昨日、仕上げた答弁書を携えて、金沢地裁民事部を訪ねた。
担当書記官が、答弁書をチェックしている間、不気味な静けさが漂った。奥のデスクからホッチキスを持ってきて、「正副二通をとめて下さい。」と言われ、形式的な不備はないと安堵した。
たかだか2ページしかない答弁書を作成するのに、長時間を要し、法律用語の難解さを再認識した。
例えば、「推定、推量、推測」、「認容と容認」、「思料と思慮」等々、かなりシビアに使い分けたつもりだが、裁判官や弁護士に私の思いが正確に伝わるかどうか、今もなお、不安が払しょくできない。
ついては、日本の民事訴訟は、書面主義なので、準備書面のやり取り(一回目だけ答弁書と呼称)で、裁判が進行する。ましてや、地方裁判所での代理人は弁護士に限定され、原告には、二人の弁護士がついているので、法律の専門家が読むレベルに合わせないと、裁判が進行しない。
5月の第一回口頭弁論期日には、30数年ぶりに法廷に入る。ぼけ老人の頭には、良い刺激になると、心地よい緊張感に包まれている。
担当書記官が、答弁書をチェックしている間、不気味な静けさが漂った。奥のデスクからホッチキスを持ってきて、「正副二通をとめて下さい。」と言われ、形式的な不備はないと安堵した。
たかだか2ページしかない答弁書を作成するのに、長時間を要し、法律用語の難解さを再認識した。
例えば、「推定、推量、推測」、「認容と容認」、「思料と思慮」等々、かなりシビアに使い分けたつもりだが、裁判官や弁護士に私の思いが正確に伝わるかどうか、今もなお、不安が払しょくできない。
ついては、日本の民事訴訟は、書面主義なので、準備書面のやり取り(一回目だけ答弁書と呼称)で、裁判が進行する。ましてや、地方裁判所での代理人は弁護士に限定され、原告には、二人の弁護士がついているので、法律の専門家が読むレベルに合わせないと、裁判が進行しない。
5月の第一回口頭弁論期日には、30数年ぶりに法廷に入る。ぼけ老人の頭には、良い刺激になると、心地よい緊張感に包まれている。