プラチナ世代のマラソン旅行

時悠人chosan流処世術

★「ゆずれ~る」

2015-05-28 08:06:29 | スポーツ
 近年、ランニング・ブームが加速気味で、眉をしかめるような現象が起きている。

 人気が高い都市型マラソンの多くは、出場権が抽選制。完走する自信がなくても、当選した後で考えようと毎年、「東京マラソン」に応募していたが、5年連続で外れると、もう諦めることにした。

 抽選制は、先着順より歓迎するが、某団体が「ゆずれ~る」というマッチング・ビジネスを開始した。大会にエントリー後に、都合が悪くなった人の出場権を「譲る」ことから「ゆずれ~る」と命名したようだ。

 「譲りたい人」と「エントリーしたい人」の利害が合致するので、一見、有難いシステムに思えるが、勿論、有料。「譲る側」と「譲られる側」双方から手数料をとるニッチなビジネスだ。

 以前、家族や友人の名前で抽選に応募し、なりすましで出場していた人をせこいと思ったが、手数料稼ぎの悪意のランナーが増えないとも限らない。6月に発表される「金沢マラソン」の抽選結果がどうなるかと気をもんでいる。

★ダニーデンの思い出

2015-05-22 08:31:07 | 旅行記
 クライストチャーチから南へ約360㎞の所に位置する「ダニーデン」の思い出は、色々な意味で感慨深い。

 2008年12月25日、娘がダニーデン出身の男性と挙式したので、前後、数日間滞在した。式の前日、先方の自宅でクリスマス・イヴを祝った。

 両親と初対面なので、失礼にあたると辞退したが、ウエルカムで、国民性の違いを肌で感じた。

 ニュージーランド5番目の人口約12万人の町だが、イギリス文化が残るクライストチャーチと異なり、スコットランド文化が息づく、凛とした雰囲気を持つ美しい町だ。

 デジブック 『ダニーデンの思い出』

 後日談だが、結婚後、二人はクライストチャーチに居を構えたが、リーマンショックの煽りをくって、2010年に夫君が会社を解雇され、パースに新天地を求めて、移住した。

 その翌年、大地震で彼らが住んでいた家は崩壊したのだから、何が幸か不幸か、、。

★失われたガーデンシティ~クライストチャーチ~

2015-05-20 08:28:11 | 旅行記
 私達夫婦の海外旅行の回数は、やがて40回。訪れた国の数も30カ国を超えた。

 訪れた国には、それぞれに良さがあり、印象深いが、中でもとりわけ、ニュージーランドのクライストチャーチが記憶に残っている。

 娘達夫婦が一時期住んでいたこともあるが、2011年の大地震で市街地が壊滅状態になり、町のシンボルだった「大聖堂」がなくなった。

 その前年のクリスマスに撮った二度と見ることが出来ない「大聖堂」と、東京ドームの約40倍の広さを誇る「ハグレー公園」の一部をご紹介する。

 デジブック 『クライストチャーチ』

★第35回奥びわ湖健康マラソン

2015-05-18 08:13:05 | スポーツ
 近年、都市型マラソン大会が盛んになるとともに、イベント性も高まり、ゲストランナーやエイドの充実、或いは、奇抜なアイディアで集客を図る傾向が多い。

 イベント性には興味が無いので、苦々しく感じていたが、5月17日に滋賀県近江八幡市永原町で開催された「第35回奥びわ湖健康マラソン」は、手造りながら大会運営も上首尾で、もう一度、走りたいと思わせる楽しい大会だった。

 ユニークだったのは、参加者2,700名(15㎞2,050、5㎞424、1.5㎞226)の内訳。どこの大会でも、開催する地元の参加者が7~8割を占めるものだが、町内参加者はわずか105名だった。人口が少なく、高齢化が進んでいるとはいえ、町外から参加したいと思わせる魅力があるとも言える。

 
 小さな自治体の財政的苦労として、記録測定のためのチップを導入せず、完走タイムは手書きで、ゴール後の振舞いも無かったが、屋台や土産物屋が沢山並び、お祭りさながらの賑わいで、ランニング自体を楽しみたい私にとっては、嬉しい大会だった。

 なお、コースは、新緑映える中を琵琶湖の湖面を見ながら走る全体的に平坦で走り易いレイアウト。好天気ならぬ高天気(?)で、エイドで頭から水をかぶりながら何とか完走した。記録は、1時間48分43秒(妻は1時間43分台)で、目標タイム(1時間50分)をクリアしたので、満足だった。

★メルボルン紀行~カフェ文化が似合う町~

2015-05-13 09:17:26 | 旅行記
 4月26日にパースからメルボルンに移動し、4日間、気の向くままに過ごしたが、気温はパースより10度近く低めで、すでに晩秋の気配が漂い始めていた。

 イギリス風の建造物が多く残り、アフタヌーン・ティーを楽しむ習慣も同様で、カフェの数が実に多いのに驚いた。しかし、パース同様、物価は決して安くはなく、カフェでコーヒーとサンドやバーガーのセットで10~12ドル(日本円で約1,000円)で、日本の方が安い。

 和食を食べたくなって、ガイドブックで「フレンチと和食のコラボ」店として評判のレストランを訪ねたが、料金の割には味が??だった。食は好みなので評は避けるが、食材・味・器どれ一つとっても日本国内で食べる方が美味い気がする。

 メルボルンは、「世界一で最も住み易い都市」に3年連続で1位に輝いた実績をもつが、私には日本の方が住み易いと思える。

 ただ、オーストラリア産のワインとコーヒーの味は本物で、どこの店で飲んでも美味かった。
 デジブック 『メルボルン紀行』

 フルウインドーで、音声と一緒にお楽しみください。