5・4運動とは、1919年5月4日、抗日・反帝国主義などを掲げて北京で始まった大衆運動を指す。当時の中国は、12年の中華民国建国後、大総統に就いた袁世凱(えんせいがい)が皇帝への即位と儒教の復活を強行したことに知識人らが反発。古い儒教を打破して、中国に「科学」「民主」をもたらそうという新文化運動が広がっていた。 . . . 本文を読む
シュリアプニコフという人の名前を知っている日本人が何人いるであろうか。少なくとも少し前までは、ほとんど一人もいないと言ってもよいくらいだったと思う。この名前がわれわれの耳に入ってきたのは、ソルジェニーツィンが米国労働総同盟・産別会議の招きによってワシントンを訪れて講演をしてからである。 . . . 本文を読む