プラチナ世代のマラソン旅行

時悠人chosan流処世術

★右外転神経麻痺(後編)

2022-08-31 08:38:08 | 日記・エッセイ・コラム
 大脳または脳幹から伸びている12対の末梢神経の第6脳神経が、麻痺すると、眼球を外側に向けにくくなる。(=外転神経マヒ)

 主治医は、症状で外転神経マヒと判断し、原因を特定するために、脳外科でMRI検査等を受けたのだが、画像検査の結果に、異変は無かった。

 眼底検査等の諸検査でも異状が見つからず、「治療なし、薬なしで、自然治癒を待つしかない」との診断で、「糖尿病の血糖値コントロールをシビアにするように」と助言された。

 翌日、糖尿病の主治医を訪ねて、これまでの経過を説明すると、「血糖値のコントロールは、順調なので、マヒの原因と考えにくい」との所見だった。

 家庭版MSDマニュアルで調べてみると、「原因が特定されても、されなくても、通常、第6脳神経マヒは解消します」とあり、耐えるしかなさそうだ。"(-""-)"

★右外転神経麻痺(前編)

2022-08-30 09:18:43 | 日記・エッセイ・コラム
 8月24日朝、起きると目の様子がおかしい。鏡を見ると、同じ顔が並んでいた。

 片目をつぶると一つに見えるが、両目を開けるとすべて、物が二重に見えた。コップを取ろうとすると、2個あり、自分の手が3本に見えた。

 眼科を訪ねると、主治医が、「紹介状を書くので、脳クリニックでMRI検査をうけるように」指示された。検査結果を持って、眼科医院に戻ると、「右外転神経麻痺」と診断された。

 初めて聞いた病名だったが、説明を受けるうちに、暗澹たる気分になった。「気の毒だが、治療法がなく、自然治癒を待つしかない。早ければ半年、場合によっては1年かかる。」と言われた。

 眼帯をして、不自由な生活を送る羽目になった。

★新型コロナの死者数

2022-08-25 08:57:00 | 日記・エッセイ・コラム
 厚労省が、新型コロナウイルスの感染者数を把握方法について、「全数把握」か「定点把握」を検討しているが、一長一短があるようだ。

 医療現場の稼働ひっ迫解消策と言うが、感染者数が人口の1割以上(約1,735万人)になり、発症から2年半も経つのに、日本製のワクチンが開発されない。

 しかも、多大な稼働をかけて収集しているデータが、対策にどう反映されているのかも、国民には知らされない。

 感染数の把握方法の見直しは、専門家にお任せだが、私は、ここへ来て「死者数」が増加していることの方が怖い。

 8月1日に93人だった死者数が、2日に142人になって以降、コンスタントに増えている。8月1日の153人を除けば、16日の311人を最高に連日200人を超えている。

(今朝追加更新)8月24日の死者数が過去最高の343人を記録した。)

 実態把握は、感染者や死者数減少につながらなければ、無意味ではないのか?

★洛陽ニッポン(後編):人口減

2022-08-23 08:08:59 | 日記・エッセイ・コラム
 総務省データによると、2022年の人口は、1億2,253万人で、前年から約63万人減少した。

 減少傾向は、今後さらに続き、2048年には、1億人を割り込むと推計されている。2021年の出生率が、前年比3.4%減(2万9,786人減)が示すように、少子化に歯止めがきかないのも、当然だろう。

 さて、私が危惧するのは、最近、若年層の自殺志願者がふえていることで、男性は12年連続で減っているのに対し、女性で2年連続増えている。

 厚生労働省では、「自殺の多くは追い込まれた末の死であり、その多くが防ぐことができる社会的な問題」と分析している。

 しかし、ごく最近の事例で、「死刑になると思って、他人を殺した」、或いは、「自分が人を殺せるか試してみたかった」などと、ゲーム能に毒された若者がいて、虚しくなる。

★洛陽ニッポン(前編):モラル

2022-08-22 08:11:37 | 日記・エッセイ・コラム
 全国的に、PCR検査を無料で実施している自治体が多いが、東京都で、とんでもない事例が出ている。

 都内のある無料PCR検査場では、検査を受けると、500円の商品券を配っているそうだ。

 TVのインタビューに応じた女性は、「9回受けて9回とも貰った」と平然と答えた。スタッフから「検査は3日に1回受けられ、そのたびに商品券を渡せる」と言われた人もいるとか。

 東京都は、PCR検査を行う事業者に、『キット等購入費、送料』(実費)のほかに、『各種経費』として3,000円を支払っているが、領収書が不要なので、500円を還元すれば、件数(≒売上)があがる。

 有料で検査を受けている人も多い中で、「無料プラス商品券」の発想は、いったい何処から生まれるのだろう?

 新型コロナに関する税金のさもしい使われ方に、日本の洛陽の兆しを垣間見る。