プラチナ世代のマラソン旅行

時悠人chosan流処世術

★オリンピックの成果と疑問

2018-02-28 09:48:15 | スポーツ
 平昌オリンピックでの日本選手団の活躍と成果にケチをつける考えは無いが、素朴な疑問を感じている。

 それは、殆どのメダリストたちが、海外で指導を受けていることに対する不満でもある。季節や気候などのトレーニング環境の違いは理解しているが、指導者については、日本にも優秀なコーチがいる。

 パシュートでは、IT技術を駆使した日本チームの勝利だと伝えられた。陸上競技の400mリレーでもバトンのアンダーハンド・パスを編み出した。

 冬季と夏季五輪とでは、条件が違うにしても、過去、世界で活躍した選手で、指導者として手腕を発揮している人も多い。

 日本記録を塗り替えた選手に1億円の報奨金を出すこともさることながら、指導者に対する報酬や全体的なレベル・アップへの投資も欠かせない。

 2020年、自国開催のオリンピックに、外国で指導を受けた選手が出場する姿をみたくないと思っている。

★平昌オリンピック閉幕

2018-02-27 09:13:44 | スポーツ
 平昌オリンピックが幕を閉じた。選手たちの活躍ぶりに敬意を表するが、マスコミの狂騒振りに辟易していたので、終わってホッとしている。

 取り巻き騒動が、まだしばらく続きそうで、困るのがジムの露天風呂やラウンジで、目をつぶっていてもTVの大音量が耳をつんざく。

 先日も、マススタート種目で、銀メダルを獲得した韓国の選手が、「なぜ、土下座をしたのか?」をスタジオで、井戸端会議。「やれ、選手個人の問題だ、スケート連盟が悪い、お国柄だ」と、喧々諤々。何が目的なのか皆目、見当がつかず、実に不愉快だった。

 オリンピックがスポーツ競技の最高峰を決める場であるなら、各国代表の全選手が、身を削るような努力をしており、結果が伴わなくても不思議ではない。

 結果を出した選手を祝福し、ねぎらうことは大切だが、かげの努力をお涙頂戴風にドキュメンタリー化するのは避けたい。

 一発勝負に言い訳は、無用だ。私には、葛西や渡部のコメントをすがすがしく、潔いと感じられた。
かつてのビールのCM「男は、黙って、、」で祝杯!

★雪景色のジョギング

2018-02-26 09:51:34 | スポーツ
 金沢の積雪量は、ほぼゼロに近くなったが、道路には、多くの雪の山が連なり、足あとがついていない遊歩道が至るところに残っている。

 日中の気温は、徐々に上がりつつあるが、雪景色も手伝い、体感温度は低く感じる。

 さて、3月18日の「足羽川マラソン」が迫る中、先週のレースの筋肉痛が抜けず、自重していたが、昨日の午後、今月初めて、外でのランニングに挑戦した。

 5㎞のレースの疲れが長びくのが解せなかったが、レース後の「久能山東照宮」までの3kmの道歩きと1,159段の石段往復のダメージだと気付き、安堵。

 雪景色を見ながら、ウオーキング・レベルのスピードの40分間だったが、自然界の営みは、着実に春の到来を告げているのを体感し爽快だった。

★浜松「三魅」旅行:番外編

2018-02-24 10:39:35 | 日記・エッセイ・コラム
 浜松のロードレースに出場し、念願の久能山東照宮を参拝したあと、焼津の黒潮温泉とマグロ料理で「三魅」旅行を締めくくった。

 ホテルの露天風呂から太平洋にしずむ夕日を眺め、展望台から朝日に輝く富士山を拝むことが出来て、旅のフィナーレを飾るに相応しかった。

 17日、北陸トンネルを抜けると雪景色が消え、畑の土が見えた時、言いようのない開放感に包まれた。
しかし、旅の最終日19日、米原から北陸本線に乗り継いだ時、みぞれ交じりの曇天が顔を覗かせた。

 「トンネルを抜けると、、」を反対側から見ると、どう表現するんだろうかと思案したが、金沢の雪の状態ばかりが気になり、まとまらなかった。

 また、天然冷蔵庫暮らしに戻ったが、わずか3日間でも、雪のない土の感触に触れたことが、何物にも代えがたい贅沢な気分にさせた。
 

★浜松「三魅」旅行:「美」

2018-02-23 09:02:57 | 日記・エッセイ・コラム
 「三魅」の最後の「美」は、久能山東照宮参拝。

 久能山東照宮は、駿府で晩年を過ごした家康の遺言で建立された点で、日光東照宮よりも意義深い。

 しかし、日光の東照宮は、年間400万人近くの観光客で賑わうが、久能山東照宮は約40万人と10分の一。
その差は、アクセスの良否にあるようだ。

 久能山東照宮へは、JR静岡駅前から「しずてつジャストライン日本平線」で終点「日本平」で下車し、ロープウェイを利用するが、1時間に1本しかない。

 駅前でバス待ちしていたら、地元の人が、「駿府の里までの無料バスがすぐ出るから、バスかタクシーを乗り継ぐと良い」と教えてくれた。

 助言通りにしたら、駿府の里でタクシーを拾えず、久能山下まで30分かけて歩いた。しかも、久能山下からのロープウェイはなく、またまた、、。

 1,159段の石段を息を切らして登ったが、国宝の美しさに触れ、疲れが吹き飛んだ。境内には、緋寒桜と梅が咲き競い、極楽の境地を味わい、家康の遺訓を噛みしめた。