大正デモクラシーの時代を通じて、しだいに日本に根を下(お)ろして来た政党政治を殺したのは、統帥権干犯問題であることは明らかである。どうして四権分立とも言えるような憲法の条項があったのか。これに対する責任の多くは、起草の中心人物であった伊藤博文にあったことになる。つまり、四権のように解釈できるような曖昧(あいまい)な条文に責任があると考えられるであろう。 . . . 本文を読む
私は、中学生の時に校内の暗算コンクールで優勝したことがありました。その時、決勝で対戦した相手は算盤の使い手です。ご存じの通り、こういう人は頭の中に実際に算盤を浮かべて暗算する。つまり、どこか視覚的な部分を使っていると考えられます。一方、私は算盤は上手ではないので、普通に頭の中で計算していく。同じ暗算をしていても脳の中で使っている部分は違うのです。 . . . 本文を読む