電脳筆写『 心超臨界 』

人生は良いカードを手にすることではない
手持ちのカードで良いプレーをすることにあるのだ
ジョッシュ・ビリングス

悪夢のような焦土演説――倉山満さん

2018-06-29 | 04-歴史・文化・社会
過去の幣原と芳沢の2代の外相は、それでも何とかチャイニーズの悪宣伝を打ち消す努力をしていました。ところが、内田(康哉)は火に油を注ぐ行動を繰り返します。まるで中華民国に宣伝の材料を提供するのが、日本国外務大臣の使命だと信じているかの如く。8月25日。第63臨時帝国議会で政友会の森恪代議士が、質疑に立ちました。外交方針についての質問で、特に懸案になっていた満洲国承認問題について外相の所見を問いただしました。森の趣旨は、「満洲国承認には賛成だが、国際情勢を考えると簡単ではない。政府は準備をしているか」です。 . . . 本文を読む