プラチナ世代のマラソン旅行

時悠人chosan流処世術

★「第50回一色マラソン」

2015-01-27 09:02:37 | スポーツ
 1月25日、愛知県西尾市で開催された「一色マラソン」は、今年50回目の節目を迎え、4,000人を超えるランナーが参加して健脚を競った。

 本大会は、ハーフの参加者2,266人に対し、10㎞の部は661人で、ハーフの方が人気のようだが、今の時期、走力不足で無理出来ないので、毎年、初レースは10㎞と決めている。

 ハーフの部がスタートした10分後の9時40分に10㎞の部がスタート。心配した海岸線特有の強風も吹かず、午前9時の気温は7度で好条件だった。

 コースは、平坦で1㎞毎に距離表示があり、走りやすいが、思うように身体が動かず、2㎞過ぎから並走していた妻に後れをとり、そのままゴール。結果は、1時間8分00秒で今年の初レースを終えた。

 冬期間、北陸地域でマラソン大会が開催されないので、以前は1~2月は沖縄と決めていたが、飛行便が悪くなったので、ここ数年、陸路を利用出来る東海地方へ遠征する機会が増えた。

 何かにつけて、東京一極集中主義が気にさわるご時世。「地方創生」は、企業の本社機能移転や雇用創出、移住策ではなく、社会構造の抜本的な再構築以外にないと、これは年寄りの愚痴。

★震災は忘れた頃に、、、

2015-01-15 08:40:14 | 日記・エッセイ・コラム
 友人が被害に遭った阪神大震災から20年経った。今年の3月には、身内が被害を被った東日本大震災から5年を数える。

 昭和37年、私の生家の近くにある真宗大谷派金沢別院が消失した。延焼を免れたが、家族総出でバケツリレーで大屋根に水をかけた記憶が残っている。

 東別院と呼び、境内で遊んだり、銀杏拾いをしたり、大晦日に除夜の鐘を撞きに行った幼少期の生活の支えだった。大相撲巡業やのど自慢大会が開催された賑わいを失い、門前町を形成する横安江町商店街も活気が無くなってしまった。

 被災した街は復興を遂げても、そこに暮らしている人々が失った心の傷は、生涯、癒えることは無い。

 自然災害は人智を超えた試練で、万全な対策と言うのは人間の自惚れでしかない。その証拠に、「大丈夫」という字には、いずれにも「人」の一文字が入っている。

 15年度予算案に、原発再稼働自治体に15億円の交付金を支給する案が盛り込まれているが、災害は忘れた頃にやってくる。原発のリスクは、人為的なもので、子々孫々に悔いを残したくないものだ。

★ジョグ日和と八丈登山

2015-01-14 08:53:33 | スポーツ
 今朝の金沢は、気温は低いが久し振りに太陽の陽射しがまぶしい。1月25日の「一色マラソン」(10㎞)を控えて、走り込み不足を補う絶好のジョグ日和になりそうだ。

 去年、八丈島で登坂トレーニングに励む実業団のアスリート達に刺激された思い出が蘇り、午後から妻と一緒に外を走る。
★八丈島癒し旅(3/3):八丈富士
 滞在二日目は、お目当ての八丈富士(854.3m)。登山口から山頂までは、1時間30分程度だが、バスは通っていないので、一般的にはタクシーか車を利用する。 私達は、しぼりたての...

 雪国ランナーの宿命とはいえ、私のような「晴走雨読」型の道楽ものにとって、雪は大敵。怠け癖を雪のせいにして、さぼってしまう。無理が利かない身体と承知しつつ、レースの度に口惜しい思いをしないように、せいぜい頑張りたい。

★寒ブリ紀行と八丈の思い出

2015-01-11 09:31:08 | 旅行記
 1月6日から二泊三日の予定で、小豆島へ出掛ける予定でいたところ、長女からの「寒ブリ」を食べに帰郷するとの知らせで、俄かに気忙しくなった。

 ホテルとJRの乗車券類をキャンセルし、7日から三泊四日の家族旅行を手配するのが私の仕事。全てネットで処理できる便利なご時世なので、別に苦ではないが、温暖な所でランニングを満喫する思惑が外れた。

 氷見の寒ブリをとの要望に応えるべく、金沢より雪深い温泉宿で、親子水入らずの平穏な時間を過ごした。鰤は、寒い今が旬の時期。くしくも、一年前の1月7日は八丈島に着いて、トビウオの島寿司を食べていた。
★八丈癒し旅(1/3):序
 1月7日、午前10時に小松を発ち、羽田経由で、八丈島空港に到着したのは午後1時。真っ青な空を背にした八丈富士が出迎えてくれた。 例年、この時期には暖を求めて沖縄へ出掛けていた...


 雪が降るさまを暖房がきいたホテル内のレストランで、ガラス越しに見ていると、雪見酒としゃれ込めるが、自宅に戻れば、雪かきの心配が先立ち、そうはいかない。

 身勝手なものだと思いつつ、無い物ねだりが人間の煩悩。露天風呂に浸かり、庭木に降り積もった雪を眺めながら、まだ娘と一緒に旅行出来る健康の有難味を噛みしめた。

★天浜線避寒旅行

2015-01-03 11:40:34 | 旅行記
 昨年暮れ、連日の寒さに耐えかねて、浜名湖へ避寒旅行に出掛けた。

 例年なら、北陸トンネルを抜けると雪の無い景色に一変し、ほっとするのに、今年はトンネルを抜けても雪景色が広がっていた。

 豊橋の先の新所原で天浜線に乗り換えると、沿線の両側にミカン畑が広がり、浜名湖の湖面がキラキラと輝いてまばゆい。

 車内に射しこむ冬の穏やかな陽光と電車の心地良い振動が眠気を誘い、素直に太陽の恩恵に従った。

 わずか二泊三日の小旅行だったが、1時間程のスロージョグを楽しみ、露天風呂から浜名湖の日の出を拝し、うなぎ料理を満喫した。

 帰路、豊川稲荷と熱田神宮に参拝し、再び、雪景色が広がる冷蔵庫暮らしに舞い戻った。元旦からの3日間、実業団駅伝と箱根駅伝の中継に時々、目をやりながら雪かきに追われている。

 しかし、平穏な新年を迎えることが出来たことに感謝し、「過ぎし日の記憶にすがり老いるなら 見果てぬ夢を追いて走らん」と詠んでみた。