プラチナ世代のマラソン旅行

時悠人chosan流処世術

★第4回金沢マラソン:高齢ランナー奮戦記

2018-10-31 08:43:10 | スポーツ
 25㎞付近で、沿道の人とランナーの会話が耳に入った。長野県から参加した85歳の男性だったので、彼をペース・メーカーに決めた。

 ところが、3回のトイレ休憩のたびに差がつき、40km付近でようやく前方に姿をとらえ、ゴール直前で逆転したが、私より10歳年上の健脚に脱帽した。

 同時に、マラソンを完走したいと思うなら、年齢に関係なく、必ず、道が開けるとの確信を得た。70歳を過ぎて、マラソンを完走する極意は、まず、記録への執着を捨てることだが、抵抗感があり、難しい。

 しかし、オリンピックに3大会連続出場(東京8位、メキシコ銀、ミュンヘン5位)し、今なお、現役続行中のレジェンド君原健二(現在78歳)でさえ、最近では4時間を切ることが難しく、2016年のボストンマラソンでは4時間37分14秒だった。

 マラソン完走の極意の第二は、人を真似たり無理をしないことで、自分流のトレーニング方法で、孤独に耐える精神力を養うことに尽きる。

 蛇足ながら、私は、週2~3回の1時間ジョグ(距離7㎞弱)と「5㎞のウォーク」のほか、「ながら運動」(歯磨き中のスクァット+立ち姿勢のPC操作)に徹したが、タイムに拘るなら、30㎞走は必須と心得たい。
★転ばぬ先の杖
 先日、友人が歩行中に転倒してケガをした。原因は、わずか数センチのギャップに躓き、バランスを崩したことにあった。 トライアスロンやマラソンで鍛えたアスリートだけに、信じられない......

★第4回金沢マラソン後編:醍醐味

2018-10-30 08:42:08 | スポーツ
 第4回金沢マラソンは、最後のフルマラソになったが、フル30回目の節目にマラソンの醍醐味を味わい、完走できたことに感謝している。

 第1回目の大会では、走友と一緒に大会スタッフとしてイベントの裏方の苦労を知り、後期高齢者になった今年、「3回連続落選者」の救済措置で、念願が叶ったことにも因縁を感じる。

 大会を盛り上げる要素は多いが、随所で繰り広げられる太鼓演奏やブラスバンド、ダンス等のパフォーマンスが果たす役割は大きいし、さらに沿道の声援は、ランナーの士気を鼓舞するうえで絶大な効果がある。

 多くの声が飛び交う中で、自分の名前を聞き分けられるのも不思議な現象で、金沢駅前ではK夫妻、円光寺商店街では、「おかずや」のおばちゃん、窪の交差点付近では、プラチナ・トリオのKNさんから、名前を呼ばれ、萎える気力が奮い立った。

 また、見知らぬおじさんが、拍手しながら「いつも走ってるの見てるよ。頑張れ!」と声をかけて来た。ランニングの途中で立ち寄るコンビニの店長だった。

 金沢マラソンは、大会スタッフ・市民・ランナーが三位一体となって、作り出す温もりのあるイベントで多くの人に感謝したい。

 ランニング生活を通じて、多くのことを学んだが、今回、「完走できる人は 完走すると決めた人」だと身をもって感じた。


★第4回金沢マラソン前編:レース

2018-10-29 09:27:36 | スポーツ
 10月28日に開催された第4回金沢マラソンは、木々が色づく城下町を舞台に、約13,000人のランナーが参加して健脚を競った。

 時折、雨が降るあいにくのコンディションだったが、心に期すものがあったので、何とか、9カ所の関門をクリアし、完走した。順位は9435位だった。

 タイムは、6時間55分10秒(ネット6時間39分38秒)で、ワースト記録を1時間程塗り替えたが、現在の実力通りなので、満足している。

 レースらしく走れたのは、10kmまでで、ハーフ以降は、足が思うように運べなかった。25km過ぎからは、雨風で冷えたせいか、3回のトイレ休憩で大幅にタイムをロスしたが、かえって小休憩になったおかげで、最後まで足を止めることが無かった。

 自己目標の「6時間以内完走」を達成できなかったので、これを契機にフルマラソンを卒業し、今後は、5~10㎞のレースを楽しみたいと思う。

★第4回金沢マラソンの天気

2018-10-27 08:11:40 | スポーツ
 「女心と秋の空」とは、古いことわざだが、毎日のように天気予報が目まぐるしく変わると、「予報士ごころと秋の空」と言い換えたくなる。

 今朝の天気予報では、10月28日は、「晴れ」で気温13~18℃。2日前の予報では、「曇りのち晴れ」だったので、余りあてにしない方が無難な気がする。むしろ、強い風(6~8m/秒)が不安材料になりそうだ。

 さて、妻は、「木場潟公園一周ロードレース」に出場するため、けさ早く出発したが、生憎の雨模様なので、「無理せぬように」と、送り出した。

 私は、これから、前日受付に出かけ、明日に備えて英気を養うつもりでいる。

  次回の更新は、10月29日の予定。

★安倍総理!何が変わるの?

2018-10-26 09:01:38 | 日記・エッセイ・コラム
 臨時国会が始まったと思った矢先、安倍総理は中国訪問。マスコミが、フリージャーナリスト解放やプロ野球のドラフト会議結果を追い求めると、重要な未解決の問題がうやむやにされそうで、気が気でない。

 「森友・加計学園」問題は、何も解決していない中、片山議員の「口利き疑惑」が発生した。さらには、身障者の雇用水増し問題は、政府の基本姿勢にかかわる重大事であり、政治不信を増幅させる。

 安倍総理の訪中にしても、国会開会中のタイミングで、行く必要があったのか疑わしい。しかも、中国の「一帯一路」構想にあやかろうとの魂胆がありありで、アホノミクスの延長線上の逃避行に映る。

 国民一人一人が、政治に対する意識を変えない限り、この国の辿る道は堕落でしかないと懸念する。
★新政権に望む
 衆院選は、予想通りの結果に終わり、政界再編に向けて動きが活発になって来た。 「希望という名のあなたを訪ねて」みたら、夢がはかなく消え、「果てしのない」旅に出る議員には、転職......