電脳筆写『 心超臨界 』

人生は歎き悲しむよりも
笑いとばすほうが人には合っている
( セネカ )

自助論 《 自らを方向づける「意志の力」――サミュエル・スマイルズ 》

2024-08-23 | 03-自己・信念・努力
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東京裁判史観の虚妄を打ち砕き誇りある日本を取り戻そう!
そう願う心が臨界質量を超えるとき、思いは実現する
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■緊急拡散『2024年8月発表:トランプ前大統領「米国を再び偉大にするための核心的公約20」』
■『小樽龍宮神社「土方歳三慰霊祭祭文」全文
◆村上春樹著『騎士団長殺し』の〈南京城内民間人の死者数40万人は間違いで「34人」だった〉
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■超拡散『移民受入れを推進した安倍晋三総理の妄言』
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あなたは、望めばどんなものにでもなれる。われわれの意志の力が神の力と結びつくなら、その効果はきわめて大きい。心から真剣に求めつづけていれば、すべては可能となる。だが、謙譲や忍耐、節度や寛大さを身につけたいと強く願わない限りは、何を望んでもかなえられはしないだろう。


◆自らを方向づける「意志の力」

『自助論』http://tinyurl.com/35kcbh
( サミュエル・スマイルズ、三笠書房(2002/3/21)、p97 )
5章 意志と活力――自分の使命に燃えて生きる!
2 自らを方向づける「意志の力」

意志の力さえあれば、人は自分の決めた通りの目標を果たし、自分がかくありたいと思った通りの人間になることができる。ある聖者は口ぐせのようにこう語っていた。

「あなたは、望めばどんなものにでもなれる。われわれの意志の力が神の力と結びつくなら、その効果はきわめて大きい。心から真剣に求めつづけていれば、すべては可能となる。だが、謙譲や忍耐、節度や寛大さを身につけたいと強く願わない限りは、何を望んでもかなえられはしないだろう」

ある大工について、こんな話が伝えられている。ある日のこと、彼は知事が腰かける椅子の修理を命じられ、カンナをかけていた。だが、その仕事ぶりがバカていねいすぎるため、かたわらで見ていた人が理由をたずねた。すると大工はこう答えた。

「実をいうと、私がこの椅子に腰かける日のために、少しでも座り心地をよくしておこうと思ったまでなんですよ」

しかも不思議なことに、かれはその後、実際に知事となり、その椅子に腰をおろしたという。

論理学者は、意志の自由についてあれこれと、さも理論的に結論づける。しかしながら、われわれはみな「善悪の選択は、その人間の自由にまかされている」と感じているはずだ。つまり、人間とは水面に投げ出されて流れのままに漂う麦ワラなどではなく、むしろ立派に泳ぐ力を備え、波にさからって自分のめざす方向へ十分進んでいけるものだと考えているにちがいない。

それはまさしくその通りで、われわれの自発的な意志に絶対的な拘束を加えるものなど、この世には存在しないのだ。

さらにわれわれは、自分の行動が魔法の呪文などによって縛られるはずがないことも十分に承知している。そうでなければ、他に抜きん出たいなどという願望はすべて一片の呪文で麻痺(まひ)させられてしまうだろう。
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