プラチナ世代のマラソン旅行

時悠人chosan流処世術

★年末の寒ーい贈り物

2018-12-30 10:58:17 | 日記・エッセイ・コラム
  昨日の午後、年末の挨拶に来た甥が、東京で建設業を営む友人から「日当70,000円で仕事を手伝ってくれ」と頼まれたが断ったと打ち明けた。

 「そんなうまい話がある筈がない」と言うと、東京オリンピックの工事現場で、人手が足りず、怪しげな外国人労働者をかき集めたが、それを束ねる人がいないので、助けて欲しいという事情だった。

 甥は、青年の翼や海外事業協力隊等を通じて、外国人との交流が豊富で、有技術者でもあるが、家業を従業員にぶん投げて上京するわけにはいかない。

 「ホテル暮らしで、毎晩、飲み歩いても、今の収入以上を稼げるのにね」と苦笑いしていたが、私は、労働力需給の偏りの異常さに笑えなかった。

 金に糸目をつけず、大型公共事業を推進すると、地方都市から貴重な労働力を奪っていく。景気対策優先の総理からの有り難くない贈り物といえる。

 次回更新は、1月4日の予定。
 
 

★怪電話

2018-12-29 09:27:43 | 日記・エッセイ・コラム
 昨夜8時過ぎ、不気味で不快な電話がかかって来た。

「もしもし」と言うと、いきなり「電話をしろというのでかけたんやが、用件は何や」と詰問された。

 身に覚えが無いので、「どこへおかけになってますか?」と応じると、「ここに電話しろとあったからかけたのに、何だ!」と、怒り出した。

 間違い電話と思い「どちらさまですか?」と問うと、「わしは〇〇や、あんたは」と切り返された。

 乱暴な口のききかたに腹が立ち、「名乗る必要ないでしょ!私はあなたを知らないし、電話も、、」と、途中でガチャンと受話器を置く音が耳元で響いた。

 単なる間違い電話か、いたずらか、それとも新手の特殊詐欺かと、薄気味悪さと不快感が尾を引いた。

 私は、苦い経験から、相手を確認せず、名乗らない場合、自分の名前を言わないようにしている。知り合いと分かったら、事情を説明し、非礼を謝ればよく、世知辛い世の処世術だと心得ている。

★平成が行く

2018-12-28 08:36:22 | 日記・エッセイ・コラム
 2018年は残り僅かとなった。2019年5月には、新年号に変わる。

 新年号の頭文字は、「M・T・S・H」以外になると決定済みだと聞くが、個人的には、激動の昭和に平成を踏まえて、平和な時代になることを願い「平和」。

 そんな陳腐な知恵しか出ないが、どんな年号になるのかと想像するのも楽しい。

 暮れには、数年ぶりに長女夫婦が来るので、賑やかになるが、恐れていた年末寒波が襲来し、今朝の金沢は、雪景色に変わった。

 今年の豪雪の悪夢が蘇り、交通機関に影響が出ないことを願っている。
★ゆく年くる年
 2017年も残りわずかとなり、一年を振り返ってみると、平凡な生活の中にもいろいろな出来事があった。 良い思い出に浮かれることなく、悪い思い出に沈むことなく、心の区切りをつけた......

★師走のこころ

2018-12-27 09:01:20 | 日記・エッセイ・コラム
「だんだら遊び」をするユーモア・センスに欠けるので、「もじり句」ならぬ「もじり歌」を考えた。

 「また会う日まで会える時まで 互いに傷つき すべてを無くすまで」と、自我を貫徹した二人は、10年後に再会しても、トップの座にはいない。

 その時、口に出るのは、「二人でお酒を」で、「どちらか急に寂しくなったら 二人でゴルフをやりましょう やりましょう~ね」。と、別荘暮らしの御隠居さんが、誰憚ることなく、ゴルフ三昧かも。

 「あーあーぁ やんなちゃった!アーアーァァおどろいた!」と、忘年会で憂さ晴らしを、、。"(-""-)"
★だんだら遊び
 ローカル新聞の「段駄羅(だんだら)」遊びの記事を読んで、知らないことの多さに恥じ入った。 「段駄羅」は、江戸時代に能登輪島で、漆塗り職人を中心に流行した「五七五の短詩型文芸」......

★寒い総理からの贈り物

2018-12-26 09:47:51 | 日記・エッセイ・コラム
 総理から、国民に対して、総額100兆円を超えるビッグなクリスマス・プレゼントが届けられた。

 税収は、バブル期の数字を上回る62.5兆円でも足りないので、32兆円の借金をしてまでの手厚い贈り物に感謝するしかない。

 また、消費税アップで困らぬようにと、プレミアム付き商品券やポイント還元、住宅購入給付金の拡充など、なりふり構わぬ配慮に痛み入る。

 こうなると、年金が減ったり、医療費や保険料が高くなっても我慢しないと申し訳ないと思うのが人情だが、借金を返す当てがあるのだろうか?

 私や団塊の世代が居なくなれば財政収支のバランスが取れるとの深謀遠慮?それとも、バラマキを反対する国民の声が大きくなったら、消費増税を見送る?

 いずれにせよ、総理就任7年目に入った当日、株価が急落し、20,000円の大台を割り込んだのは、何とも皮肉で、師走の町に寒波が襲来する。