プラチナ世代のマラソン旅行

時悠人chosan流処世術

★奇遇

2012-05-07 09:09:14 | 日記・エッセイ・コラム

 妻との早朝ジョグのコースは、大乗寺丘陵公園往復が定番になっている。その大乗寺コースに、幾つかの迂回路を設定し、その日の気分で使い分けている。

 どのコースを辿っても、大乗寺参道入口に建つ6体のお地蔵さんに、手を合わせるのが二人の習性。従って、別々のコースを走ることも珍しくないが、行きつく先は同じと、お互いのペースを維持している。

 さて、今朝、妻を追走する形で、お地蔵さんの前で追いついた時、見慣れた人と目が合った。「こっち方面は初めて」と言うAさんは、走友の一人で、走り始めて7年目の今年、ウルトラに挑戦する元気一杯の64歳。

 お互いのタイミングが合わない限り、出会うことは無いと思うと、まさに奇遇だった。過日、20数年振りに出会ったFさんも全く同じ場所。信心深いほうではないが、お地蔵さんが取り持つ不思議なご縁のように感じ、「元気でいればこそ、こうして友と出会えた」ことに感謝し、合掌した。