プラチナ世代のマラソン旅行

時悠人chosan流処世術

★地域文化と企業文化の落差

2006-07-31 09:14:12 | 日記・エッセイ・コラム

 町内会最大のイベントとも言うべき、「町民親睦会」が終わった。市内のホテルで、年に一度、親睦を図るのだが、今年は世話役として参加したせいか、軽いカルチャーショックを受けた。

 サラリーマン時代、職場の新忘年会や花見、送別会或いは歓送迎会等々、名前を変えた会合を経験してきた。規模も十数名から1000名近くの式典まで多種多様だったが、一体、その数はどれ程だったか全く見当がつかない。ぼんやり来し方を振り返りつつ、記憶を辿ってみた。数百とも1000の大台を超えているとも思えるのだが、定かではない。いずれにせよ、記憶に残らない位、いい加減な気持ちで義理を果たして来たに違いない。

 一方、町民親睦会の参加者は、130人程度だったが、構成員は幼児から超高齢者まで広範囲で、会社役員や学者、自営業者、主婦等々、キャリアもさまざまだ。従って、趣味や話題の対象も自ずと異なり、パーティ全体としての盛り上がりは難しく、テーブル単位にお任せするしかない。毎年、恒例のカラオケ大会とくじ引き程度で、お茶を濁すことになる。それでも、日頃、挨拶程度しかしない町内会員が酒を酌み交わすのを楽しみにしている人達が多いと聞き、不要論者としては気が重くなった。

 会社人間時代は、出身地域や年代の違いはあっても、事業目的という基本的価値観を共有しているので違和感を感じることは無かった。地域社会とのお付き合いをないがしろにしてきた会社人間特有のハンディだと反省しつつも、気の使い方が全く違うことを負担に感じた一日だった。

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★発明の対価と研究費

2006-07-28 05:19:40 | 日記・エッセイ・コラム

フラッシュメモリーの発明対価を巡り、元社員が企業を訴えた事件は、7月27日、東京地裁で和解が成立した。青色発光ダイオードの発明対価を巡る訴訟で、一躍、企業における研究者の処遇問題がクローズアップされたが、今回の和解額は8,700万円で、過去3番目の高額だとか。係争内容を論評する気は無いが、企業の研究開発費に与える影響度が気にかかる。 

 企業の研究者は、身分を保証された環境で研究生活を送る。研究に必要な材料等も企業が負担する。その成果物として発明品が収益を稼ぐ仕組みだから、発明者への報奨金には、一定の限界があって然るべきだ。画期的な発明であれば、その内容と企業が儲けた利益の大きさとで、特別報奨金を決めるのが賢明だ。

 さて、私が懸念するのは、基礎研究分野での投資に悪影響を及ぼさないかということである。日本の技術水準が国際的に一級品との評価は、莫大な基礎研究開発費が支えて来たものだ。電電公社は民営化以降、経営改善目的で基礎研究費を毎年減額せざるを得なかったし、分割後は、グループ会社間で負担割合を巡って対立した。

 企業の研究開発費が、利益をあげるための投資に限定されるならば、技術大国ニッポンの先行きは暗雲が漂うことになる。国際競争に打ち勝つ技術力を高めるためにも、科学技術分野で若い人を育てる長期投資の充実・強化こそ、政府が真剣に取り組むべき課題の一つなのではないだろうか。

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★調教不良の「新びわ湖駅」工事

2006-07-26 09:27:27 | 日記・エッセイ・コラム

 栗東市に新幹線駅を設置する事業をストップさせると公約し、当選した嘉田滋賀県知事が厳しい現実に直面している。

 JRとの窓口は、栗東市。昨日、JR東海に工事停止のお願いに出向いた嘉田県知事は、県が市の頭越しにでしゃばる幕ではないと、門前払いの手痛い洗礼を受けた。

 滋賀県が抱える借金は1兆円。自治体の規模の違いはあるが、夕張市の比ではない巨額な債務だ。新幹線の請願駅の投資額を考えれば、「もったいない」となるのだが、既に120億円以上を投入し、新駅周辺の土地買収をすませ整備事業に着手しているだけに、栗東市長も事業継続に政治生命をかけている。

 一方、住民は、京都と米原が近く、新駅不要との意見が圧倒的。だが、行政の判断は、経済効果が期待出来るとギャップがある。また、既に投下したお金に対する責任問題にも発展する。現市長には、進む選択肢しか無いのだけに、問題が泥沼化するのは確実だ。

 不可解なのは、住民不在のまま意思決定した市議会。民意を反映しないで、一部の強大な圧力団体の声に従い政策を決定したとしか思えない。とりわけ、大型公共事業では、意思決定のプロセスにおいて、透明性を確保しつつ、民意を汲み取る最大限の努力を払わないと、住民が長期的に負の資産を背負い込む事態を招くことになる。

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★言論の自由とブログ

2006-07-25 08:56:37 | 日記・エッセイ・コラム

 小ブログを開設してやがて2年。ブログが普及したおかげで、私のような者でも自由に自己主張が出来る。しかも、発信する内容について何の規制も受けない。これほど自由にものを言える国は無いと感謝している。

 内容は、趣味の旅行やマラソン・健康、政治・経済に関する疑問点が中心になる。思いついたことを勝手気ままに書くのだから、読むほうも、関心が無ければ見向きしないだろうと、これまた身勝手なルールを作っているから気楽だ。

 第一、私は物書きではないし、その道の専門家でもない。ときには、間違った表現を指摘されることもあるし、批判のメールを頂戴することも度々。勉強不足を痛感するし、励みにもなる。また、このトシになって、人間の知識欲求の深さに驚いている。万事、知れば知るほど不足に気付くし、さらに深く勉強したくなる。どうして、もっと若い頃に気付かなかったのかと、己の無能と怠惰を悔やんでいる。

 1日のアクセス数は平均30件台、多い日で60件ほどだが、W杯サッカーについて書いた日には90件を超えたのには驚いた。僅かな標本ながら、トラックバックやコメント内容を読むと、読者の関心度や情報が持つ価値の何たるかを思い知ることができる。

 開設以来、アクセス件数が15,000を突破した機に、皆さまに感謝しつつ、こりずに自己主張を継続して行きたい。

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★麻垣康三が麻垣河三

2006-07-24 08:36:53 | 日記・エッセイ・コラム

 読み方は、どちらも「あさがきこうぞう」だが、全く異なる様相を呈し始めた自民党総裁選。世論調査でも安倍官房長官に次いで2位の支持率を集めていた福田さんが不出馬表明し、一挙に安倍候補圧勝の流れが出来つつあるようだ。

 額賀・与謝野両大臣の名前も浮上しているが、それぞれの派閥の思惑絡みでしかない。派閥は解消したというが、総裁選の度に水面下で顔を出す”派閥”。自民党の体質は、変わっていない証拠といえよう。

 小泉首相は、就任当時から”自民党をぶっ壊す”と公言し、党内抵抗勢力を蹴散らす演出で国民の人気を得た。巧みな政治手法だと脱帽するが、新しい総裁が登場すると元に戻る懸念が払拭出来ない。昨年の総選挙後の残党狩りを見せ付けられた人達が、雌伏1年、決起する可能性は十分ある。それは、道路公団の民営化で、官僚や族議員の抵抗で妥協したのをみて、謀反を起こす必要がないと判断し、機の到来を待とうと決めたからだ。

 安倍候補有利となった総裁選だが、記者会見を見る限り、官僚作成の原稿棒読みでは、信頼がおけない。尊父の悲願を達成するまでは慇懃自重したい思いが重なるのだろうが、国民の見る目は別だということを心得ておいて欲しい。日本のニューリーダーを選ぶ以上、ビジョンを掲げて堂々と議論する機会を作るためにも「総裁公選」を検討して貰いたいものだ。

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