プラチナ世代のマラソン旅行

時悠人chosan流処世術

★「もてなし」の心(2/2):肩すかし

2013-11-29 09:12:35 | 日記・エッセイ・コラム

 妻を残し自由席探しに出たが、通路に人があふれ空席がある筈も無かった。荷物を網棚に置いたまま、デッキに出て思案していたら、同じ扱いを受けた乗客が数人、デッキに出て来た。

 かなり高齢の女性が、「次の電車の指定券持ってたけど、改めてお金を払うから」とお願いしてもダメだったと愚痴るのを聞いた中年男性が、「返金手続きを要求したら」と言った。

 福井・鯖江・武生・敦賀と各駅で乗客が増えてきたが、ガラス越しに、かなりの空席が見えた。次の京都まで50分以上あり、返金よりも座りたいので、車掌に掛け合うことにした。

 検札済みの切符を見せ、「この座席のお客さんが来るまででいいから」と言うと、「構いませんよ」との返事。対応次第では、文句を言おうと構えていたので、肩すかしを食ってしまった。

 指定席券を持ちながらデッキに居た人達に声を掛けると、5人程が空席に座った。その後、車掌がとった行動は、ナント、3人の子供連れの夫婦に対する空き席の販売だった。

 予想通り、京都で半数近くの乗客が下車した。指定席完売だった筈なのにと、怒りが再燃したが、新大阪での乗継ぎ時間の方が不安になり、自制した。


★「もてなし」の心(1/2):態度

2013-11-28 10:59:27 | 日記・エッセイ・コラム

 旅のトラブルで、不可抗力による場合は簡単に諦めがつくが、人為的ミスが重なったり、応対態度が悪かったりすると、腹立たしさが増すこともある。

 小豆島へ向かう11月23日、金沢午前9時3分発のサンダーバード14号を待っていたら、ホームがやけに混雑していた。「土曜日で、京都の紅葉見物の人かね」と、妻と話していたら、列車がホームに滑り込んできた。

 電光掲示板を見上げると、「8時15分発サンダーバード12号」。  すると、アナウンスが流れ、8時7分到着予定の12号が、強風の為、1時間近く遅れたことを知らされた。

 近くにいた駅員にあとの行程のことを説明すると、「14号も遅れるので、この列車に乗って下さい」と言われ、発車寸前に飛び乗り、とりあえず空席に座った。

 車掌が検札に来たので、新大阪からの山陽新幹線の切符と一緒に見せて事情を説明しようとしたら、「今日は、指定席が完売なので、自由席へ行って下さい」と、素っ気ない言葉が返ってきた。

 せめて、列車が遅れたことの詫びの一言や、後行程の善後策の助言が欲しかった。


★「もてなしの心」の原形

2013-11-27 10:06:19 | 日記・エッセイ・コラム

 小豆島マラソンの帰路、有明浜に描かれた「銭型砂絵」を見たくて、観音寺に一泊した。

201311_013「寛永通宝」を模して造られた東西122m、南北90m(周囲345m)の巨大な砂絵は、寛永10年(1633年)、藩主生駒高俊を迎える為に、農民が一夜で造り上げたと伝えられ、琴弾公園(駅から約2㎞)の山頂展望台から全景を見ることが出来る。201311_018

201311_008公園入り口に位置する琴弾八幡宮の大鳥居から本殿へは、レース後のストレッチの為、石段ルートを選び、段数を数えながらのぼったが、途中で息切れし、数を忘れてしまった(実際は381段)。

 貧しい農民たちが、藩主をもてなそうと知恵を絞ったのだと察すると、銭金では買えない「もてなしの心」の原点を垣間見た気がして、石段登りの辛さも消し飛んだ。


★第34回瀬戸内海タートル・フルマラソン大会

2013-11-26 10:00:52 | スポーツ

201311_001 20091129_014
快晴・微風の絶好の条件に恵まれた第34回瀬戸内海タートル・フルマラソン大会は、タイトルにあるフルマラソンが中止となった。

20091129_021 参加申込み受付開始後に襲来した台風18号で、コースの一部に土砂崩れが発生した影響によるもので、所々、道幅が狭くなっていた。

 
20091129_033加えて、晩秋の小豆島は、紅葉見物の観光客で賑わうため、車両の往来を避けて走る個所もあったが、タートルのごとく走る私には全く影響なかった。

20091129_023_2結果は、予想通りの惨憺たるもので、2時間40分34秒(1521位/1889人)で、ハーフマラソンのワースト記録(2時間37分16秒)を塗り替えてしまった。妻は、2時間26分43秒で、昨年のタイムを10分以上落とし、10㎞への転向を宣言した。


★出来ることを楽しく

2013-11-21 09:36:17 | 日記・エッセイ・コラム

 腰にうった痛み止めの注射と、貼り薬・飲み薬を併用したおかげで症状が改善し、17日、1週間振りにランニングを再開した途端、痛みをぶり返してしまった。

 昨日、主治医に相談したら、静脈注射に切換え、「当分、毎日通院」するように指示された。「ストレッチしてるか?走っていないか?」との質問に、「はい」と神妙に答えた。

 「はい」は、イエスともノーともとれるので便利だが、帰宅後、走ったと正直に話さなかったことで、先生の判断誤りに繋がりかねないと後悔した。

 メインは、あくまでも12月8日なので、24日の「小豆島マラソン」まで治療に専念して、レースに臨む。「出来ないことを嘆くより 今、出来ることを 楽しく」で生きたい!!

 次回更新は、11月26日の予定。