電脳筆写『 心超臨界 』

他者の働きによるのではなく
自ら他者に尽くすことにより成功をつかめ
( H・ジャクソン・ブラウン Jr. )

企業統治には「アングロサクソン型資本主義」と「ライン型資本主義」がある

2024-02-03 | 08-経済・企業・リーダーシップ
アングロサクソン型資本主義の米英では、企業は株主の用具と考える株主用具観が強く、証券市場を中心とした株主中心の企業統治が行われている。一方ライン型資本主義では、企業は労使の共同体ととらえられる。その典型はドイツであり、独立制度観(企業自体が存続意義を持つ社会制度)あるいは多元的用具観(会社は労使共同の用具)が強い。 . . . 本文を読む

ドナルドソン・ブラウンが投資収益率(ROI)を初めて経営に取り込んだ――ドラッカー

2024-02-03 | 08-経済・企業・リーダーシップ
「GMの頭脳」と言われたブラウンについて説明しておきたい。最初は化学大手デュポンに籍を置き、そこで有名な「デュポン式財務管理」を設計し、投資収益率(ROI)の概念を初めて経営に取り込んだ人物だ。ROIは当時は革新的で、ウォール街では最新の投資分析手法としてセンセーションを巻き起こした。私がROIなどについて学んだのは、1929年にフランクフルトで証券アナリストをやっていた時だ。 . . . 本文を読む

論語 《 曾子曰く、吾れはこれを夫子に聞けり 》

2024-02-03 | 03-自己・信念・努力
曾子曰く、吾れはこれを夫子に聞けり。孟荘子の孝や、其の他は能くすべきなり。其の父の臣と父の政とを改めざるは、是れ能くし難きなり、と。 . . . 本文を読む

唐臼を踏む足に味噌――小川直之

2024-02-03 | 05-真相・背景・経緯
唐臼というのは、縦に杵(きね)をはめ込んだ長い棹(さお)を支柱に取り付け、棹の端を足で踏んで杵を上下させて臼の中の穀物などをつく装置である。手で杵を持って臼をつくのに比べるとはるかに効率が良いので、唐臼を踏むことがとんとん拍子に仕事が進む意味になる。その結果、家の豊かさを象徴する味噌が増えることとなる。 . . . 本文を読む