幹事長をはじめ、党内主要ポスト人事が決定した。メディアや評論家は、幹事長人事を「輿石さんでは選挙が戦えない」「党内融和優先」と論評しているが、私の見方は全く異なる。
首相の胸の内は、代表選直後のあいさつで、「ノーサイドにしましょう」のあと、間をおいて「もう」と続けた二文字と、「支持率は当面、あがらない。だから私は、解散をしない」の言葉に読みとるべきだ。
輿石幹事長起用は、「親小沢・反小沢」から脱却する前向きの決意表明だ。「党員資格停止」処分を解除することで、輿石さんのメンツが立つならそれもまた良し。枝葉末節な処遇を巡って党内抗争するよりも、早晩、司法の場で判断が下されるから、その際、改めて処分を検討すれば良いとの判断だと受けとめた。
「鳴かぬなら それもまたよし」の面目躍如と言うべきで、政策優先の大局的な判断をしたことを評価したい。
政治批判はこれを最後にして、9月以降、小ブログの内容を「ランニングと旅行」をメインテーマとし、更新頻度も月1~2回程度にして行きたい。新たなライフ・サイクルは、2年後の「古稀フル完走」を目標に展開していく予定だ。くしくも、2年後には、国民の信を問う総選挙が待っている。