プラチナ世代のマラソン旅行

時悠人chosan流処世術

★国土強靭計画(後編):災害部隊を!

2019-09-27 08:32:01 | 日記・エッセイ・コラム
 安倍政権は、外国の見えざる脅威に対して、国土防衛の強化に力を注ぎ、防衛予算を増額したり、自衛隊の位置づけの明確化に腐心しているが、反対も多い。

 日米安保だけに頼るのは、虫が良すぎるが、国土が自然災害で壊滅状態になったら、何を守るのか。

 さて、自然災害時の復旧活動は、自衛隊抜きでは不可能だが、出動要請や命令系統等、複雑な問題も多々ある。私は、常々、自衛隊を「災害部隊」と「国土防衛部隊」に2分したら良いと思っている。

 災害部隊は、成人の義務(徴兵制)とすれば、習得したノウハウを地域で活用出来る。一方の国土防衛部隊は、志願制にし、高度な精鋭部隊を構築する。

 自ずと、憲法に無関心だった若年層を巻き込んでの議論に発展するので、安倍首相の悲願にも通じる。

 真に「国民の安全と安心」を考えるならば、ドラスチックな構造改革を検討しない限り、いつまでも同じ愚を繰り返すことになると思っている。

 次回更新は、10月1日の予定。
 

★国土強靭対策(前編):防災は忘災から!

2019-09-26 08:03:50 | 旅行記
 台風15号に見舞われた千葉県の復旧遅れは、今の日本が抱える問題を浮き彫りにした。

 政府が掲げる「国土強靭計画」は、きめ細かく問題点を網羅しているが、予算措置が出来ず、未実施のものが多く、災害の後追いになっているのが現実だ。

 千葉県の停電復旧作業の遅れは、東京電力の見込み違いだけを責めるわけにはいかない。気象庁が、非常緊急情報を発出したにも拘わらず、事前の準備を怠った行政の意識の欠如(=忘災)を看過できない。

 温暖化が進み、「災害は忘れた頃にやって来る」から「忘れなくてもやって来る」時代になった。「防災は忘災から」と肝に銘じたい。

 毎年、自然災害による被害が出る最大の原因は、国土面積の7割を占める森林の荒廃にあり、政府の無策による責任は、極めて重い。

★全世代型社会保障の帰趨

2019-09-25 08:10:22 | 日記・エッセイ・コラム
 「安倍政権にとって、最大のチャレンジ。社会保障システムの改善にとどまらず、システム自体の改革にも、、、」と強調して立ち上げた「全世代型社会保障制度」改革推進会議は、看板倒れになるだろう。

 中間報告が12月に出る計画だが、3回の会議で中身の濃いものになるのだろうか?既定路線の実行すらできない政権のチャンレジって、信用できますか?

 2015年からの小ブログを読み返してみると、安倍総理の変節に只々、驚いている。
★政界風見鶏の不安
 自民党では安倍総裁が三選を果たし、公明党では山口代表が続投となり、自公連立はさらに強固となる。 10月1日と囁かれる内閣改造でも、麻生・菅両大臣を代えることが出来ないので、政......
 社会保障財源に充当する消費増税の実施時期を2度も延期し、1兆円減収承知で軽減税率を導入するなど、財政圧迫の要因を増幅させたのは、総理自身だ。

 回避できない「団塊の世代問題」を放置してきた責任を問いたい気持ちで一杯だ。漂流日本に”出でよ!憂国の士!”と叫びたいが、今の大臣の中に候補者が見当たらないのが残念だ。

★軽減税騒動の茶番

2019-09-24 07:31:55 | 日記・エッセイ・コラム
 10月1日を目前にして、「軽減税率が適用される場合とそうでない場合」や「同じ業種でも、事業者によって表示方法や取り扱いが異なる」等の情報が飛び交い、混乱に拍車をかけている。

 「増税前に買い込んだ方が良い物」とか「増税後に買った方が、お得!」等々、消費者心理の弱みにつけ込むような騒動は、韓国の不買運動と大差ない。

 事業者が、消費者離れを食い止めようとするのは当然だが、大家族や子育て世代ではない高齢夫婦が、買いあさっているさまは、卑しく愉快ではない。

 そもそも軽減税は、低所得者救済策だった筈で、キャッシュレス化推進以外に、政府の別の思惑が透けて見えるようで、虚しく感じる。

★転ばぬ先の杖

2019-09-23 08:07:32 | 日記・エッセイ・コラム
 危険は、何処にでも潜んでいるが、自分の不注意による事故やケガの場合、気分的に滅入るものだ。

 白内障の手術の時期を思案していた矢先の20日、温泉の露天風呂に入ろうとして、ガラスドアに頭と膝がしらをぶつけ軽い打撲傷を負った。

 翌日、ジムで靴をはき違え、途中で気付き戻ったが、似ていたとはいえ、視力の不安が広がった。

 追い打ちをかけるように、定期健診を受けた医院から、「物忘れ検診の再検査が必要」との電話がかかってきた。若い頃から物忘れは多かったが、記憶力には自信をもっていたので、ショックが大きい。

 「転ばぬ先の杖」を探し求めているが、妙案が思い浮かばず、まさに「老いの証明だ!」と自嘲"(-""-)"。
★老いの証明
  一昨日の朝5時過ぎに家を出たら、まだ暗く、夜半の雨で地面がぬれており、秋の気配を感じた。 走り出そうとして、歩道の縁石につまづき転んで、右の膝と肘、肩を打撲した。けがは、擦......