プラチナ世代のマラソン旅行

時悠人chosan流処世術

★向こう三軒両隣(前編)

2019-06-30 09:33:42 | 日記・エッセイ・コラム
 現在の地に自宅を構えて40年。ホタルを追いかけたり、キジの鳴き声を聞いて、外に飛び出した子供たちも巣立って久しい。

 我が家の南と西側は畑、東側は駐車場だったので、風通しが良く、採光面でも恵まれていたが、昨年、すべて宅地化され、12軒の住宅が建った。

 境界を接するように家が建ったので、昼間でも居間の電灯をつけないと暗く、風通しも悪くなった。

 しかし、高齢者が多い町内にあって、若い世代の家族が多くなり、幼子の元気な声に元気づけられる。
同時に、生活スタイルの違いもこれありで、適応するのに戸惑いを感じている。
 

★旅は「一期一会」

2019-06-29 08:24:05 | 日記・エッセイ・コラム
 「一期一会」は、茶道に由来することわざだが、その機会は二度とめぐってこないと心得て、出会いを大切にする表現として引用されることが多い。

 しかし、人と人との出会いに限らず、世の中のありとあらゆる事象に対して臨む心構えとしても有意義だと、この年齢になってしみじみと噛みしめている。

 若い頃、仕事の納期を守る責任感で、時間の有限性を感じたが、今は、命のカウントダウンの現実性に変わった。

 今年は、昨年以上に体力の衰えを実感しているので、あたら無為に時間を浪費することが出来ない。「一期一会」を求めて、また旅に出たい。
★屋久島紀行②運を呼ぶ
 6月17~20日の旅行期間中、台風・噴火・地震・豪雨が重なった悪条件をかいくぐって予定通りに旅行できたことを、私は、偶然の所産ではなく、運を呼び込んだと思うことにした。 過去......

★似非お一人様生活(後編)

2019-06-28 08:19:48 | 日記・エッセイ・コラム
 私は、小学一年生の時に父と死別し、かぎっ子生活を余儀なくされたので、自分の食事を作ることは苦痛ではない。

 また、二回の単身赴任時は、週末に寮の食事がなくても、外食や自炊が仕事のストレス解消になった。

 しかし、今回、外食を止めて自炊しようとしたら、後片付けから生ごみの分別処理まで、毎日のルーティン・ワークにかなりの体力を要すると実感した。

 さて、我が家の食事に関する分担は、私が朝カフェと昼食を担当し、朝・夕食は妻の役割になっている。

 その他、諸事を加えて、総体的には、7対3くらいの比率だと思っていたが、質の重さを考慮すると8対2で妻に荷重がかかりすぎているようだ。

 老々介護を避けて通れない年齢域に達したので、親子より長い年月を共にする伴侶に対する考え方を見つめ直すべきだと、軽い自己嫌悪に陥っている。

★似非お一人様生活(前編)

2019-06-27 08:45:44 | 日記・エッセイ・コラム
 妻の母は、病知らずで元気だが、それでも90を過ぎてから、週3回、デイケアのお世話になっている。

「親孝行したいときには、、」と後悔しなくてよいように、毎年、様子を見に行くように勧めても、私の下心を見透かすように、一向に乗ってこなかった。

 しかし、先日、妹からの電話に触発されたのか、自分から行ってよいかと訊くので、勿論、顔には出さなかったが、内心「しめしめ」と思った。

 妻が、何年かに一度、実家へ帰るとき以外、一人で過ごすことが殆どない生活を窮屈に感じるので、留守番役は願ってもない機会だった。

 しかし、短期間のお一人さまは気楽だが、現実になるのは、やはり遅い方が好ましいと痛感する事態になろうとは、、。"(-""-)"
 

★鬼の居ぬ間に

2019-06-26 09:18:38 | 日記・エッセイ・コラム
 今朝、実家へ帰る妻を駅まで送った時、警察官の姿がやたら目についた。

 コインロッカーやごみ箱等の利用規制も始まり、物々しい警戒態勢を見ると、否応なしに大阪サミットが近づいたと感じるが、世捨て人には無縁な世界だ。

 さて、今日から三日間、のんびり気ままに過ごせると思うだけで、心浮き立つ思いに包まれる。

 やりたいことが多すぎると、何から手を付けて良いか迷ってしまい、結局、無為に過ごすので、優先順位をつけてみる。ところが、日頃、惰性で動くことに慣れきっているので、思うよにはかどらない。

 何をどうしようと、監視の目が無いのに、何もできないなんて実に悲しい。にわか”おひとり様”生活は、予想以上に窮屈で退屈する。その愚痴が、一番、ぜいたくなことと反省し、部屋の片づけから(^_-)-☆。