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時悠人chosan流処世術

★chosan流の般若心経(後編)

2019-09-21 08:06:13 | 日記・エッセイ・コラム
 高邁な目標を持って修行する人でなければ、基本知識を理解したうえで、自己流の仏教哲学を創り上げれば、日々の生活のよすがや糧になる。

 般若心経を選ぶなら、その基本として、「色即是空 空即是色」と「五蘊」(ごうん)を理解したい。

 経文中、何度も「受想行識」が出てくるが、「色」を加えて「五蘊」という。「色」を人間とすれば、外からのものをどう受け止め(「受」)、どう考えるか(「想」)、どう行動するか(「行」)どう認識するか(「識」)で、合わせて「五蘊」になる。

 これらは、実体のないもの(「空」)であり、もともとないものに迷ったり、苦しんだりする必要はない。心のぜい肉(煩悩・執着等)を捨てれば、苦しむことが無くなると解釈している。

 そして、般若心経を復唱しながら、物への執着心を忘れようと、日々を送ることにした。