プラチナ世代のマラソン旅行

時悠人chosan流処世術

★aicezukiとkawauchi

2011-02-28 09:26:45 | 日記・エッセイ・コラム

 大学入試で、不正受験が発生した。公平・公正であるはずの入試で犯罪が起きたのも残念だが、その手法にIT時代の怖さを思い知らされる。

 「aicezuki」と並んだハンドルネームをどう読むのか首をかしげていたら、妻が「右から読むと『いくぜCIA』だわ」と言った。妻は、愉快犯じゃないのと続けたが、「なるほど」と感心している場合ではない。ことの重大性を考えると、イギリスのCIAから抗議が来そうな、お粗末なネーミングだ。

  一方、「kawauchi」のほうは、第5回東京マラソンで3位(日本人1位)になり、今夏の世界選手権への出場権を獲得した「川内」で、掛け値無しの快挙だ。実業団に所属しない市民ランナーだけに手放しで嬉しい。獲得賞金200万円を年間遠征費に充当出来ると、素直に喜ぶ若者の笑顔がまぶしかった。

 さて、「100億円の経済効果」といわれる東京マラソンの人気にあやかろうと、大阪や神戸、さらには京都、名古屋でもシティマラソンを準備中だ。金沢でも検討委員会を立ち上げ、北陸新幹線開業時に実現しようとの動きが本格化してきた。

 ランニング人口が増えることは歓迎だが、不心得者が増えるのも世の常。次回以降、日本人のマナーを考えて行きたい。


★日本レスキュー隊の評価

2011-02-27 13:57:13 | 日記・エッセイ・コラム

 今朝方、パースの娘から嬉しいニュースが届いた。それは、ダニーデンに住む姑(夫君の母親)からの電話の内容。

 「NZL国内では、日本のレスキュー隊に対する評価が高い」と報じていると、わざわざ伝えてくれたのだ。また、現地マスコミの取材に対し、隊員が流暢な英語で堂々と応対していたのにも感心したとも。改めて、日本に対する見方が変わったと聞き、嬉しくなった。

 国際レスキュー隊の国内での評価は知っていたが、実際に海外のマスコミで「優秀だ」と報じられたと聞くと、やはりその重みも違う。身の危険もいとわず、24時間体制で救助作業に従事している隊員の皆さんの心的ストレスは測り知れないだけに最高の賛辞だ。

 それに引き換え、行方不明者を英雄視するようなお涙頂戴番組や、捜索活動に対する批判等々、日本のマスコミの報道姿勢に苦言を呈したくなる。「娘が同様の事故に遭遇したら、マスコミ取材に応えるかな」と、妻と二人で非常時の心の備えを話し合ったが、私は間違いなく拒否するだろう。


★NZL地震に思う(2/2):運命?

2011-02-24 10:32:27 | 日記・エッセイ・コラム

Kana_wedding3_005  写真は、2008年12月、娘夫婦がすむクライストチャーチの借家を訪ねた時のもの。彼らが永住を決意し、家の新築計画を相談して帰国した直後、リーマン・ショックの影響で夫君がリストラされ、資金計画が狂った。新たな職を求め、彼はオーストラリア(パース)へ単身赴任し、その後、娘も移住した。

 さて、人間も数十年の年輪を刻むと、若い頃と違い、運命的な力・作用に対する考え方も変わるもの。20代、30代の頃は、何事も自力で克服出来るとのうぬぼれが行動力の源泉だった。40代になって人の使い方を覚え、50代で組織と人のメカニズムを知った。と同時に、己の無力さや限界と偶発的な出来ごとの多さを思い知った。

 クライストチャーチは、我々老夫婦もお気に入りの町で、一時期、移住さえ考えただけに、今回の地震でより一層その思いを強くした。「運・不運」で片付けるのは不謹慎だが、人生の襞にも似たさだめを感じる。


★NZL地震に思う(1/2):安否

2011-02-23 10:11:52 | 日記・エッセイ・コラム

Kana_wedding3_043_3   昨日22日、ニュージーランドを襲った地震で日本人留学生等が被災したニュースは、他人事には思えない。写真は、2008年12月のクリスマスで賑わうクライストチャーチのランドマークとも言える大聖堂前だが、今は瓦礫の山と化した。Kana_wedding3_009 広大なハグレー公園内を貫流するエイボン川でパンティングを楽しむ人々の姿ももう見られない。Kana_wedding3_016 Kana_wedding3_032別名「ガーデン・シティ」と呼ばれる美しい町は、瞬時に崩壊し、ハグレー公園の緑陰は、今や避難場所になった。

 娘夫婦は、2年前にクライストチャーチからパースに移住したので、気遣う必要は無かったが、夫君の親戚や友人の安否が確認出来なかった。

 今朝、娘からのメールで、幸運にも親戚関係者に被害は無かったと知らされたが、留学生の留守家族の心痛はいかばかりか。遠く離れた地だけに、何も手助けできない無力さを思い知らされる。


★第27回三河湾健康マラソン大会

2011-02-16 09:12:48 | スポーツ

005  001 「第27回三河湾健康マラソン」は、駅前に世界最高峰のヨットレース「アメリカズカップ」に参戦した「ニッポン・チャレンジ」のヨットが設置されている蒲郡市で2月13日に開催された。

 昨年は、蒲郡市制施行55周年記念事業として開催されたせいか、大混雑し、大会運営に対する批判が殺到したそうだ。その影響からか、今年は10㎞の部の参加者が約2,000人減った(約1,600人参加)のは残念だが、大会運営としては極めて円滑だった。

 金沢の寒さから逃げ出したい一心で、温暖地のレースを選んだのだが、当日の気象条件は期待に反した。スタート時の気温6度と肌寒く、海岸線特有の強風に悩まされる辛いレースになった。加えて、トレーニング不足が拍車をかけ、体が思うように動かず、妻に終始先行を許した。一時、100m近く離され、ゴール手前1㎞地点でようやく追いつく始末だった。

 タイムは、64分22秒(妻64分38秒)で、走力相応の結果とは言え、コースが平坦で走り易いのに、積極的なレース運びが出来ず不満が残った。