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★国土強靭対策(前編):防災は忘災から!

2019-09-26 08:03:50 | 旅行記
 台風15号に見舞われた千葉県の復旧遅れは、今の日本が抱える問題を浮き彫りにした。

 政府が掲げる「国土強靭計画」は、きめ細かく問題点を網羅しているが、予算措置が出来ず、未実施のものが多く、災害の後追いになっているのが現実だ。

 千葉県の停電復旧作業の遅れは、東京電力の見込み違いだけを責めるわけにはいかない。気象庁が、非常緊急情報を発出したにも拘わらず、事前の準備を怠った行政の意識の欠如(=忘災)を看過できない。

 温暖化が進み、「災害は忘れた頃にやって来る」から「忘れなくてもやって来る」時代になった。「防災は忘災から」と肝に銘じたい。

 毎年、自然災害による被害が出る最大の原因は、国土面積の7割を占める森林の荒廃にあり、政府の無策による責任は、極めて重い。


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