プラチナ世代のマラソン旅行

時悠人chosan流処世術

★老いの自覚(番外編):思い違い

2022-05-29 08:08:57 | 日記・エッセイ・コラム
 糖尿病の怖いところは、初期の頃は、自覚症状がないので、知らぬ間に症状が進行する所にある。

 加齢とともに、インスリンの分泌量が減ったり、効きにくくなり、糖分を細胞の中に取り込み難くなり、高血糖となり、血管を傷つけるので、体のさまざまな部分で合併症が起き始める。

 健康な人でも、「階段昇降がつらい・歩くのが遅くなった・頻尿」などを老化と思いこむのは、危険だ。高齢者は、若い人より感知機能が鈍いので、異変に気付いた時には、糖尿病が進んでいる可能性がある。

 また、糖尿病は遺伝するので、身内に罹った人がいるようなら40歳を過ぎたら、「生活習慣」を見つめ直すことが重要だ。

 ちなみに、肥満の人が、発症し易いのは確かだが、私は、172㎝・56㎏で、飲酒・喫煙習慣もない。「食事と運動」療法で、一生涯、付き合う以外、完治しない病気と心得たい。

★老いの自覚(後編):予兆

2022-05-28 08:08:10 | 日記・エッセイ・コラム
 「人生100年時代」と言うが、不健康期間(=平均寿命-健康寿命)が、男性で約9年、女性で約12年だそうなので、元気に活動できるのは、一応、男性で70歳、女性で73歳が、一つの目安になる。

 その節目を迎える頃から、加齢に伴う身体機能の不都合が増えてくる。具体的な病気が無くても、疲れやすい・回復が遅い等々、老化が、確実、かつ、無遠慮に押しかけてくる。

 さて、金沢市で実施している年一回の健康診査は、18~39歳までを「若年者健診」、40歳以上を「特定健康診査」に区分し、「全員共通の基本項目」のほかに、年齢別の「受診項目」を設けている。

 先日、私と妻に届いた通知書を見たら、該当する特定受診項目がなかった。高齢者が最も不安視する「もの忘れ」健診ですら、上限年齢が76歳だった。

 誰が名付けたか知らないが、70歳を前期高齢者、75歳を後期高齢者とは、いい得て妙だ。"(-""-)"

★老いの自覚(前編):事故続き

2022-05-27 09:01:40 | 日記・エッセイ・コラム
 私は、まだ介護保険の世話になったことが無いが、その時期が近づいてきていると予感している。

 先週、頭痛とめまいが数日間続き、歩くと斜行するので、脳神経外科を訪ねた。CTスキャン等で検査の結果、第5頚椎の炎症が判明した。加齢によるすり減りか、外的圧力かが不明なので、当分、3種類の薬を服用し、経過観察となった。

 5月22日、自転車で転倒した拍子に、深さ60cmほどの側溝に転落した。水が流れていたのが不幸中の幸いで、右腕と足の裂傷と左ひざとふくらはぎの擦過傷と顔面擦過傷で済み、頭部に異常が無かった。

 しかし、出血がなかなか止まらず、4日目にして、ようやくシャワーの利用許可が出た。全身打撲のせいで、動作が緩慢だが、救急車のお世話にならなかったことを喜んでいる。

★相撲人気

2022-05-22 09:28:59 | スポーツ
 今日、第106回高校相撲金沢大会が開催されることを知っている人は、少なく、元横綱輪島、元大関出島のほか、現役の遠藤や炎鵬等の名力士を生んでいる相撲どころの割には、盛り上がりを欠く。

 高校相撲金沢大会の歴史は、夏の甲子園野球よりも古く、アマチュアスポーツ大会としては日本最古なのに、野球やサッカーの場合、マスメディアが有力チームの紹介や、見所を報じても、相撲に関しては、露出度が少ない。

 プロ界でも同じ傾向のようで、大相撲は、野球やサッカー人気の後塵を拝している。「国技」の名を冠する割には、不人気なのが解せない。

 相撲界特有のしきたりや風習、或いは、一つ一つの所作を理解すれば、「国技」と呼ぶに相応しい伝統と格式に思いいたるのだが、”映え”を追う人達の興味をそそらないのだろうか。"(-""-)"

★お粗末な阿武町

2022-05-20 08:40:44 | 日記・エッセイ・コラム
 山口県阿武町が、誤って、臨時特別給付金4630万円振り込んだ事件の経過が、明らかになればなる程、町役場のお粗末な対応に愕然とする。

 データ以外に、間違った内容の依頼書を銀行に渡す必要があったのかどうかさえ、理解に苦しむ。

 そのことよりも、行政の責任者が、「誤振り込みの非は、私たち町にある。ただ、お金を返していただけたら、それでいいんです」と繰り返すようでは、住民の貴重な税金をどう考えているのだろうか?

 さて、フロッピーディスク(FD)によるデータ保管は、もはやすでに前代の遺物となった。2000年代に入ると、FDを搭載するパソコンはマイナーな存在だ。

 文書の保管なら、それも許容範囲だが、記録容量が少ないFDにデータを保存している行政機関は、ほかにも多いに違いない。政府が進める「ディジタル化」の実現時期は、気が遠くなる将来になりそうだ。