プラチナ世代のマラソン旅行

時悠人chosan流処世術

★趣味は異なもの味なもの?

2019-03-31 08:22:21 | スポーツ
 第7回足羽川マラソンが開催された3月24日。10㎞の列に並んでいたら、5㎞の部のゼッケンをつけ、サングラスをかけたランナーが「おーい!」と手を振った。

 かつて、東京の単身赴任者寮で顔を合わせるうちに、同郷と分かり、時々、一緒に飲んだ友人だった。

 ある日、「運動不足を解消しよう!」と誘われて、寮の近くの駒沢オリンピック記念公園で、一緒に走り始めたが、私は長続きせず、数回で止めてしまった。

 当時、私は44歳。10年後に本格的に走り始めたので、悔いを残した。一方、彼は、その後も走っていたが、マラソン大会で会ったのは初めてだった。

 ゆっくり話を聞きたかったが、スタートの号砲が鳴ったので、「来年、また!」と言って別れた。
福井は、彼の地元なので、元気でいれば、また会える。縁は異なもの・趣味は味なものだ。

★白鵬の禁じ手

2019-03-30 08:34:09 | スポーツ
 横綱白鵬が春場所千秋楽の優勝インタビュー後に、三本締を行ったことを相撲協会が咎めて、コンプライアンス委員会に調査を委嘱したニュースに改めて、「大相撲と神事」の関係の難しさを感じる。

 白鵬は、土俵の盛り上げに一役買ったつもりだろうが、手締めは、少しニュアンスが違う気がする。

 ついては、本場所は、千秋楽の表彰式後に行う「神送りの儀」で終わる。この神送りの儀は、新弟子たちが行事を胴上げし、御幣を天の神に返す神事で、そのあと、手締めを行う手順になっている。

 その神事の前に、力士が手締めを行うことは、神を冒涜しかねない行為であり、たとえ、善意だったとしても、横綱の品格にも差し障る。

 ただ、20数歳で横綱になった途端、古い伝統やしきたりを全て熟知出来るはずもなく、相撲協会が責任をもって、「横綱の品格」を指導すべきだとも思う。

★安倍外交の脆さ

2019-03-29 08:50:02 | 日記・エッセイ・コラム
 1年前、北朝鮮問題で米韓の蚊帳の外に置かれることを懸念していたら、今や、韓国から無視され、言われ放題にまで、貶められている日本。

 私は、以前から、安倍総理の外柔内剛の包囲網外交を批判してきたが、政権を支える自民党内からでさえ、「韓国駐在大使の帰国」や「国交断絶」との声が上がり始めた。

 言うまでもなく、軟弱外交に対する不満が身内から上がったことは、トランプ頼みの政権基盤が揺るぎ始めたことを意味している。

 長期政権が辿り着く先は、アメリカの特別自治領しか選択肢が無くなるのではないかと、思い始めた。
★孤立無援
 森友が終われば、次は加計だと騒いでいる間に、日本が国際社会から疎んじられないかと不安になる。 北朝鮮をめぐる国際情勢は、韓国大統領が打った大博打が功を奏したのかどうか分からな......

★総理の通信簿(後編):国民の幸福度

2019-03-28 08:56:18 | 日記・エッセイ・コラム
 国連が、世界の「幸福度ランキング」をまとめた報告書を発表したが、日本は、2018年より順位を4位下げ、58位だった。

 アベノミクスで国民の幸福をもたらすと強調したにもかかわらず、2015年の46位から順位が下がる一方で、先進国の中で最下位。アベノミクスが、格差を生み、不幸度を助長しているとしか思えない。

 調査対象156カ国の中で、最も幸せな国はフィンランドで、2位デンマーク、3位ノルウェーと、上位を北欧諸国が占め、GDPではオランダの18位が最高で、フィンランドは44位、ノルウェーは29位に過ぎない。

 これは、GDP等の経済指標と幸福度がリンクしない証左で、日本人の「人生の選択の自由度」が64位となっていることを為政者は真剣に受け止めるべきだ。

 と同時に、有権者は、経済成長や景気対策よりも、大切なものを自覚すべきだと思っている。

★総理の通信簿(前編):ビジョン

2019-03-27 08:26:31 | 日記・エッセイ・コラム
 統一地方選挙は、今一つ盛り上がらないが、国選の前哨戦でもあり、安倍政権の成績評価をしてみたい。

 2015年に「新3本の矢」で示された「GDP600兆円、出生率1.8%、介護離職ゼロ」が、現在、どんな状況にあるかを拾ってみた。

 実質GDPは、2015年518兆円→2018年538兆円で「+20兆円」、出生率は、ここ数年1.43~1.44%で横ばい、介護離職は、2012年10.1万人→2017年9.9万人(▲0.2万人)となっている。

 一方、国の借金は、2015年1,230兆円→1,327兆円となり、GDPの伸びの4倍以上借金が増え、対GDP比率は、231%→238%と世界ワースト・ワンになった。

 学生は、成績が悪ければ卒業できないが、卒業したくないために、何もしないのも困りもの。「正真正銘4期目は無い」と公言した総理だが、果たして、、。
★安倍総理大臣の通信簿
 直近の世論調査で、内閣支持率が急落し、暗雲漂う永田城だが、落城寸前の気配を呈してきた。 昨年5月27日に小泉元総理を抜いて、在任期間歴代3位に躍り出た安倍総理の5年間をどう評......