今日から注目の地元での6連戦、まずは白星でスタートしました。
中継ぎ陣の絞り込み、二手に分かれていた野手の合流など、いろいろと見るべきところのあった試合でした。
福浦、サブロー、ズレータの上京組はきっちりとスタメンで出場し、少なくとも怪我の心配は払拭してくれました。
福浦は先発が左腕の吉川ということもあるのでしょうが、今日は8番での起用となりました。
これは昨年も書きましたが、福浦は3番に座ってこその福浦であり、8番で起用するなら福浦である必要はないのではないかと思います。
出場数が少ないながらも打率を残し、また昨年悪かった左腕に対しても福浦らしく流してヒットにするなど復調の気配があるだけに、バレンタイン監督の起用法には賛成できませんしがっかりもしています。
何より福浦のプライドを傷つけていることは間違いなく、明日はきっちりと3番で起用してくれることを願っています。
サブローは定位置の4番で初回にきっちりと先制タイムリーを放ち、やはり今年も4番はサブローで決まりという活躍を見せてくれました。
今年は右方向へ強い打球を打てていると本人が言っているように、むちゃ振りせずにボールに逆らわないバッティングをしてくれれば3割近い打率は残せるのではないかと思います。
攻守ともに脂の乗りきった活躍を今年は期待しています。
心配なのはズレータ、今日もヒットが出ませんでした。
外野にも飛ばずにひっかけての内野ゴロが多いようで、彼に何が起きているのかが気になります。
もっとも1割台の打率でズルズルといくよりはノーヒットの方がさっぱりしている感じはあり、1本出れば簡単に調子は戻るのではないかという根拠のない期待感はあります。
ただ真面目な性格で考え込むタイプらしいので、深い闇に陥っていないかのケアを周りがしてくれればと思います。
注目の外国人枠争いですが、ベニーがスタメンで起用されてオーティズは途中からの出場でした。
これは左腕が先発だったので大松をスタメンで使わなかったということもあるでしょうが、別に外国人野手を3人使ってもいいわけで、ちょっと意外な感じがしました。
大松をレギュラーとして使うつもりであればベニーはどうしても浦和組にならざるをえず、無駄に悩む事がないようオーティズがそろそろ噴火してくれれば話は早いのですが、今日のヒットがきっかけになってくれればと思います。
打線としては初回にサブローのタイムリーの後に里崎がきっちりと犠牲フライで走者を迎え入れ、中盤には足で稼いだ追加点とベニーの一発という効果的な点の取り方でした。
久しく貧打が続いていただけに、ロッテらしい得点経過でちょっとホッとしました。
しかし8回の無死二塁でだめ押しが出来なかったのは反省点で、塀内のショートゴロは頭が痛いです。
バントの指示を出したのか、それを失敗した挙げ句の強攻だったのか、詳しい内容がわからないので判断は難しいのですが、何にせよ塀内は悪くても走者を三塁に進塁させるために引っ張るバッティングをしなければならない場面でした。
それが塀内と言ってしまえばそれまでですが、今年も愛人起用が多いでしょうから、きっちりとした野球をして欲しいと思います。
投手陣では小野が見事なピッチングを見せてくれました。
5回を2安打1四球ですから、内野ゴロや内野フライの多さといい、良い意味での小野らしい投球であったと思います。
その割には球数が多いような気がしますが、もしかするとボール先行だったのかもしれません。
ただ結果的に70球以上を投げたので、これで開幕に向けての準備は整ったでしょう。
五体満足で小野が開幕を迎えること自体が快挙に近いだけに、かなり期待しています。
小野の後を継いだ中継ぎ陣は、小宮山を除いて揃いも揃って先頭打者に出塁を許すという仲の良さを見せてくれました。
しかしここ数試合の先頭打者への被打率は異様な数値になっているのではないでしょうか。
たまたまなのかもしれませんが、ちょっと何とかならないのかなと思います。
服部は完全に中継ぎでの起用と決めたと思われます。
明日の先発は清水ですので、昨年と同じ6人でいけると踏んだのでしょう。
高木との兼ね合いが気になりますが、服部を中継ぎと決めた以上は川崎との2枚体制でいって欲しいと思います。
川崎とOKコンビを組む荻野と右の2枚体制を組むのは伊藤で決まりそうです。
今日は暴投などで失点しましたが、やはり三振を獲れるということは魅力があります。
荻野&伊藤、川崎&服部、そしてシコースキーに抑えのアブレイユが額面通りに働いてくれれば、昨年と遜色のない救援陣になるのではないかと思います。
明日は清水が長いイニングを投げられるかどうか、ここが投手では最大のポイントです。
野手では福浦の打順がどうなるか、ズレータにヒットが出るか、このあたりでしょうか。
週末は天候が崩れそうですが、気温は暫くは高いようですので、最後の調整をきっちりとやってくれればと思います。
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最後の振り逃げ失点の場面はあれくらいは橋本が身体で前に落として欲しいですね。
小野は4回以降球が少し高くなりましたが5回を除いてほぼ文句なしです。今年は安心して見ていられそうです。
浦和調整組は明暗を分けました。サブローと福浦は順調な仕上がりでさらに調子を上げていくと思います。堀は年のせいか守備範囲がさらに狭くなったような感じがして、5回のタイムリーも捕れそうで取れなかったので出番がさらに減りそうです。
ズレータは浦和で調整していたはずなのに何も工夫せず打席に立っているようにしか見えません。オープン戦で打たないのではなく一種の打撃不振に陥ったように見えます。きっかけとなるヒットが出てくるのを祈るしかありません。
塀内も2軍では抜群の結果を出しているのですよね。
もっともそれがスラッガータイプのそれというのが、本人にとってはよくないのかもしれません。
>りきさん
走者が二塁でショートゴロでは、仮に進塁できたとしてもそれは結果論でしかないと思います。
バント失敗も困りますし、やはり引っ張るバッティングをして欲しかったです。
>富山マリンさん
さすがにズレータが浦和組ということはないと思いますが、バレンタイン監督なら・・・
橋本は今年に賭けると言いながらも、攻守ともに精彩がないですね。
私は彼が昨年の開幕前に「僕がメインで使われることはないだろうが」と白旗の発言をした時点で、レギュラーとしての橋本はもうないのだと見ています。
>ビタミンMさん
小野、良かったみたいですね。
ネットの評価を見るとシュートにキレが戻ってきたとのことで、これで昨年有効だったカットボールとのコンビネーションでサンデー晋吾並みの結果が残せるかもしれません。
ズレータは出会い頭でも何でもいいので、一発が欲しいですね。
マリンで幕張ファイヤーをすれば、一気に復調してくれるのではないかと期待しています。
3月16日のゲ-ム外国人が5人でていたような、オープン戦はいいのですか?5人、そんなルールあるのかな?
ジョ二ーの解説はじめて聞きましたが、お世辞じゃなく軽快なトークですごくいいですね。凄く感じがいい人ですね。思いやりもあり。だから人気がある秘密がここにも。宮崎弁のなまりも愛嬌ありいいですね。放送、解説にむいてると思います。
コンビのアナウンサーもよかったです。
今日マリンで生で見た人は聞けなかったかも知れませんが。。
ただズレータの予想を上回る重症ぶりを昨日見てきましたので、ベニーとズレータの入れ替わりも十Bんにあると思います。
黒木の解説、やはりあのアクセントがポイントですね(笑)
朴訥とした雰囲気を醸し出して、また知らないことは知らないとはっきり言うところなどは非常に好感できました。