プラチナ世代のマラソン旅行

時悠人chosan流処世術

★4月3日までブログ小休止

2006-03-24 09:37:08 | 日記・エッセイ・コラム

 明日(25日)から4月3日まで、ブログをお休みします。 「南イタリア」の旅です。今回は、ポンペイ遺跡やカプリ島、アルベロベッロやマテーラ等を回り、最後にローマに立ち寄り、ミラノ経由で帰国します。

 この4月から2年間、町内会の役員を仰せつかったので、当分、長期不在が許されなくなりそう。高齢化が進むだけに役員の引受け手がなく、覚悟を決めましたが、時悠人としてはかなりのストレスが溜まりそう。

 新役員を選出する総会当日に旅行中というのは、前代未聞。いささか不謹慎と思いつつ、3ヶ月前からの計画優先と相成りました。これも時悠人の特権(?)とお認め頂きたい。単なる身勝手、かも。ではしばし、アルベデルチ!


★お彼岸に悲願達成!

2006-03-21 16:04:14 | 日記・エッセイ・コラム

暑さ寒さも彼岸までというが、当地金沢は、「春は名のみの風の寒さや~♪♪」がぴったり。自宅前の貸し農園には、畝を耕す姿が日に日に多くなり、春の気配が漂うのだが寒暖の差が激しく不安定な天気が続いている。

先週、市の広報車がスノータイヤをはずさないようにと異例の注意を呼びかけた翌日、予報が見事に的中した。3月には珍しい10センチをこえる積雪。ノーマルタイヤに取り替えていたドライバーが慌てて元に戻す光景をあちこちに見かけた。

日差しはあるが風が強いので外出をひかえ、WBC決勝戦をのんびり観戦。日本チームが宿敵キューバを破り、初代チャンピオンに輝いた。韓国に2度も負けながらの優勝だけに後ろめたい気もするが、ルールはルール。素直に選手の健闘を祝したい。                                   

                                     

「彼岸に悲願がかなった!」などと、親父ギャグを発して一週間振りにひとりビールを飲んだ。あきれ顔で見ている女房に、「勝負は勝たないと無意味だ」と独り言を言いながら悦に入る。他愛の無い彼岸の老夫婦の情景。


★民意って??

2006-03-20 09:15:56 | 日記・エッセイ・コラム

 岩国市で行われた米軍空母艦載機移転計画に関する住民投票結果は、圧倒的にノーだった。だが、法的拘束力が無いとして、政府は日米合意を優先する見解を示した。一方、小泉首相は、郵政民営化について「民意を問う」として昨年9月、衆議院を解散し総選挙を断行した。

 最近、「民意ってなにか?」との疑問が私の頭を離れない。「民意を問う」という行為自体がもつ意味と民意の拘束力・影響力の両面で私の悩みは深くなる。「民意を問う」主体が誰(どこ)かにもよるが、一定の結果を予見して、その正当性を証明するために行うのであれば、ガス抜きにも似た形式的な調査と大差ない。しかし、賛否両論が拮抗し、最大公約数を求めるためのものであれば、その結果は尊重されるべきだ。

 衆議院解散は、議会制民主主義を踏みにじった暴挙なのに、選挙で自民党が圧勝したために「国民は民営化賛成だ」となり、先に反対した議員までもが民意を尊重するとして賛成票を投じた。岩国市の場合、90%の住民が反対の意思表示をしたが、国防戦略は国益であり、国の責任範囲とのスタンスだ。沖縄の普天間基地移転問題の地元要望も同様の扱いだ。                        

                                      

 国益とは民意と異なる次元で判断するものなのだろうか。それなら国益を測る尺度と判断基準を明確にして貰いたいものだ。


★第22回金沢ロードレース大会

2006-03-19 12:22:33 | スポーツ

2006年3月19日、早春の金沢市郊外を駈け抜ける「第22回金沢ロードレース大会」が開催された。北陸の各地でマラソン大会が開催されるようになると、長く厳しい冬もようやく終りを告げるが、今日は風が強く雨模様の肌寒い日になった。

外を走る機会を待ちわびる気持ちは、当地のランナー共通の心理。私達夫婦もハーフと10キロの部にそれぞれエントリーしていたが、花粉症に悩む私には強風条件下のレースは避けざるを得ず、二人揃って欠場した。先週、能登で開催された「なかじま万葉の里マラソン」もランナーには厳しい荒天で、不安定な今冬の天候を象徴するかのようで恨めしい。

 レース後、会場近くの温泉浴場に立ち寄りのんびり過ごす予定が消し飛んでしまった。だが、絶望的だったWBCの準決勝「韓国VS日本」のゲームをテレビ観戦出来ることになったのは、何とも皮肉だった。三度目の正直で、日本チームの勝利を祈りたい。


★テーマパークと経済効果

2006-03-18 10:17:32 | 日記・エッセイ・コラム

 北海道の旭山動物園の入園者数が年々増え続け、今年も全国一位の上野動物園に迫る勢い。気象条件や地域的なハンディを考えるとすごいことだ。独自のアイディアを学ぼうと、全国の動物園関係者の訪問ラッシュとか。            

                                                     

 さて、国内で一番集客力があるテーマパークは、東京ディズニーランド。国内だけでなく、アジア諸国までもマーケットに巻き込んだ盛況振りだ。ほかにも大阪のUSJや平戸のハウステンボス、志摩スペイン村等々、同様のテーマパークが乱立気味だが、TDLを除けば、いずれも経営状況は厳しいのが現実。                                                                                

 不思議なのは、なぜ、外国の施設ばかりを作るのかである。かっこいいとか楽しいというのは、テーマパークの一番大切な要素だし、その経済効果も否定する気はない。だが、物珍しさだけではやがて飽きられ、採算がとれなくなるのは明白だ。それ以上に、日本文化よりも外国文化に迎合する価値観に一種の不安を感じる。

 踏み込んで言うなら、日本のレジャー産業を下支えしているのが外国のテーマパークであることが一番不満だ。 旭山動物園に見習い、創意工夫によって日本独特の伝統文化や歴史的遺産を大切にはぐくんで行かないと、ウエルカム・ジャパン構想も空しく響く。