プラチナ世代のマラソン旅行

時悠人chosan流処世術

★新総理への要望

2021-09-29 08:07:26 | 日記・エッセイ・コラム
 今夕には、新総理大臣が決まるが、私は、願望をこめて、岸田候補になると予想している。

 他候補が、政権運営面で安定感を欠くことと、岸田氏が、新自由主義的政策から、分配重視の「新しい日本型資本主義」構想を打ち出したことに共感する。

 新型コロナウイルス禍で、格差はさらに広がった。「成長と分配の好循環」は、財政健全化との兼ね合いで、前途多難だが、一歩、踏み出すことを期待する。

 さて、安倍政権が長期にわたった理由の一つに、人事の妙があった。閣僚人事で、派閥力学を巧みに利用した点では、ずば抜けていた。

 平時なら、それも通用するが、今は国難に直面している。派閥力学抜きで、現閣僚の中に余人をもって代えがたい人物がいる。「厚労大臣の留任」を、、、。

 次回更新は、10月1日の予定。

★新政府への要望:工夫

2021-09-28 08:05:17 | 日記・エッセイ・コラム
 政府は、今月末までの緊急事態宣言を延長しない方向で、調整に入った。

 新規感染者数の減少傾向が顕著なので、妥当な判断だと思う一方で、昨年のGo To トラベルの悪夢を思い出す。7月22日に、東京都を除外して、スタートしたGo To トラベル事業は、10月1日に東京も加わり、本格的にキャンペーンが展開された。

 しかし、11月に入り、感染者数が急増し、大阪と札幌を皮切りに、東京や名古屋、広島も相次いで除外された。その後、緊急事態宣言とキャンペーンのイタチごっこが始まり、自治体は「県民割」等の地域限定の振興策を実施して来た。

 ついては、「ワクチン・検査パッケージ」が実施されると、「喉元過ぎれば熱さ忘れる」で、またぞろ、「GoToトラベル」が復活しそうだ。

 旅行を不要不急のやり玉に挙げておきながら、費用補助のキャンペーンは解せない。誰もが納得する、上手な地域振興策を実施して欲しい。
★「GoTo2.5」の愚
 昨日、東京都知事が、国のGoToトラベルに加えて、都独自の追加施策として、「1泊5,000円、日帰り2,500円」を支援すると発表したので、愕然とした。 東京都の新型コロナ新......

★惜別

2021-09-27 08:14:49 | 日記・エッセイ・コラム
 今朝、横綱白鵬が引退するニュースを聞いて、驚いた。最強横綱が、現役生活にピリオドを打つが、36歳の年齢を考えれば、早晩、引退の時期が訪れる。

 先場所、大関照ノ富士との千秋楽全勝対決を制した時、今場所の二人の横綱対決を楽しみにしていた。

 しかし、所属する宮城野部屋に新型コロナウイルス感染者が出た影響で、秋場所を全休した後だけに、複雑な思いだ。

 政界では、菅総理大臣の退任時期が迫って来た。新型コロナ対策に埋没した1年間だったが、前任者が経済再生を重視し、ブレーキが効かない状況で、重責を果たしたご苦労に感謝したい。

 一方、海外に目を転じると、ドイツのメルケル首相が、16年間の長期政権を退く。常に、EU社会をリードしてきた大政治家が去る。

 雲の上の世界で、無頓着でいた人物が、目の前から消える時、その存在の大きかったことを思い知る。

★自民党総裁選(番外編):仮想

2021-09-26 08:03:42 | 日記・エッセイ・コラム
 9月29日に自民党の新総裁が決まると、10月4日に召集される臨時国会で、菅内閣総辞職・首班指名選挙を経て、新たな総理大臣が誕生する。

 衆議院議員の任期満了日が10月21日なので、新総理が、その後の政治日程を決めることになる。

 ついては、9月30日以降、自民党の役員人事、首相指名選挙・組閣が順調に進んでも、新首相の所信表明や各党の代表質問の扱い等々、調整を要する難問が山積している。

 政治評論家が、「衆院選は、11月7日投開票」と予想する背景は、G20の外交日程を考慮してのものだが、会期幅をどうするかを含めて、異例づくめになりそうな気配だ。

 国民が待望しているのは、新型コロナの終息と出口戦略であって、選挙の顔選びではない。

★自民党総裁選(後編):主張

2021-09-25 07:38:23 | 日記・エッセイ・コラム
 誰が自民党の新総裁に選ばれても、一つだけ、取り入れて欲しいものがある。

 それは、N候補が力説した「議員の定数削減と選挙制度の見直し」で、民主党政権下の2012年に、安倍自民党が合意しながら、放置して来たものだ。

 小選挙区で、有権者が落選させた候補が、比例で復活する制度は、実に不可解で、廃止すれば、必然的に議員定数の削減につながる。また、不祥事で失職した議員の補選も廃止すれば、歳費の削減が図られ、議員の心構えも違ってくる。

 選挙戦中、持論を軌道修正する改革派候補よりも、ダミーと言われようと、政治家としての矜持を吐露する姿勢に好感を持った。

 「関ヶ原の戦い」に例えれば、「東軍と西軍」はどちらなのか、また、誰が裏切り者になるのか等々、お家騒動の結末は、9月29日に出る。