周りが何を言おうが金泰均は自らを律してプレーをするのではないかと予想をしていましたが、まずはその期待通りの言動で自主トレをスタートしました。
結果を伴った場合にはどうぶれるかが微妙ではありますが、最初から増長気分でいるほど抜けた選手ではないとハッキリとしたことは朗報です。
ロッテ金泰均がピアス封印 特別待遇イヤ (1/9 日刊スポーツ)
ロッテの新大砲、金泰均(キム・テギュン)内野手(27)が8日、千葉マリンで自主トレを公開し、ピアスを封印することを宣言した。
5日の来日の際には黒いスーツにサングラス。
耳には銀のピアスを光らせた。
あまりの存在感に「韓流スター」や「番長」と形容されたが、この日は「試合や練習では(ピアスは)しない。日本ではするつもりはない」と明言した。
6日に球場を訪れ、関係者にあいさつした際にもピアスは外した。
「球団からは不問と言われたが、外国人だから特別待遇とかはイヤ。日本人選手と同じ(規律)で行きたい」と封印の理由を明かした。
練習では、約100スイングのティー打撃。
「3カ月ぶりにボールを打った。キャンプまでに5キロ減量するよ」と笑顔を見せた。
例年はキャンプから始める本格的な打撃練習を1月中に開始する意向で、ピアスならぬ大粒の汗が額に輝いていた。
そうなると課題はやはり体重調整で、来日時に10キロオーバーとも言われていたのが春季キャンプまで5キロの減量が目標とのことですから、ちょっと心配になります。
実はベストウェイトが少し重めなのか、あるいは残りは春季キャンプで落とせばいいとでも思っているのか、もし後者であればマドロックの二の舞もありえるでしょう。
何だかんだ言っても繊細な日本食は大食漢の食をそそりますので、体のキレを奪うだけではなく故障の原因ともなるウェイトオーバーで開幕を迎えることがないよう願いたいですし、風体とは違って意外にも周りに気を遣う神経の細やかさに期待をしたいと思います。
井口が巻き返し期し合同トレ (1/9 日刊スポーツ)
ロッテ井口が不完全燃焼だった昨季からの巻き返しを目指し、阪神の鳥谷らと合同で自主トレを行っている。その金泰均がホームランに意識過剰にならないようにするためには、井口や大松がきっちりと結果を残すことが求められます。
昨季は「打率3割、30本塁打、30盗塁」と個人的な数字を目標に掲げたが、今季はチームの勝利を最優先する構えだ。
フィリーズを自由契約になって5年ぶりに日本球界に復帰した昨年は打率2割8分1厘、19本塁打、65打点、4盗塁。
チームも5位に沈んだ。
一部ファンが球団幹部を非難する横断幕を掲げ、バレンタイン前監督がシーズン中に退任の声明文を発表するなど混乱が続いた1年。
井口は「昨季はフロント、選手、ファンがバラバラだった。ことしはみんな一緒になって戦いたい」と反省を込めて抱負を語った。
オフはウエートトレーニングに励み、昨季終盤に骨折した左手首も完全に回復。
7日には約3カ月ぶりのマシン打撃も行った。
西村新監督の下で新たなスタートを切る井口は「細かい野球をする監督。秋のキャンプから意識も変わった。ことしは改革の年」と意欲的だ。
「選手がチームのためにどれだけ犠牲になれるか。勝たないと意味がない」。
プロ14年目の35歳は強い口調で言い切った。
骨折で秋季キャンプに不参加だった井口は自主トレで久しぶりの打撃練習を行ったようで、この選手に限っては練習不足をあまり心配をする必要はないのかもしれませんが、来季に36歳という衰えと戦う日々ですから油断はできません。
言葉の節々から前監督とは反りが合わなかったことが見て取れますが、きっと昨年来の言動と一致をするようなチームの勝利を第一とするプレーを見せてくれることでしょう。
1点を取るための野球、これこそが多くのファンが待ち望んでいたものですし、選手たちも渇望をしていたものだと信じています。
井口が率先をしてそういった野球をやってくれることを、そんな2010年のシーズンになることを願っています。
2人のほかにも、サブロー、西岡、薮田などなど、中心となる選手たちの最近聞こえてくる発言は、みんなそれぞれ、なかなかに期待を持たせてくれるものばかりです。あとはどう相乗効果を出していくか。もともと調子に乗せれば強いチームですから (笑)、西村監督の手腕次第ということになりますね。
さて何処に置きますか?
このような当たり前の発言が出来る環境になった事を素直に喜びたいと思います。
金泰均もひとまず真面目そうですし、体重は心配ですが期待しましょう。
選球眼も良いみたいですし、思ったよりも真面目そうだし。
異国でストレスが溜まるはずなので、体重も大目に見てあげた方が良いのかな。
以前韓国の方のお宅に訪問したのですが、集まった方の食べる量(+飲む量)が凄いのに驚きました。
同行した友人は「男だったらもっと食え。」なんて言われていましたし、マッチョ崇拝の文化が残っているのでしょうか。
体重といえば、むしろ井口選手が気になります。
昨年観戦したときの第一印象は、「重そう、、、」だったので、今年はキャンプからシェイプアップされた姿を期待しています。
これを聞いて副代表が何を思うか知りませんが、これを機にしっかり言葉を選んでほしいし、規律も正してほしいですね(まー、まだ100%信じたわけではないですけど)。
井口の記事にもありましたが、チームとフロントとサポーターが一体にならないと勝てないか~。
結局、去年はボビーの最終年を胴上げで終わらせたいと選手一丸になるはずがまったく真逆になった結果になった次第というわけですか~。
まー、その分、一部のサポーターの活動を丸洗いした感じかな。
今年はまずはサポーターがどういう反応を示すかですけど、今季の応援はどの団体が指揮を取るかなんてわかりますか?
新体制に阿っているところもあるのでしょうが、各選手から来季への期待の声が多く聞かれるのはいいことだと思います。
細かな野球、ハードな練習、各選手がこれらを前向きに捉えている今こそ、西村監督を始めとするスタッフの手腕が問われます。
掴みさえ上手くいけばチームは軌道に乗ると思いますので、ぶれることなく厳しくいってもらいたいです。
>もちまるさん
そろそろ部屋が埋まりつつあり、居場所を探している今日この頃です(笑)
仰せの通り、ファンが当たり前だと思える言動が選手やスタッフから普通に聞こえてくるとホッとします。
そんなことすら今季まではありえなかったですから。
>高洲さん
マッチョな風潮はあるようですね。
それは井口も同様で、メジャー移籍に際して体作りを根本から変えたままですから、そもそも30盗塁などを狙うこと自体が間違っています。
あの筋肉の塊のような体はあれはあれでいいだろうと、ただその上体を支える下半身の鍛錬を怠ると今季のようなことになりますので、春季キャンプではしっかりと走り込んでもらいましょう。
>ちょろさん
一体にならないと勝てないわけではないでしょうが、雰囲気が悪いことは確かです。
そういった今季を引き合いに出して、来季への希望を口にしているのだと思うことにします。
応援団は組織替えをするとの噂もあるようですが、そもそも外野席に足を運ぶわけでもなく、音頭に合わせて応援をするわけでもありませんので、言葉は悪いですが騒動さえ起こさなければどうでもよかったりします。
金は球団の不可解に染まることなく意識がまともであり、ヒト安心。ファンにも朗報ですね
キャンプ、オープン戦などでの実績プラスαの積み重ねが4番5番に座り、勝負強さを期待されるか6番7番で意外性の男で終わるかの分岐点かと思います。
最低でも.280に20本、そして70打点は欲しいところです。
そして何より数字に表れないリーダーとしての役割を、それが井口にとっては求められます。
金泰均は球団としては4番、悪くてもクリーンアップを打たせたいのでしょうが、まずは気楽に6番あたりでもよいような気がします。
本人も表面上は不満も言わず、また何クソと思ってやってくれるでしょう。
井口ですが、彼も問題ないでしょう。放っておいても、能動的に動きますし、選手を引っ張っていってくれる選手です。なかなか起用法も難しいですが、自己犠牲、送りバント等の意識があれば、2番でも面白い選手です。また、勝負強さを生かしてクリーンアップを任せるのも妥当なところでしょう。いずれにせよ、まさに核となる選手なので、怪我なく、フルイニングとはいかなくとも、全試合出場を期待します。
そこを失敗するようですとお話にもならないので、しっかりとした栄養士をつけてもらいましょう。
井口は全イニング出場を諦めること、そこが来季の活躍の鍵だと思います。
自分の年齢と冷静に向き合えるか、かなりポイントだと見ています。