プラチナ世代のマラソン旅行

時悠人chosan流処世術

★奇遇(後編):兄の近況

2019-07-31 08:11:43 | 日記・エッセイ・コラム
 30数年ぶりに再会した友人との思い出を回顧しながら、ジムの露天風呂に身を沈め、汗を流した後、自宅近くのマーケットに寄ったら、兄と顔を合わせた。

 近くに住みながら、マイペースの生活を送っているので、1月の姉の葬儀以来、半年ぶりだった。

 近況を訊くと、肺がんで1か月間、入院していたが、幸い、初期段階だったので術後の経過も順調と聞き、安堵したが、主治医は、高齢(88歳)なので、体力が手術に耐えられるかを懸念したそうだ。

 幼くして父を亡くした私には、父親代わりなので、奇遇と言うと不謹慎で、日頃の無沙汰を恥じている。

★奇遇(前編):旧友との再会

2019-07-30 07:58:14 | 日記・エッセイ・コラム
 28日(日)の午後、ジムの入り口で、声をかけられ振り向くと、名古屋勤務時代の同僚だった。

 ともに単身赴任だったので、仕事以外の付き合いも多かったが、その後、私は東京に転じ、彼は金沢へ戻ったので、30数年ぶりの再会だった。

 彼は、現在、石川県山岳協会の会長として活躍しており、7月27~28日に金沢で開催された「第40回北信越国民体育大会スポーツクライミング」大会の実行委員長を務めていた。

 積もる話をしたかったが、「場所を変えて表彰式だ」というので、後日の約束を交わして別れた。

 私が、いつもと同じ時間に家を出たり、ジムがスポーツクライミングの競技会場になっていなければ会えなかったと思うと、まさに奇遇だった。

★無縁な北陸新幹線の延伸計画

2019-07-29 08:04:14 | 日記・エッセイ・コラム
 関西方面に出かけるたびに、車窓越しに見てきた北陸新幹線の工事の進捗状況に変化が起きている。

 金沢・敦賀間の開通時期が、当初予定より3年前倒しの2022年になり、沿線自治体の期待度を反映するかのように、遅れ気味だった工事が本格化してきた。

 しかし、小浜・京都ルートは、遺跡調査や敷地買収の難問山積で、新大阪までの全線開通は、まだ相当先になるので、私が乗る機会はなさそうだ。

 しかも、全線開通しても、30分程度の短縮なので、個人的には、在来線特急で十分で、それ程有難みを感じない。

 北陸新幹線は、半世紀前の「全国新幹線鉄道整備法」(1970年に公布)に基づくが、東京・大阪間のリニア構想が浮上した現在、建設投資額とメリットを考えると、二重ルート化の意義が薄れた気がする。
★猛暑の悪夢
 昨日のローカル紙のトップは、北陸新幹線の金沢~敦賀間の工事費用が、当初の見積もりよりも約2,200億円、また、九州新幹線の武雄温泉~佐賀間でも約1,200億円増えると報じたが、批......

★老いの証明(後編):何気ない心地よさ

2019-07-28 08:38:54 | 日記・エッセイ・コラム
 久しぶりに大乗寺丘陵公園までジョギングに出た時、男性が「おはよう」と声をかけて来た。

 誰だかとっさに分からず、「おはようございます」と応じると、「奥さんは?」と問われ、記憶がよみがえった。「先に」と前方を指さしたら、「そうでしたね」と笑顔が返って来た。

 私と妻が、家の前を通ると、いつも花壇の水やりの手を止めて「元気ですねぇ!」と声をかけてくれた。が、徐々に「奥さん、先に行きましたよ」になった。

 今では、妻と走るコースも時間帯も別々なので、ちぐはぐな会話だなと思いながら、名前も知らない者同志で挨拶を交わす平穏な心地よさを感じた。

★老いの証明(前編):疲れもケガも

2019-07-27 07:57:50 | 日記・エッセイ・コラム
 17日、長命寺の急な石段を踏破した際、両膝への負荷が大きくて、疲れが抜けるのに手間取ったが、まだ、登る元気があるのだと気を取り直している。

 回復が遅いのは、老いの証明に違いないが、気長に養生できるのも、また、老いてこそと思うと気楽だ。

 さて、3月に左手中指を車のドアに挟み、不自由をかこっていたが、ようやく爪が生えかわりそうだ。まだ、薄爪なので触ると痛いが、関節周辺の傷が完治し、生活に支障がなくなった。

 ついては、70歳を過ぎた頃から、階段で躓いたり、自転車で転倒したりして生傷が絶えないが、老化ではなく、生来の粗忽さが原因なのだと決め込んだ。

 痛いと感じるのは、すべて生体反応だと考えれば、「老い」なんぞ何でもない。