プラチナ世代のマラソン旅行

時悠人chosan流処世術

★コロナ対策の日豪比較②:規制>マスク

2020-04-30 07:57:41 | 日記・エッセイ・コラム
 日本では、マスクは必須アイテムだが、オーストラリアには、マスク習慣がなく、保健省(日本の厚労省)も推奨していない。

 欧米で、最近、マスク着用を義務化しているのは、「感染拡大の防止」が目的で、「予防」ではない。

 また、日本の新型コロナウイルス専門家会議でも、「感染していない人が、不織布製マス クを着用することで、飛沫を完全に吸 い込まないようにすることは出来ない」としている。

 そのオーストラリアが、収束に向かっているのは、日本より6週間前に厳しい行動規制を徹底したことで、その成果が実りつつあるといえる。

 私は、日本が、正常な社会活動に戻るのは、どれだけ早くでも、6月以降になると覚悟している。

★コロナ対策の日豪比較①感染者数が逆転

2020-04-29 08:10:49 | スポーツ
 東京の新規感染者数は、26&27と二日連続で100人を下回ったが、28日には、再び三桁に戻った。
しかも、これは、東京だけの数字で、日本全体で見れば、到底、楽観出来る状況ではない。

 陸続きの欧米と比べても、無意味なので、同じ島国のオーストラリアと比較してみた。下表の感染者数の推移を見れば、対照的な違いが一目瞭然だ。
 
【新型コロナ感染者数の比較】
    3月下旬    4月下旬    増加数
 日本  約1,400人  約12,400人   約11,000人
 豪州  約4,000人  約 6,300人   約2,300人

 3月下旬、オーストラリアで、1日平均450人の感染者が出ていた頃、日本では約三分の一と少なかった。ところが、1か月後に逆転し、日本では、今もなお、1日200~300人の感染者が出ているのは何故だろうか。

 オーストラリアとニュージーランドは、徐々に、通常の社会活動に戻りつつある。娘は、9月の来日予定を止め、夫君の実家ダニーデンに行く検討を始めた。


★マスク同士の立ち話

2020-04-28 07:50:35 | 日記・エッセイ・コラム
 先週の土曜日、雨の中を歩いて買い物に行く途中、ジム以外で顔を合わせることがない友人と出会った。

 「最近、顔を見なかったけど、自宅療養?」とからかうと、「4月に入ってからジムに行かずに、ウォーキング。来月から休会する。」と、笑顔が返って来た。

 私は、フィットネス・フロアを利用しないが、健康上の理由で、温泉入浴を欠かせないので、29日から連休明けまでの休館中、代替策を思案している。

 マスク姿の二人の爺さんが、立ち話をする光景は異様だが、今はそれが自然に思えるほど、コロナに蝕まれている気がする。

 「そろそろ5分経った。一時間程歩いてくる」と言い残して立ち去る後姿を見送っていたら、ジョニー・レイの「Just walking in the rain」を懐かしく思い出した。


★コメントへのお詫び

2020-04-27 08:01:21 | 日記・エッセイ・コラム
 「暗愚のコロナ旅行」シリーズに対して、連日、多くのコメントを頂きまして、感謝しております。

 これもコロナに対する関心の高さを証明しているのだと、今までにない反応に驚いています。

 「暗愚」と冠記したのですが、この時期に旅行するのはふざけている、或いは、不真面目だと受け止められた人も多いようで、申し訳なく、お詫びします。

 寄せられたコメントを公開しませんが、どのようなコメントでもお寄せください。

 誰もが、コロナの脅威に怯えながらも、必死に向き合っている状況をわきまえ、記事に細心の注意を払って参ります。


★案愚のコロナ旅行:番外編(2/2)

2020-04-26 08:21:49 | 日記・エッセイ・コラム
 北陸新幹線の車内電光掲示板に、「When you cough, please cover your mouth and nose to prevent the corona virus infections」のテロップが、何度も流れた。

 JR東海では、東海道・山陽・九州新幹線で無料Wi-Fi環境を整備したのを契機に、3月13日をもって車内ニュース・テロップを廃止にした。

 これも時代の移ろいで、やむを得ないが、英語以外に、中国語や韓国語のアナウンスが流れると、国際列車に乗ったような風情があった。48文字以内の短文で速報性があり、私は重宝していた。

 JR東日本管轄の北陸新幹線は、まだサービス提供しており、「咳エチケット」の表現を暗唱したが、使う場面が無いことを願っている。