プラチナ世代のマラソン旅行

時悠人chosan流処世術

★かれいなる一族

2007-03-11 10:02:13 | 日記・エッセイ・コラム

 「二人あわせてイチッ、ニッ、サン!」。窓を開け放ってラジオ体操?ではない。妻が還暦を迎え、私の年齢を足すと「63+60=123」。華麗ではなく、加齢なる一族となった。

 新聞の見出しに「団塊の世代を取り込むツアー増える」とあった。旅行会社の分析では、日程的にゆとりを持ちゴージャスなツアーを求める人と、あちこち回り歩くツアーとに二極化が進んでいるそうだ。

 コーヒーを飲みながら、これからの我々の旅行スタイルと行く末を話し合った。出来れば、もう少し暖かい所が良いなとか、冬の3ヶ月間だけを除けばここも住み良い所だしとか。毎年、同じ時節におなじ話題を二人で蒸し返している。今年は、妻がついに大台に乗ったこともあって、例年より現実味を帯びているようにも思える。

 若い頃は、冬になると妻のテンションが極端に低くなり、雪国育ちの私の方が元気だったが、最近では逆転気味だ。加齢から枯齢となり、枯霊になるのだと言ったら叱られた。いつまでも華麗でありたいと願うのは虫が良すぎると思うのだが、、、、。