プラチナ世代のマラソン旅行

時悠人chosan流処世術

★肩すかし

2010-08-31 08:50:21 | 日記・エッセイ・コラム

 前3回にわたる「真夏の悪夢」は、やはり夢のままに終わる気配が濃厚になった。

 8月27日の小ブログで、「表舞台での議論を通じて、国民の合意を得る『真の民主主義』が根付くか否かが問われている」と、期待感を込めて書いた。

 しかし、その後の情勢は、伝書鳩が蝙蝠のように暗躍し、今日中にも「菅・小沢会談」を開き、”トロイカ体制”で挙党態勢を保持し、小沢出馬辞退で終止符を打ちそうだという。これでは、国民不在で政権与党の座に執着した政権交代前の自民党と全く同じだ。

 マニフェスト見直しと貫徹で立ち場を異にする二人の論戦を通じて、この国の民主主義が一皮むけると期待した私が愚かだった。せめて、日米対等を主張する小沢氏が、普天間問題でどういう打開策を示すかだけでも知りたかった。


★真夏の悪夢(番外編):小沢一郎への期待

2010-08-29 10:04:43 | 日記・エッセイ・コラム

 「口下手・不器用」で、「剛腕・壊し屋」というのが、政治家「小沢一郎」に対する一般的な評価になっている。それが、折々に顔を覗かせるのも事実だ。

 田中角栄の申し子と評されるときも、金権政治体質を指しており、良い意味で使われることはない。が、田中角栄の「日本列島改造論」は、我が国の高度成長戦略の根幹を形成し、大きく結実したのも歴史的事実だ。

 私が、小沢一郎の言動を注目したのは、1991年の東京都議選で都連と対立した時だった。選挙の敗北責任をとり自民党幹事長を辞任。1993年、次期総理の椅子に手が届くポストを蹴って離党した。その後、新生党・新進党・自由党、そして民主党へと彼の言動は常に政局絡みで注目を浴び続けた。それは、それだけの存在感と力量・能力を持っている証しでもある。

 メディアは、彼の政治業績について報じないが、「小選挙区制」「党首討論」「記者クラブ制度の撤廃」等は、小沢一郎が導入したシステムの代表例だ。「政治倫理審査会」も小沢氏によるものとか(本人談)。

 2009年7月、当時の鳩山首相が「個人献金偽装問題」で政倫審委員の過半数が開議に賛成したが、強制力が無く、本人欠席で幕を閉じている。同じ脛に傷を持つ鳩山・小沢が小沢氏が作った政倫審の対象になる事案を抱えているのは、何とも皮肉な話だ。

 いずれにせよ、表舞台を避け続けた小沢一郎が、民主党代表選に名乗り出た。国民の前で、堂々と個々の政策と財源だけでなく、具体的なアプローチ戦略を説明してくれることを祈るような思いで待っている。


★猛暑の挨拶異変

2010-08-26 14:26:02 | 日記・エッセイ・コラム

 「生きていたか?」と声をかけられ、「なんとかね!」と答える。そして、お互いにニヤリと笑う。随分、乱暴な会話だが、最近、ジムで友人Nと交わす挨拶がこうだ。

 昨日は、22日のトライアスロン大会に出場した走友の成績が話題になり、「いつもならレースの翌日に必ず電話してくるのに、無いところをみると駄目だったか、疲れて死んだかな」とN君は笑った。

 さて、今朝のTV番組で、「リア充」とは、「リアル(現実)の生活が充実している人物を指すインターネット・スラング」だと知った。Wikipediaの解説では、2007年夏ごろにブログやツイッターで流行したとあった。ラジオの新語・流行語紹介コーナーで、新情報吸収に努めているが、「なるほど」と感心するよりも、何でも短縮する味気なさを感じるものが多い。

 我々の会話のように、現実と非現実を混同するのも如何なものかと思うが、連日の暑さに、ストレスがエスカレートして、モラル欠如となったかっこうで、許されたい。


★猛暑の悪夢

2010-08-25 09:46:55 | 日記・エッセイ・コラム

 暦の上では秋なのに盛夏と錯覚する日が続いている。熱中症で病院へ搬送された人の数も全国で4万人を超える記録的な数字のようだ。

 昨夜、パースに住む娘から電話が入った。日本の猛暑の様子がテレビで報じられ、心配してのことだった。が、電話に出た妻は、「35度を超えた位で大騒ぎするなんて、こっちの人は笑ってるわよ。パースでは40度以上の日だって珍しくないもの」と言われた。

 パースの夏は、気温が高くても朝夕は涼しいし、湿度が低く、日本のように蒸し暑くはない。今は冬だが、20度前後で過ごし易いようだ。

 金沢では、猛暑日こそないが最低気温が25度を下回らない熱帯夜続きで、寝苦しい。しかし、チリの落盤事故で生埋めになっている人達や、道路が陥没し陸の孤島と化した天人峡温泉の宿泊客の不安を思えば、自力で危険を回避出来る状況にあることを有難く思う。


★残暑厳し!

2010-08-17 14:51:22 | 日記・エッセイ・コラム

 残暑とは名ばかりで、”暑い”と口にするだけで、暑くなりそうな日々が続く。つい、「言うまいと思えど今日の暑さかな」と愚痴が口をついて出る。

 金沢の8月の平均気温が沖縄那覇を上回るなどと言うのは前代未聞で、いささか夏バテ気味だ。さいわい、食欲はあるので気分的な問題だが、この一週間で体重が2㎏減った。

 熱中症には細心の注意を払っているが、自己の意思と無関係に仕事に追われる人達にはご同情申し上げる。

 というわけで、お伝えしたい話題は多いのだが、休養に努めることとしたく、気が向くまでブログを休止したい。言うまいと思えど、今日の暑さかな~・・・。