ちょいスピでセラピー的なKizukiの日々

色んな世の中の出来事、セラピーなどから気付きを得て、ありのままの自分に還ることを目指して生きてます。

バブル世代の悲哀

2017-12-19 09:01:47 | テレビ番組
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 <12月のご予約について>

11月、12月は新メニューを充実させるためのわたくしの準備期間として
  おやすみをさせていただきます。

  新年度からは大幅にメニュー変更する予定です。
  それに伴い価格設定も値上げを予定しておりますので、

  12月については
    「オーラソーマ セッション」をご希望の方についてのみ、少ないお日にちのなかで
  承っておりましたが、すべて埋まりました。
  ご了承ください。
 

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先日の日曜日、朝の報道番組「新報道2001」を見ていたときのことです。
「バブル世代の悲哀」というコーナーで、バブル時に比較的大きな会社に入社した人たちが今定年まじかの年齢や50歳ぐらいになっていて、その彼らが最もリストラや早期退職者の対象になっていて、彼らはおいしい思いをしてきただけになかなか次の就職先も決まらず大変だ、という話でした。
まぁ、ずっと前から取沙汰されている問題ですけれども、私は思わず対象が自分と同じ世代のことだったので興味を惹かれ見ていました。



番組で取り上げられていた例として高橋さん(仮名 56歳)は、4人の子どもを持つ一家4人の主。
1番上の子でもまだ高校生なので、これからもまだまだ子どもにはお金はかかります。
そして10年前に一戸建ての家を買い、35年ローンを組んだので、まだ25年残っています。
そんななかでのリストラ。
リストラに会う前は高橋さんの年収は900万、海外出張が多かったときに培った英語が話せるということを武器に就職先はすぐに見つかるだろうと思っていたけれどもなかなか次の就職先も決まらないので不安です、ということでした。
でも今の所高橋さんは、
「いくらお望みですか?」
という問いに、
「前の会社と同じ金額」
と答えているのだそうです。
これがいつか「いくらでも結構です」という風に変わって行かざるを得ないのだろうか・・?



これを聞いてまず私が真っ先に思ったのは、高橋さんには悪いけれど、46歳でよく35年ローンなんか組むよなぁ、ということでした。(まぁ、高橋さんが悪いというよりはそれを当然のように許す銀行が信じられない、ということなんですがね)
払い終わるの、81歳じゃないですか!
いったい高橋さんは何歳まで働く、というおつもりだったんでしょうか?
それとも自分が死んだら保険金で一括払えるからそれでいいのさ、ということなんですかね。
私はつい高橋さんと同じ年代なので感情移入しやすく、時代も懐かしかったのでこのコーナーを「ほぉほぉ」と見ていたのですが、このローンの組み方についてはちょっと高橋さんには肩入れできなかったですねぇ・・・
ましてや年収900万なら多い方だと思いますから、もう少し貯金できなかったのかねぇ、と思っちゃいましたね。
高橋さんは、
「子どもが4人もいるので、収入が多くても全然残りませんでした。ギリギリでした。」
とおっしゃっていましたが、もっとギリギリで頑張っている人が世の中、ほとんどだよ・・と思ったのですが。



以前に私がまだ会社員だった頃、ある大手の不動産会社が手掛ける新発売のマンションのチラシ、パンフレットを作るお手伝いをしたことがあります。
その時点での申し込み状況やプロファイルを知るために、極秘資料である申込者の名前、年齢、職業、頭金額などが記入されている書類を見せてもらったときのことです。
その頃はマンションがバンバンに売れている頃でしたから、とにかく売らなきゃ損ということだったのでしょうがそのマンションも
「頭金0からでもOK!」
がウリでした。
そしてそれに「乗った!」ということなのでしょうか、申込者の年齢も20歳そこそこで「頭金0」、職業「左官屋」、現在の収入「約20万」などというような「これ、どう考えたって、破たんが目に見えてるやないの・・・」
という人たちが結構申し込んでいらっしゃいました。
あのときの彼らは今、どうしているのだろう・・・?
ちゃんとローンを払い続けて、変わらずそのマンションに暮らし続けていられるのだろうか、とふと思いを馳せました。



テレビではバブル期の頃の入社式がディスコで行われたとか、入社3か月の若者がすぐにボーナス100万以上手にしたとか、海外への出張をビジネスクラスは当たり前だったとか、毎晩終電でもないのにタクシー利用が当たり前だったとか、そんな振り返りの映像が流れていました。
私は当時からディスコで入社式はやりすぎだ、と思っていました。
楽しそうに踊っているように見せたほうが上司への受けもいいだろうから、と一生懸命無理して楽しそうに踊って見せている新入社員が可哀そうに見えました。
いくら軽佻浮薄の時代だと言われたって彼らだってバカじゃない、入社式でディスコで踊りたいわけなかろうが、と。



そして私が1番心に残ったのが、新橋のサラリーマンにインタビューしていたとき、25歳くらいの若者が、
「ボクは、終身雇用制とかそんなこと自体が信じられなくて、今の会社が副業OKだったんで、ここに決めたんですよ。
副業でディトレーダーやってます。
だから会社は雰囲気がよくて、働きやすければそれでOKです。」
と言っていたことです。
なるほどなぁ。
私たちの時代、ちょっとちゃんとした会社に勤めたら、そこが副業を認めるなんてありえませんでした。
そしてそのことに何の疑問も感じませんでした。



私自身は当時から今の若者と同じく「終身雇用」に関しては疑問を感じていました。
ぼーっとバカみたいに定年を待っているだけのような使い物にならない奴らをなんでちゃんと生産性を出して働いている社員が面倒みてやらなくちゃいけないんだ、と思っていたからです。
考え方だけは今と同じだったのに、社会の受け入れ態勢が全然そちらに向けて整っていないから、それ以上自分が踏み出したいと思ったら、「会社を辞めて自営で頑張る」しかなかったんです。
でも、確かにこれからの社会、「副業を認める」ということをほぼどんな会社でも認めれば、最初から副業分は万が一のときのために備えて置くとすれば会社からリストラされたとしてもあわてふためくことはありません。
そのためにはまずは公務員からして副業を認める、という制度に行政から代わらないと、と思いました。



若者がすでにそういう意識で就職しているというのに、高橋さんは
「息子が就職をする年齢になったら彼に言いたいことは、今のうちからしっかり勉強して良い会社に入れよ、ってことぐらいですかね・・」
でした。
彼の価値観には相変わらずそれしかないんでしょうね・・
自分がそれで生きてきて、結局リストラに遭うというオチになっているにもかかわらず。
なんか違うな、とはうすうす気づいてはいるけれども、自分はその価値観の中でしか生きてこなかったからそれしか考えられないんでしょうね。
なんだか歯切れの悪い終わり方でした。

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