プラチナ世代のマラソン旅行

時悠人chosan流処世術

★chosan流の般若心経(前編)

2019-09-20 08:03:49 | 日記・エッセイ・コラム
 「般若心経」を読み始めて1か月を過ぎ、おぼろげながら教えのポイントが私なりに分かってきた。

 お経が僅か262文字なので、反復し易く、なんとか暗記した。数あるお経の中で「般若心経」が多くの人に親しまれる理由もここにありそうだ。

 散歩しながら、般若心経を唱えると、雑念が消え、心理状態としては、まさに「空」になる。ジョギング中に、思考力が低下する現象と同じだ。

 さらに進めば、「ランナーズ・ハイ」で、肉体は疲れているのに、苦しい気持ちを超越し、一種の陶酔感を味わうように、「空」の状態に達すると、心の安らぎを感じる。

 宗教学者は、難しい定義を並べるが、chosan流解釈は、何事にも無執着な心理状態に昇華することだと受け止めている。