プラチナ世代のマラソン旅行

時悠人chosan流処世術

★暖冬異変

2007-03-08 09:35:06 | 日記・エッセイ・コラム

Epsn0002_5 昨日から降り続いた雪が我が家の前の畑を白一色に埋めつくした。わずか10cm程度だが、今年の冬の総降雪量を一挙に超えたのだから、如何に暖冬だったかを改めて思い知らされた。

気が早いドライバーは、とっくに普通タイヤに履き替えていたようで、ガソリンスタンドは再度、スタッドレスに取り替えるお客さんで大混雑。一冬で2回もタイヤ交換する珍現象に担当者は「暖冬異変の特需?」と、ニンマリ。

 さて、4日の日曜日は気温が22度にまで上昇したのが一気に昨日、今日と6度前後と平年を下回る寒さで、体温調節機能が追いつかず、家に閉じこもってしまった。その分、花粉を吸い込む心配もなく、症状が落ち着いているので喜んだり、外を走れないと愚痴ったり複雑だ。

 良い機会なので、図書館から大量に借りてきた本を読むのに没頭している。最近、視力も減退し、長時間の読書を避けていたので久しぶりに充実気分を味わっている。「晴耕雨読」ならぬ「晴走雨休」の長さん流で、長期休養で腰の痛みが快方に向かうよう願っている。


★人間国宝の一門会

2007-03-04 10:17:05 | 日記・エッセイ・コラム

 昨夜、県立音楽堂邦楽ホールで落語会の至宝「桂米朝一門会」が開催された。桂三枝の独演会では、開演時間を間違えるハプニングを演じただけに、念には念を入れて二人で何回もチケットを確認するさまは、我ながら滑稽だった。

 米朝さんの噺を聴くのは7年ぶり。体調不良と伝えられていただけに、高座に向かう歩調も危なっかしかったが、座布団に座ると別人の風格が漂った。 齢も82歳をかぞえるだけに、生の姿を目に焼き付けようと神経を集中したら、辛い花粉症の鼻グスまでおさまったから不思議だ。師の元気な頃の話芸を知るだけに、重厚さと切れ味が薄れてきたのは寂しいが、観客を惹き付けるオーラは健在だった。

 好みとなると私は、ざこばさんより南光さんのエネルギッシュな話芸の方が好きで、いつも楽しみにしている人の一人だ。今回も汗びっしょりの熱演だったが、噺の途中から私の頭の中で別の人物の顔がだぶって来て、壇上の南光さんに乗り移った錯覚を覚えた。故桂枝雀の一番弟子で、一昨年の七回忌興行での師匠を語る口上が思い出された。

 枝雀さんの大ファンだった私には、その芸風が弟子の心に深く刻み込まれて、息づいていることが嬉しかった。最近、文珍、鶴瓶とタッグを組んで落語会や若手をしごく会など広範囲で活躍中の南光さんには、枝から幹へと太く大きく育って欲しいと願っている。


★生兵法は大怪我のもと!

2007-03-02 10:03:55 | 日記・エッセイ・コラム

 この時期、花粉症に悩まされるので、極力、外を走らないように心掛けているのだが、好天に誘われ、11日振りにジョギングを再開してみた。悪夢の2月18日のマラソンの疲れは残っていなかったが、左腰に対する不安が私を慎重にさせた。1時間程度の軽めのジョグは快適だったが、その後が辛かった。

 花粉症とは、やがて20年近いお付き合いだが、ジョギングをするようになってからは気のせいか、症状が以前よりも軽くなった。理屈には全く合わないのだが、自分では走ることにより体質が変化し、若干の免疫が出来たのだと信じていた。

 加えて、今年は花粉の飛散量が少ないと聞いていたので、試してみたい気持ちもあった。だが、結果は惨憺たるもので、風邪をこじらせたような症状に陥ってしまい、動く気力も失せ家に閉じこもってしまうことになった。

 市販の薬で少し症状が落ち着いたが、効能書きをよく読んでみると、「糖尿病患者は服用禁止」とあり、愚かさに愕然!去年の今頃は、花粉症対策として沖縄や海外に出掛けたのだが、今年は事情が許さないので当分、悩ましい日々が続くことになる。