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時悠人chosan流処世術

★chosan流の般若心経(番外編)

2019-09-22 07:54:54 | 日記・エッセイ・コラム
 一部の宗教家は、「般若心経は虚無思想」との批判に対し、素粒子物理学で説明したり、ニュートリノ理論やDNAをもちだすが、難しい理論はどうでもよい。

 物体は分子の集合体だから、例えば、ギターをバラバラに壊せば、木と金属と弦になる。逆に、木と金属と弦を使ってギターが出来上がるので、ギターという物体自体は、唯一無二の存在とはいえない。

 禅問答のようだが、これが「色」と「空」の関係であり、これを理解すれば、「色」に対する執着心が消える。言い換えれば、実体のない仮の物から解き放たれ、平安な世界へと導かれる気がする。

 日常生活において、文明の利器を追い求めず、知恵を尽くせば、豊かな生活を送ることが出来ると思う。