詰めたら、勝ち越さなくちゃなぁ。
(9回裏でどうなろうと)

でも、次につながると信じて。

小林もハンカチみたいに抹消しないで、次回に期待したい。
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Unknown (hd)
2011-07-01 06:49:11
大松の初球見逃しでだめだと思ったよね。
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ロッテな自分 (大垣のロッテファン)
2011-07-01 07:26:32
被災した千葉のロッテファンの子供のことを考えているのか、と怒りを覚えましたが、巨人はあこがれのとの笑顔の会見の写真と謎の緊急ミーティング以来、昨日に代表されるように打線が明るく調子を戻しつつあることを考えると自分の中では石垣説が有力となり、かなり溜飲が下がりました。そして一死満塁で大松が外野フライさえ打てないことに怒りがこみ上げ、自らがロッテファンであることを再自覚するに至りました。
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声出しちゃいました (ちゃ)
2011-07-01 07:57:04
 くさってもダル、2-5の展開までは誰しも貫禄負けは致し方ないと思っていたんでしょうが、4番のあれはないでしょう。初球を見送ったとき、私はTVの前で何とも言えない大声を出してしまい、家人の顰蹙を買ってしまいました。愚息推奨のヘイ坊が打ったのに、糸井がポロってくれたのに、鶴が悪送球くれたのに、あそこで一気にいけない悲しさよ。特に去年のハムは春先に久が壊れてもたついてくれたために最後にうちの下克上をアシストしてくれたわけで、昨日は負け覚悟試合が一転、ハムを引きずり下ろす絶好のチャンスと化していたのに・・・。シーズン終了後、あの一球が明暗を分けたと言うことにならないよう、大松よ、精進してくだされや。
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大松、今江何とかしろ (ロッテ一筋60年)
2011-07-01 08:07:07
9回の大松、一球見送りで勝負が見えました。もっと4番なら踏み込んでも球にくいついて打ってほしかった。これが彼の今の置かれている所以かも。後今江、ダボハゼのような打ち方で来る球全てに手出す。これではストライクで勝負しなくとも打ちとれるから、投手は楽です。どうしてこんな打者になったのか、金森コーチも彼にはあまり、指示しないようです。たぶん我が道を行くタイプでは。逆転出来るところまで行ったのに、至極残念。
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Unknown (ふーちゃん)
2011-07-01 08:47:41
9回武田久の防御率を聞き、負ける瞬間は見たくないとサブローの嫁ぎ先の試合に切り替えてたら、札幌ドームが大変なことに!との他球場情報。
あわててチャンネルを戻したら打席に大松くん。申し訳ないけど期待感ゼロでした…。
大松凡退でまたチャンネルを東京ドームへ…。見ればよかった~!と悔しい思いをさせてほしいと淡い期待を抱きながら。
東京ドームは土壇場で追い付いたので、なんだかな~でした。
サブローに出番あるのかなぁ…
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その前の (サボテンの花)
2011-07-01 09:21:15
伊志嶺の盗塁の際、鶴岡が2塁に投げるとは思わなかった。
普通なら岡田突入で同点だと思うのですが・・
岡田はボーっとしてたのかな?
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申し訳ないですが… (沖縄野球)
2011-07-01 09:22:01
大松は所謂、『暫定4番』感がありありです。

幾ら読み違えたにしても

初球のど真ん中を見逃してはダメでしょう…


まだまだ結果を残さないといけない立場だと自覚してもらいたいです。

まさかでも…
『4番』に慢心してないよね??
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