プラチナ世代のマラソン旅行

時悠人chosan流処世術

★南半球のクリスマス③ダニーデン

2009-01-31 10:20:13 | 日記・エッセイ・コラム

Kana_wedding3_223Kana_wedding3_171  ダニーデンは、「南のエディンバラ」と言われるほど、スコットランド文化を色濃く残す街だ。オタゴ大学やダニーデン鉄道駅、或いは、ファーストチャーチ等、町中のそこここにその面影を留める建物が残っている。Kana_wedding3_156  また、アルバトロスやキガシラペンギンの生息地として有名なオタゴ半島を抱える自然豊かな南島二番目の人口12万人の都市だ。Kana_wedding3_155_3

 12月27日、オタゴ半島へドライブした時、昼寝中している野生のアザラシが近寄っても逃げないのには驚いた。Kana_wedding3_138 Kana_wedding3_140 そのすぐ横のブッシュにウサギを見つけカメラを向けたら、背を向けられた。

もう一つ、ダニーデンで忘れてならないのは、ギネスに登録されている「世界一急な坂」(ボールドゥイン通り)。Kana_wedding3_206 Kana_wedding3_196 写真で急斜面を描写するのは難しいが、実際に歩いてみて実感した。Kana_wedding3_203さらに南下すると、かの有名なスチュアート島がある。次回の訪問時の楽しみにと約束し帰国した。


★南半球のクリスマス②

2009-01-30 10:12:57 | 日記・エッセイ・コラム

Kana_wedding3_059 Kana_wedding3_022 クライストチャーチの中心部に位置するハグレー公園の面積は、約160ha。東京の日比谷公園の10倍もある広大な公園では、朝夕に散歩やジョギングを楽しむ姿が目についた。

 24日の朝、クライストチャーチから南へ約400㎞のダニーデンへ移動した。クライストチャーチは、倉敷市と姉妹都市で、ダニーデンは小樽市と姉妹都市だというが、いきさつは知らない。Kana_wedding3_096 Kana_wedding3_103 26日に結婚式を行うホテル(写真右は披露宴会場)に4日間滞在したが、すぐ近くのポタニック・ガーデンでは、やはりバラ園がひと際、目をひいた。

Kana_wedding3_30025日、新郎の実家のクリスマス・パーティに招待された。パーティ当日が先方の両親との初顔合わせなので当惑したが、キウイは実にフランクだ。クリスマスの過ごし方は、両親の家に子供たちが集まり、一緒に食事をしたり歓談する日本の正月と思えばよい。 Kana_wedding3_233_2

日本と唯一違うのは、25日は殆どの店が休業することだ。マーケットやファーストフードの店もすべて営業しないので、外食出来ない。日本のような馬鹿騒ぎする光景は見当たらない。外国文化に柔軟な受容性を評価すべきなのか、それとも、、、?


★南半球のクリスマス①

2009-01-29 10:22:36 | 日記・エッセイ・コラム

 Kana_wedding3_043真夏のニュージーランドから帰国して、1か月。結婚式後の雑務もようやく一段落した。カメラ好きのマオリ系キウイがCDに収めてくれた写真の枚数だけで1,000枚もあり、整理するのも一苦労だ。作業の手を止め、当時の思い出を辿る余裕が出てきた。Kana_wedding3_042_2

挙式はダニーデンだったが、娘夫婦の住まいはクライストチャーチなので、3年ぶりの市街地散策を満喫した。12月24日は、クリスマス・イブ。町の中心にある大聖堂前の広場では、クリスマスイベントで賑わい、市街中心部を走るトラムもクリスマス用に装飾を施し、華やいだ雰囲気がみち溢れていた。

Kana_wedding3_026 「ガーデン・シティ」と呼ばれ、イギリス文化が色濃くにじむクライストチャーチは、今が夏。南北の違いはあるが、緯度的には札幌から旭川に該当するが、気候的には全く異なる。雪は殆ど降らないし、夏でも湿度が低いので過ごし易い。ただ、「一日に四季がある」と言われ、真夏でも朝夕の気温の変化が激しいので、長袖は必携だ。Kana_wedding3_039 Kana_wedding3_008 Kana_wedding3_034_2今は、桜の花が散りバラやアジサイなど日本でもお馴染みの花が咲き誇り、市中を流れるエイボン川ではパンティングにいそしむ姿が目につく。

ホワイトクリスマスに馴染んだ身には、陽光がまぶしいグリーンクリスマスに戸惑いを感じた。


★筋トレは単調!されど、、、。

2009-01-27 09:57:28 | 日記・エッセイ・コラム

 昨日、3か月振りにジムで「体成分測定」をしてもらったところ、「上半身の筋肉が不足」との評価だった。インストラクターから、「下半身は、標準レベルだが上半身が極端に劣る」と言われ、「筋トレ、ちゃんとやってますか?」と詰問された。

 毎回、同じ指摘を受けながら実践しない己の頑迷さに感心するが、なぜか筋トレが好きになれない。何事につけても、同じことをただ繰り返す単調さが大の苦手なので、生理的に合わないのかも知れない。

 さて、ランニングは、その典型的な単調な運動ではないかと問われそうだが、私の感覚は全く違う。確かに、同じ動作を繰り返す運動だが、視界に入る景色が変化するので、新鮮な刺激を受け続け、ストレスを感じない。むしろ、新たな刺激を求めるモチベーションが作用し、走ることそのものが楽しく感じられるのだ。

 楽しく走るためには、筋力アップが必須条件なのに、適当な負荷をかけてお茶を濁しているのだから困りものだ。前回のブログで、メタボ対策には有酸素運動よりも筋トレが有効と書いた。私は、メタボとは程遠い”るいそう体形”だが、自分が実行出来ないことを他人に勧めるのは如何なものかと反省している。


★メタボには有酸素運動より筋トレ

2009-01-23 16:49:04 | 日記・エッセイ・コラム

 以前、通っていた病院では、毎月、顔を合わせていた友人に1年ぶりに出会った。主治医がクリニックを開業して以来、会う機会がなくなったのだが、彼も同じクリニックに転院していたと知った。「同病相憐れむ」わけではないが、お互いに糖尿病という共通の悩みを抱えているので、久しぶりに話し込んだ。

 彼は、私より年下だが、心なしか頬がこけ、老けて見えた。HbA1cが6以上の高値状態が続いており、主治医から筋トレをするようにとの指示を受けたとか。「週3回、ジムで有酸素運動をしているのに」とのぼやきが出た。正確な血糖値は、HbA1cで測定するが、その正常値は 4.3~5.8%とされる。私の場合、数年間6以下になることはなかったが、3か月前から5.5~5.7のゾーンで安定している。

 一般的には、血糖値が高い人やメタボ対策には、有酸素運動が良いと言われる。異論はないが、最も留意すべきなのは「基礎代謝量を高めること」だ。有酸素運動は、運動をしている間しかエネルギーを消費しないのに比べ、基礎代謝は寝ている間にもエネルギーを消費する。筋肉量を増やせば基礎代謝が増えるから、筋トレの必要性は歴然としている。

 筋トレと言ったって、何も器具を使う必要はない。腹筋と腕立て伏せ、欲張るならスクァットも加えて無理のない範囲で実践するように勧めて別れた。一ヶ月後の再会時が楽しみだ。