いつもの月2の割合の仕事で大阪へ。
いつもなら新幹線の回数券が買ってあって、それで指定をとるのですが、この回数券、年末年始とかこのGWのときには使えないようになっている。
今回はちょうどその使用できない期間に該当するので、まともに1枚ずつ買ったときの値段で行かなくてはなりません。
そこで、待てよ、と。
どっちみち使用できない時期なら、ちょいと今回は気分を変えて近鉄で行ってみようかな、と言う気になりました。
近鉄のほうが時間はかかるけれど、もともと切符も安い。
おまけに目的地はどのみちなんばで乗り換え。近鉄ならなんば行きだし。
行きは快適でした。
新幹線より1時間以上多くかかる時間に関しても、納得して了解してるわけだし、と。
しかし、帰りは辟易としました。
納得していても、「どこまで長いんじゃぁ!」と言う気になる。
居眠りしてもしても起きてみるとまだまだじゃないのぉ、って。
今回大阪まで行くのに新幹線をとるべきか、近鉄をとるべきか、実験してみましたが、私は結局この「時間」の要素が自分の中でこれほどまでに大きかったのかと言うことを自分でも再認識いたしまして、新幹線に軍配をあげました。
しかし、それ以外の要素はすべて近鉄のほうが勝ちと言ってもいいですね、私的には。
まず、乗っている人。
なぜか、小さいこどもが少ない。
新幹線に乗ると必ずGWのようなときでなくても1車両に1家族か2家族かは小さい子供連れの家族がいて、その子供がぎゃあぎゃあ騒ぐ。
だけど、近鉄にはまず小さい子供が見当たらない。なぜかはわからないけれど。
そして、車内のなかを移動する人が極端に少ない。
新幹線では何をそんなにも行き来するの、というくらい入れ替わり立ち代り、いろんな人がトイレ行ったり、タバコ吸いにいったり、水のみに行ったり、携帯確認しにいったり、売店いったり、ゴミを捨てに行ったりとよくもまあこれだけしょっちゅう通路歩くわ、というくらい右往左往している。
だから、出入り口に近い席だった場合、落ち着かないったらありゃしない。しょっちゅう自動ドアの開閉のプシュプシュいうのを聞かされる羽目になるわけだし。
それに比べると近鉄の人はじっとしている。気になるほどの通路の往来がない。
そして、話し声も車両のなかでほとんどしない。
新幹線はざわついている。話し声、弁当をぱりぱりあけて食べる音。またしまう音。
ほとんどこれだけで近鉄のほうに軍配を上げたいと思っていたくらい。
新幹線のほうが車内の空気も悪いような気がする。なんでだろう。閉じ込められている、っていう閉塞感が新幹線のほうがある。
これは私だけなのかもしれないけれど。
それから関西方面に行った場合は、ノンストップで名古屋まで帰ることになり、車窓から岐阜を通過していく様子がみえる。
これも疲れる。
どこか心の中で「あーぁ、行き過ぎちゃったところからまた戻るんだあ。」と思うだけで精神的に疲れるんですね。
だけど、路線がはずれているのか近鉄の車窓からは岐阜の町は見えない。
だから精神的なダメージから救われる。
名古屋についてから名鉄に乗り換えるまでの移動距離も近鉄のほうが圧倒的に少ない。
これだけ近鉄にはいいことがいっぱいあるのに、それでも「時間」というただ唯一それだけのために新幹線に軍配を上げてしまう私。
じゃあ、それほどまでにその時間を大切にしているか、有意義に使っているか、というと使っていないにもかかわらず。
不思議なもんですね。
「時間」の大切さがわかっていて、それでも普段は十二分に無駄にしちゃっている時間がいっぱいあるのに、いったん自分が本読んでるか眠ってるかぐらいしかすることのない閉鎖的空間に押しやられると、これがもっと早く到着すればこうもできる、ああもできるのに、と思う。
身勝手なもんだな~と思いました。
「閉じ込められている」と思わずに「今私にはこれだけの空間が確保されて守られている」と思えば、もう少し積極的に使えるのかもしれない。
同じように目を閉じているだけでもアタマの中はイライラしてただ外界とシャットアウトしたくて目を閉じているだけなのか、瞑想にふけるのかだけでも違うわけだし。
もう少し、時間に対して、自分が主人となる、と言う感覚をもたないといけません。
今後はそういう意識になってもう一度近鉄に挑戦してみようかしら。
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