電脳筆写『 心超臨界 』

他者の働きによるのではなく
自ら他者に尽くすことにより成功をつかめ
( H・ジャクソン・ブラウン Jr. )

一生懸命、われわれ支持率を下げないように、辛抱して支えてるのに何なんだよ――吉永みち子氏

2010-03-14 | 04-歴史・文化・社会
テレ朝は93年、取締役報道局長であった椿貞良が民放連の放送番組調査会の席上、非自民連立政権樹立を目的に反自民キャンペーンを張るよう呼びかけ、放送違反を問われた前科がある(いわゆる椿事件)。もはや椿報道局長の意思は番組の末端にいたるまで血液のように行き渡っていると見ていい。 . . . 本文を読む

政治家殺すにゃ刃物はいらぬ 偏向報道のひとつでも流せばよい――但馬オサムさん

2010-03-14 | 04-歴史・文化・社会
繰り返し繰り返し特定の映像を流して、ネガティブな印象を刷り込むというのも反日TV局の得意とするテクニックのひとつである。言うまでもなく、2月のローマG7での中川昭一前財務相の朦朧(もうろう)会見報道だ。 . . . 本文を読む

プリスとレモは、哺乳類であるウサギの海馬でシナプス可塑性を発見した――池谷裕二さん

2010-03-14 | 09-生物・生命・自然
シナブス電位が大きくなったということは、シナブスの伝達の効率が上昇したということにほかなりません。シナブスを電車の駅にたとえるならば、路線の「時刻表」が変わって、その駅が盛んに利用されるようになったということです。第4章で述べたようなシナブス可塑性は、まさに予言どおり脳に存在したというわけです。しかも、記憶に深く関与している海馬に存在したのです。 . . . 本文を読む

賀茂川にはほとんど純粋な日本産オオサンショウウオはいないのではないか――松井正文さん

2010-03-12 | 09-生物・生命・自然
オオサンショウウオはすべて国際条約の保護対象、たとえ中国産や雑種でも勝手に駆除はできず、交雑を防ぐのは難しい。中国産は1970年代に食用に輸入されたのが、国内での繁殖のきっかけと考えられている。人間の手によるすみかの移動が、河川の生物多様性に打撃を与えている。 . . . 本文を読む

水槽やプールで人工的に培養したミドリムシから油分を抽出して燃料に精製する――新日本石油

2010-03-10 | 05-真相・背景・経緯
新日本石油は東京大学初のベンチャーと組み、ミドリムシを原料にしたバイオ燃料の量産に乗り出す。5年以内に量産技術を確立し、まず航空機の燃料として供給する。食物を原料に使う通常のバイオ燃料と異なり、農地がなくても原料を効率的に生産できる点に着目。土地の広さに制約のある日本で、原料からの一貫生産が可能な「国産バイオ燃料」を実現し、将来の安定調達につなげる。 . . . 本文を読む

A君は、幕府の老中筆頭、阿部正弘が立てた対応策を社の現状に重ねて考えた――童門冬二さん

2010-03-09 | 03-自己・信念・努力
A君はここ数年、電子書籍の開発とその実現に没頭してきた。いくつかの候補作品のテストも終わった。いけるぞ、とホッとしたときに、米国から黒船がやってきた。米国発の電子辞書端末の日本上陸である。 . . . 本文を読む

英語教育に、世界に、アグレッシブに立ち向かう韓国の人々を見る――槍田松瑩さん

2010-03-08 | 03-自己・信念・努力
フィリピンへの年間訪問者数は、日本人が約36万人であるのに対し、韓国人は61万人に上るという。韓国は総人口が日本の半分にも満たないことを考えれば、かなりな数である。訪問の目的は“子供の英語教育”が多く、夫を単身で国に残して母子で移住してくるらしい。 . . . 本文を読む

恐竜をはじめ多くの生物が絶滅したのは約6550万年前の白亜紀末――東北大など国際チーム

2010-03-07 | 09-生物・生命・自然
独アランゲン大学や東北大学、千葉工業大学などの国際チームは、恐竜が絶滅した原因は地球に巨大隕石(いんせき)が衝突したためという研究成果をまとめた。地層調査などの結果、隕石の衝突で地上の多くの動植物が死に絶え、食物連鎖の頂点にいた恐竜は食料を確保できなくなったと結論づけた。 . . . 本文を読む

生きがいの納税なら、ささやかだが誇りである――外山滋比古さん

2010-03-04 | 03-自己・信念・努力
私もずっとそうであったが、先年、意識改革をして、われながら目のさめる思いであった。とられると考えるからいけない。社会で得た収入の一部を社会へ還元するのだと考え、さらに社会への貢献だと思えば、すすんで税金を納められる。いくらかでも世のため人のためになりたいと考えて生きてきたが、納税はもっとも具体的であると気付いたのだ。 . . . 本文を読む

競技者に1等、2等といった順位をつけない学校は意外と多いという――若杉大さん

2010-03-03 | 04-歴史・文化・社会
ひところ、一部の小学校で運動会の徒競走の際、子供たちが手をつなぎ、あるいはポールを握り横一列となってゴールインするという奇怪な光景が演じられていると話題になったものである。 . . . 本文を読む

このとき以来「微笑は凝視に咲く花」だと思っています――松原泰道禅師

2010-03-02 | 03-自己・信念・努力
私は毎日新聞の読者歌壇で見受けた天竜市(てんりゅうし)の小川平作(おがわへいさく)さんの入選作「よろこびを持ちて帰ればほほえみて 待てるがごとし亡母(はは)の写真(うつしえ)」が忘れられません。勤務先で、あるいは途中で、なにか亡母が喜んでくれるような出来事を早く報告しようと急いで帰ると、写真の亡母が帰りを待ちわびてほほえんでいてくれた、というのです。 . . . 本文を読む

バッタの姿形が変わるのは、コラゾニンと呼ぶ昆虫に多いホルモンが影響している――田中誠二さん

2010-03-01 | 09-生物・生命・自然
生息密度が高まったときに変身することがわかっている。干ばつでエサが減ると、数少ない植物に集中する。また大洪水や焼き畑の後に荒れ地には、バッタが好むイネ科の植物が真っ先に生え、バッタが大量に育ちやすくなる。体の接触や分泌物による刺激が増え、このストレスがバッタを変身させるようだ。しかし、行動を変える原因はつかめていない。 . . . 本文を読む

二つの掌が作ったこの音こそ真如とすれば、勘九郎、庄九郎を統一する者が一つある――司馬遼太郎さん

2010-03-01 | 03-自己・信念・努力
「お万阿」。庄九郎も負けていない。ふとんの中から二つの掌(て)を出して、虚空(こくう)でひろげてみせた。「この両の掌をみろ」。「はい、見ております」。「よし」。ぱん、と掌を博(う)った。「聞こえたか」。「はい」。「さればどう聞こえた」。「ぱん、と。――」。「その音、右の掌の音か、左の掌の音か」。「…………」。 . . . 本文を読む