プラチナ世代のマラソン旅行

時悠人chosan流処世術

★一滴の手習い(後編)

2019-09-08 07:53:44 | 日記・エッセイ・コラム
 「般若心経」を読もうと思い立った伏線は、今年の1月、姉の葬儀の時だった。席上で、般若心経の冊子が配られ、僧侶の読経に合わせようとしても、拾い読みすらできず口惜しかった。

 金沢は、真宗王国の土地柄なので、私は、正信偈を唱えても、般若心経を読んだことが無く、せいぜい、「色即是空」の教義を表層的に理解する程度だった。

 葬儀後の厄落としの席で、僧侶から、古来、「般若心経」は、宗派をこえて、日本で一番多く読まれているお経だと聞いたのを思い出し、9月に入り、「般若心経」の練習帳を買った。

 まだ、経文の意味すら理解できないが、自分のペースで読み進めて行き、写経の段階まで行く意欲が湧けば嬉しいのだが、、、。