電脳筆写『 心超臨界 』

真の発見の旅は新しい景色を求めることではなく
新しい視野を持つことにある
( マルセル・プルースト )

ほんとうの心の力 《 いのちの力の使い方――中村天風 》

2024-11-11 | 03-自己・信念・努力
電脳筆写『心超臨界』へようこそ!
日本の歴史、伝統、文化を正しく学び次世代へつなぎたいと願っています。
20年間で約9千の記事を収めたブログは私の「人生ノート」になりました。
そのノートから少しずつ反芻学習することを日課にしています。
生涯学習にお付き合いいただき、ありがとうございます。

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東京裁判史観の虚妄を打ち砕き誇りある日本を取り戻そう!
そう願う心が臨界質量を超えるとき、思いは実現する
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■緊急拡散宜しく『日本を崩壊へ導く「選択制夫婦別姓」問題』
■『小樽龍宮神社「土方歳三慰霊祭祭文」全文
◆村上春樹著『騎士団長殺し』の〈南京城内民間人の死者数40万人は間違いで「34人」だった〉
■超拡散『移民受入れを推進した安倍晋三総理の妄言』
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  [ 中村天風 絶対積極の成功哲学 ]

   今日一日
   怒らず 恐れず 悲しまず
   正直 親切 愉快
   力と 勇気と 信念とをもって
   自己の人生に対する責務を果たし
   恒に平和と愛とを失なわざる
   立派な人間として生きることを
   厳かに誓います。


剣の極意は「変機に処する以外には、いたずらに力をいれぬこと」であり、これが臨機応変の要訣(ようけつ)である。人生生活を完成するいのちの力の使い方もまたこれ以外にない。実際、日々の暮らしにも、ただ力の入れ通しでは、いたずらにいのちの消耗を大きくするだけである。


◆いのちの力の使い方

『ほんとうの心の力』
( 中村天風、PHP文庫、p188 )

いのちの力の使い方――結論からいうと、これは極めて短い言葉で表現することができる。すなわち、「力を入れることに重点をおかずに、力を働かすことに重点をおく」――これである。

ところが、世の中を見てみると、その日々の生活を行う際、この力の使い方を考えないため、かなりに力の無駄使いをしている傾向がある。何事に対しても、力の無駄使いくらい無意義なものはない。いたずらに疲労のみ過大する以外、何ものも「実」にならないからである。俗に骨折り損のくたびれ儲けとはこのことである。

剣の極意は「変機に処する以外には、いたずらに力をいれぬこと」であり、これが臨機応変の要訣(ようけつ)である。人生生活を完成するいのちの力の使い方もまたこれ以外にない。実際、日々の暮らしにも、ただ力の入れ通しでは、いたずらにいのちの消耗を大きくするだけである。

よりもっと気楽な、堅苦しくない、言い換えれば、円転滑脱(えんてんかつだつ)、のびのびした気分で、力をスムースに働かすといった生き方でないと、多端な人生を生きていく力が、長く保てないことになる。ましてや、今日のような複雑な感覚のある時代に生きていくのには、一層に「いのちの力の使い方」ということは、もっとも大切なことである。
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