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時悠人chosan流処世術

★松岡農水大臣の暴言

2007-03-12 14:47:24 | 日記・エッセイ・コラム

 政治家と金にまつわる不透明性には、うんざりだが、松岡農水大臣の事務所経費問題はもはや論外の破廉恥さだ。光熱水費が無料の議員会館に507万円もの経費を計上していたことに対し、野党は証人喚問要求、或いは刑事告発に踏切る構えを見せている。

 先に辞任した佐田大臣の説明責任も含め、安倍総理の任命責任を問うべきとの声もあるが、何故か歯切れが悪い。官房長官も政治家の問題に政府としてコメントは避けると逃げを打っている。

 「何とか還元水」を飲んでいるなどと言うから、民主党議員団が事務所に乗りこんだり、テレビカメラが室内を映し出すことになった。私は水資源を扱う大臣が口にした「今時、水道水を飲む人なんて居ないでしょ」との一言に腹をたてている。大臣失格の暴言だ。東京都の水をボトルに詰めて店で売っている位、東京の水も美味しくなったし、我が家だって水道水を飲んで美味しいと思っている。私は「今時の人ではない」のだと。

 この際、事務所経費だけでなく政治活動に必要なお金を明らかにしないと、真面目に活動している政治家に失礼だ。また、政治家とお金の問題に国民から不信感を持たれて解決出来なくなることを心配すべきだと思うのだが。