電脳筆写『 心超臨界 』

苦労に対する最大の報酬は
その引き換えに得るものではない
苦労したことで形成される人物である
ジョン・ラスキン

かけがえのない家族 《 親孝行——星きさら 》

2024-06-21 | 06-愛・家族・幸福
電脳筆写『心超臨界』へようこそ!
日本の歴史、伝統、文化を正しく学び次世代へつなぎたいと願っています。
20年間で約9千の記事を収めたブログは私の「人生ノート」になりました。
そのノートから少しずつ反芻学習することを日課にしています。
生涯学習にお付き合いいただき、ありがとうございます。

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東京裁判史観の虚妄を打ち砕き誇りある日本を取り戻そう!
そう願う心が臨界質量を超えるとき、思いは実現する
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◆村上春樹著『騎士団長殺し』の〈南京城内民間人の死者数40万人は間違いで「34人」だった〉
■超拡散『世界政治の崩壊過程に蘇れ日本政治の根幹とは』
■超拡散『日本の「月面着陸」をライヴ放送しないNHKの電波1本返却させよ◇この国会質疑を視聴しよう⁉️:https://youtube.com/watch?v=apyoi2KTMpA&si=I9x7DoDLgkcfESSc』
■超拡散記事『榎本武揚建立「小樽龍宮神社」にて執り行う「土方歳三慰霊祭」と「特別御朱印」の告知』
■超拡散『移民受入れを推進した安倍晋三総理の妄言』
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  世の中でいちばん大切なものは家族と愛
  ( ジョン・ウッドン )
  The most important thing in the world is family and love.
  ( John Wooden )


◆親孝行――星きさら(36) 神奈川県鎌倉市

(「朝晴れエッセー」R02(2020).07.28産経新聞 )

結婚式で両親に伝える感謝の手紙。その機会がない私は、果たしていつ伝えることができるのだろう。もちろんいつでも伝えることはできるが少し照れくさい。

絵で食べていく、という夢もなかなか叶わず、けれどこの年になってもあきらめきれずにいるふがいなさ。思い返せば、美大に行くと決めてから、予備校に通う時も全く反対せず、高額な学費や画材代などたくさん支えてもらった。

家庭をもたず、好き勝手に自分のしたいことをしてきた今思うこと。あのとき父はどんな気持ちで働いていたのだろう。母は何を考えて家を守ってくれていたのだろう。

唯一、やっと親孝行ができたかなと思えたことがある。それは2年前、あるアパレルブランドの企画で絵がTシャツなどになり全国で販売されたこと。そしてそのシャツを着ていたタレントさんをテレビでたまたま見た父が連絡をくれたこと。

そのとき、普段ある意味クールな父が「きれいな絵だね。良かったね」と言ってくれたこと、今でも忘れません。諦めが悪くても、こんなに素敵な出来事があるから絵を描いていける。

親の定年退職を目前にし、30歳を迎える年に長らくお世話になった実家を出てから7年。7月で結婚40周年の両親。好き勝手させてもらった分、これからは微力だけれど全力で私がサポートします。

結婚式の手紙で伝えたかったけれど、面と向かったらきっと泣いてしまうと思うから、この場を借りて伝えます。

今まで本当にありがとう。そしてこれからもよろしくね。2人を心から尊敬しています。
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