プラチナ世代のマラソン旅行

時悠人chosan流処世術

★気温差~天国と地獄~

2007-11-21 15:25:32 | 日記・エッセイ・コラム

 Epsn0032 那覇空港を飛び立ち、小松空港に着いたのが昨夕5時過ぎ。空港ロビーを一歩出た途端、寒さに思わず肩をすくめた。それもその筈で、沖縄を発つときの気温が24度、小松到着時の気温が10度と落差14度もあった。Epsn0038

 昨夜来、雪雷がとどろき今にも雪に変わりそうな北陸特有の曇天が広がっている。昨日の朝は、ホテルのガーデン・レストランで東シナ海の海を眺めながら、ゆったりと朝食を楽しんだのが嘘のようだ。Epsn0009 学生時代の友人達との二泊三日の沖縄旅行だったが、メタボや健康、或いは、先行きの不安等々、話題も次第に年齢相応に変化してきた。私以外は、皆さん現役で活躍している。Epsn0037_2

価値観もライフプランも異なる以上、なかなか旅行先や時期を調整するのが難しいが、会えば無邪気な学生時代に一気にタイムスリップ出来るのが不思議だ。

世話役の大任を終えたので、明日から”時悠人”本来の趣味に立ち戻り、沖縄の思い出は25日以降にお届けしたい。


★晩秋

2007-11-17 14:19:38 | 日記・エッセイ・コラム

Epsn0016 昨日は、12月中旬の寒さで、最高気温が12度。今日は、うってかわって小春日和の晴天になった。気温は、17度位だが、風もなく陽射しがまばゆい好天で、1時間ほどジョギングで汗をかいた。左腰の痛みが徐々にとれてきた。

紅葉シーズンになると、良寛の「裏も見せ 表もみせて 散るもみじ」を思い起こす。 ふむふむ、言いえて妙だな!Epsn0006_2 観念したかのように重い口を開き、「額賀・久間」両議員の名前を挙げた守屋元事務次官。「忘却とは忘れ去ることなり」とか「密室の恋(≠未必の故意)」は、小説家の世界。政治家は現実の世界の人だけに「記憶にない」では済まされまい。走っていると、思考力が落ちて頭の中はいつも堂々巡り。何度も同じ思考回路を辿りながら、のんびりジョグを終えた。

明日からは、旧友達との沖縄旅行(二泊三日)。温度差が10度以上あるので、帰宅した後の心配が先立つ。雪国生まれで寒さに強く暑さに良かった筈なのに、今では暑さに強く寒さに弱くなった。老いの身には、寒さがこたえる。


★診療報酬の不思議

2007-11-16 10:04:05 | 日記・エッセイ・コラム

 ここ10年近く、お世話になった総合病院の主治医が診療所を開設し、昨日、最初の診療を受けた。外来待合室には、開業祝いの品々が並び、贈呈の定番の胡蝶蘭が、待合室に華やかさを添えていた。

 診療所は機能的なレイアウトで、大病院のように迷路のような廊下を歩く必要がない。また、待ち時間が短いのも歓迎だ。今までは、採血と検査結果が出るまでと、2回の待機時間があったが、ここでは採血後、数分で結果が分かるので診察までの時間が大幅に短縮された。更には、薬剤も一緒に渡されるので、院外の薬局へ処方箋を持って出向く必要がなくなった。これで、半日要していた通院時間がわずか1時間で済むので有難い。

 さて、診療費だが、領収書を見て考え込んでしまった。総合病院よりもかなり安い。帰宅して前回診療時のレセプトと比べてみた。薬剤料金を除くと、医学管理料・検査料ともクリニックの方が安いのだ。更には、院外処方の薬局では、「調剤基本料・技術料・薬学管理料」などの難解な項目の点数が加算されていた。病院で処方箋を出すので、「投薬料」も支払うことになる。

 病院と薬局とで役割分担するために、分割に伴いコストが増える仕組みだ。分業制のメリットもあるのだろうが、医療費高騰の一因を垣間見た気がした。何よりも、クリニックを開業し張り切る先生の表情が柔和になり、説明も丁寧になったのも、3分間診療と酷評される大病院との作業環境の違いから来るに違いない。


★雷銀座通り

2007-11-14 10:21:46 | 日記・エッセイ・コラム

 今週に入り、最低気温が10度を割り込むようになり、遅れ気味だった紅葉も見ごろを迎えつつある。一雨ごとに冬の足音が近づいてくる季節につき物なのが、北陸特有の”カミナリ”。

 ”ぶりおこし”は、冬の風物詩めいて叙情的に響くが、実生活面では何とも厄介な存在だ。日曜、月曜と続いた夜来の雷鳴に、思わず耳を両手でふさいだが、ナント、大事なパソコンのモデムを直撃してしまった。通信回線は無事だったが、モデム本体が被害を受け、カスタマー・サポートセンターに故障修理をお願いした。

 我が家の周辺は、雷の通過ルートのようで、類似の故障申告が相次いでおり、今日ようやく修理してもらえた。さいわい、パソコンやプリンター類には異常がなかったが、モデムは取り替えることになった。数ヶ月前にテレビ、今度はパソコンが被害者。

 高度情報社会にあって、雷は情報機器の大敵だ。大切なデータはバックアップをとったが、毎日のように利用しているツールが使用不全に陥ると、実に不便だ。今朝は爽やかな青空が広がっているだけに、余計、雷に腹をたてている。


★不自由な”時悠人”

2007-11-10 13:52:42 | 日記・エッセイ・コラム

 昨日、走友から寄せられたブログへのコメントを読んで、考え込んだ。今年まだ2ヶ月近く残っており、2回のレース予定もある。ならば、「今年の総括」とは、ちと気が早すぎるとの思いは同じ。

 私は、ここ20年ほど前から、行事予定計画を半年周期で作り、それをベースに一ヶ月毎にローリングするのが習慣化している。そうすることで、仕事を計画的に消化し、個人生活にリズム感を持たせてきた。最近では、その傾向がさらに顕著になり、予定を先取りすることで「日々の健康管理」に細心の注意を払うようになっている。

 その点でも、ランニングは最適な趣味といえる。と言うのも、マラソン大会への申込み期限は、通常、大会前1,2ヶ月前。人気大会などは半年前だし、抽選制を採用している大会さえある。

 さて、”時悠人”最大の敵である公務の任期も残り5ヶ月ばかりとなった。2年間は、短いようで長い。現役時代とちがい、価値観が異なる地域社会での活動では、私の合理主義は全く通用しない。フェイス・ツー・フェイス万能だ。一旦、引き受けたら徹底的にやらないと気がすまない性分だけに、いささか、消化不良気味にもなる。

 明日は、「第14回金沢市民マラソン」大会だが、出場を見送った。町会の飛び入りの予定に、前後の日曜日の行事を優先させた。出場連続記録が途切れることに格別の感慨はないが、同じコースを走ることで走力の経年比較をして来ただけに残念だ。年内2回の貴重なレースを妨害されないように、祈る”不時悠人”。