プラチナ世代のマラソン旅行

時悠人chosan流処世術

★真の働き方改革(後編):時分割

2022-06-25 09:13:52 | 日記・エッセイ・コラム
 1980年代といえば、日本におけるインターネットの黎明期で、大企業ですらパソコンを共用で使い始めた時代で、当然、スマホなどなかった。

 しかし、その会社では、全員が、パーティションで区切った小部屋を貰い、2台のパソコンを設置し、目的別に使い分けていた。テーブルには、家族たちの写真を飾り、まさにホーム・オフィスだった。

 ある日、終業時刻ぎりぎりに、先方のリーダーに、「翌朝までに回答を欲しい」と依頼すると、彼は、必要なデータをFDに収め、自宅に持ち帰り、翌朝、返してきた。

 「部下に、残業させると会社を辞めちゃうからね!」と笑ったが、時間を効率的に使う方法として、「SOHO」(Small Office Home Office)を実践していたのだった。

 そして、家族と共に過ごす時間を大切にするライフスタイルを学んだ。

★真の働き方改革(前編):NTTモデル

2022-06-24 08:33:37 | 日記・エッセイ・コラム
 NTTが、来月から実施する「ワーク・イン・ライフ」制度は、日本人の労働観のみならず、人生観を変革する起爆剤になって欲しいと期待している。

 新型コロナの影響で、在宅勤務やリモート・ワークが普及した背景もあるが、今後、社会経済活動にどういう影響や変化が起きるか、楽しみにしている。

 実は、1974年版の「通信白書」に、当時の郵政省が、大都市における交通量の増大や移動時間のロスも大きく、アメリカにおける「リモート・ワーク・センター」計画に触れていたが、立ち消えになった。

 さて、白書が出た7年後、私はオハイオ州のシステム会社との合同事業に従事していた時のことだった。

 ある時、先方のリーダーに数点の質問を投げかけたら、「調べるのに時間がかかるので、コーヒーの美味い店へ行こう」と返された。

 「回答を貰ってから」と応じると、それぞれの担当に、1時間内で調べるよう指示しておいたから、大丈夫だと笑った。帰社すると、必要なドキュメントが全て揃っていた。

★沖縄慰霊の日

2022-06-23 09:44:33 | 日記・エッセイ・コラム
 「沖縄慰霊の日」を迎え、書きたいことが沢山あるのに、思いがまとまらず、気が重い。

 小中学校の先生方も戦争を知らない世代になったが、ロシア・ウクライナ戦争についてなら、子供達も理解できる。

 どちらが良い、悪いではなく、「人間は、どうして戦争をするのか?」を話し合って欲しい。結論が出なくたって良い。ひょっとして、「いじめ」の原因に触れることだって期待できる。

 8月15日の「終戦記念日」や「広島と長崎」が被爆した日を正確に答えた教師が、30%に満たなかったデータすらある。

 戦争や事件が風化するのを恐れる人が多いが、現在、起きていることなら理解できるはずだと思う。被害者は、常に両方ともに出ることも。

★消費の勧め(番外編)

2022-06-21 09:23:45 | 日記・エッセイ・コラム
 家計支出の内訳は、「消費と浪費、投資」だが、そのバランスのとり方は、むずかしい。

 家計管理の理想形は、「消費:70%、浪費:5%、投資:25%」と言われるが、それぞれのライフステージによって、違いが出てくる。

 特に、消費と浪費を区別するのは曖昧なので、目安とした方が良い。たとえば、旅行は、娯楽費として「浪費」に分類されるが、新たな門出や静養であれば、投資と考えても良い。

 また、メタボ対策として購入した器具類は、投資だが、使用しなければ無駄に分類される。晩酌は、あしたへの活力だから投資だと強がっても、飲みすぎは無駄になる。

 ありがちなのが、少しでも安いものを買おうと、スーパーを何軒も回ったりすれば、ガソリン代の方が高くなり、時間も無駄になる。

 景気低迷が長期化する気配なので、身辺の無駄探しも一興だ。(^_-)-☆

★恨み節

2022-06-19 08:14:47 | 日記・エッセイ・コラム
 「何から何まで 真っ暗闇よ すじの通らぬ ことばかり 右を向いても 左を見ても 馬鹿と阿呆の からみあい どこに男の 夢がある」。

 鶴田浩二の「傷だらけの人生」の一節だが、何処か今の世相とダブるが、右も左も駄目なら、「上と下」が残っている。

 「上見て暮らすな 下見て暮らせ」では、貧相で差別臭くなるが、「上見て生きよ 下見て暮らせ」とすれば、混沌時代の処世訓になる。

 とはいえ、緊急支援策の「持続化給付金」をかすめ取る輩がはびこるようでは、政府は、これまでの「性善説」から「性悪説」に軸足を置いて、法体系を見直した方が良い。

 「まっぴらごめんと大手を振って マスクはずして歩きたい いやだ嫌です間仕切り板は グラス交わして憂さ晴らし いつか来るはずきっと来る」ア~ぁ♭