昨日は、日曜日に孫のおもりをしたときのことを書きました。
レストランに入ったところで終わりましたが、そのあとの帰り道に少しだけ寄り道をして、山菜とりに行きました。
実はダーリンは山菜マスターなんです。
山菜に関することだけはすごくて（「だけ」は余分や！という本人の声が・・）、食べられる植物とそうでないものを見分ける能力にも長けていれば、「あそこに生えている！」と一瞬のうちに見抜く眼もすごいです。
時速５０kmぐらいで普通に車で走っていても、
「あっ！ 今、ふきのとうがあった！」
などと叫ぶことがあります。
この日は、「こしあぶら」の生息地に行きました。
ちなみに私は山菜のなかではこのこしあぶらが一番好き。
鮮烈に春が来た！っていう気になります。
青臭さと苦味とせり科のような強い香りとほのかな甘み。そのすべてが好き。
タラの芽も野生のものはおいしいですが、２，３回食べると「もう、今年の春はいい。」っていう気持ちになるんですよね。
でもこしあぶらは飽きがこない。
何回とってきても食べたい。
さて、目的地について道路わきに車を寄せて停めるともうダーリンは山菜探しに夢中。
眼の色が違う。
私たちの存在なんて忘れちゃって、どんどん山の奥の方に１人で分け入っちゃう。
孫もそれを見て、
「僕も行く～」
と言って道なき道を分け行こうとするので、私はハラハラして目が離せない。
私は山菜どころじゃありません。
孫の一挙手一投足から目が離せない状態。
「危ないからそっちは行っちゃダメ！」とか、「ほらほら、もどってきなさい！」とか声を荒げて注意ばかり。
でも見ていると孫はこちらが思っているより成長しているようで、以前なら少し走ったりしたらすぐに「抱っこ～」と言っていたのが、今では疲れずにいつまでも走り回っていたりする。
そんな様子を見ていたら、多少は大丈夫かな、という気になってきました。
意外にたのもしい。
なにより私自身が「ダメ！」という禁止事項ばかりを叫んでいることに嫌気がさしてきたのでした。
そこで、「おっ、ナオト隊員、じぃちゃん隊長から指令が届いていますっ！ ナオト隊員にはそちらの道ではなく、こちらの道から攻めることをお願いしたいとのことであります。」
なんて、まるで地球防衛軍かのような口調でふざけて言ってみた。
すると孫は嬉しそうに、
「わかりましたっ！」
などと言ってふつうに舗装した道のほうにやってきました。
やれやれ、「そっちの道はダメ！」なんて頭ごなしに言うよりこのほうが効きそうだわ、しめしめと私は思う。
そこで続けて、
「おっ、ナオト隊員、こちらの方に狙っている獲物があるかもしれないとのことです。ちょっと見て頂けますか、どうぞ。」
「ナオト隊員、ばぁちゃんはもうエライであります。」
などと言うと、「どこでありますか！」などと率先して探しに行くわ、私の手を引いてくれるわ、で目が輝いているのがわかります。
わずか３歳、こんなにちっこくても、誰が教えたわけでなくても、人ってこうして人から頼られたり、自分の実態よりほんの少し重い役目を授かったりすると俄然はりきったりしてその任務を果たそうとするんですね。
それが面白かったり、いじらしかったりでずっと私はこの「隊員ごっこ」を続けていました。
しかし、そのうちふと先日テレビで見た、「刑務所の受刑囚たちの刑務」を思い出しました。
刑務所には「模範囚」と言われる人たちがいます。
それは刑期によって「１種」とか「２種」とかにわけられ、それぞれの中で刑務官によって模範囚としての指名を受け、ほかの受刑者たちとは違う腕章を身に付けて作業にいそしむのです。
腕章をつけた受刑囚は口を違わずみな、「これが誇らしい。」と言いました。
そして、「ほかの受刑囚のお手本となるように振る舞わなくてはいけないと始終思っている。」と言いました。
そして一般の受刑囚はこれまた異口同音に、腕章を付けた彼らのことを「うらやましい。」「自分も頑張って早くああなりたい。」と言いました。
つまり、刑務所のなかでは“競争させること”“階級を付けること”によって秩序が保たれているのです。
そして、彼らが社会復帰するためには“競争”や“上下関係”“組織”が絶対的に必要なものだよ、と教えるのです。
それって、本来あるべき姿なんだろうか・・・
私はその番組を目にしたとき少し疑問に思いました。
私は今、多少「禅」を学んでいます。
禅では世間の価値判断を捨てよ、と教えています。
人より少しばかり良いものが食べられるからこうする、出世したいからああする、という功徳を求めてする行為はすべて世間の価値判断に縛られています。
その物差しを捨てろ、と。
そうすると自由になれるよ、と。
世間の奴隷であることに満足しているうちは禅は何も教えてくれないでしょう、けれども世間の奴隷になっていることをみじめに思い、精神の自由を得たいと思うなら禅はきっと素晴らしいことをあなたに教えてくれるでしょう、というスタンスなのです。
仏教は「少欲知足」を教えています。
欲を少なくして足るを知る心を持て、というのが釈迦の訓えです。
そして自分が所有するもので満足できない人を「餓鬼」と言います。
刑務所に入って、自分の所有物なぞ持たずきれいさっぱりと最低限のモノだけで暮らすようになってせっかくホンモノの自由な精神を得られるチャンスがあるのに、そこでは結局、「もっともっと」「もっと頑張れば人より良い思いができるよ」ということを教えられるのです。
そしてその気になり、それにがつがつした人間が「模範囚」となり、社会に適合できるようになった、とシャバに出されるわけです。
そして、わたしです。
孫に「ごっこ」とはいえ、“階級”の名称を与え、“人から頼りにされる役割”を与え、“そこに組織があるかのようにふるまい”山菜をとる、という他愛もないこととはいえ、競争心をあおる。
そして孫は孫でたった３歳で誰にも教えられたわけではないと思うのに、それが嬉しい、という様子を見せる。
受刑囚も幼子も誰にも教えられたわけではないのに、結局のところ“生きがい”“喜び”“楽しいこと”は競争のなかにあるのだ、階級を創ってそのなかに埋没することにあるのだ、と自らをその世界観のなかにゆだねる。
これはどうしたことだろう。
人間とは自分以外の人間がいる“社会”が形成されたとたんにそういう“不自由さ”を喜ぶように出来ているのだろうか。
それとも知らぬうちにやはりそのようにして教育されるからそうなるのだろうか。
孫も３歳だけれども１年前からはや保育園に通っていますから、そういうところでカタチづくられたものなのだろうか。
そう思うと禅なんて難しいものに違いないや、ちょっとやそっとで理解できなくて当たり前だ、と思えて笑えて来ました。
そして、ちょっぴり“ごっこ”口調ももごもごとして勢いがなくなって、こんなことはやめとこっかな・・と思う私なのでした。
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この春もオン・ゴーイング・エデュケーション・ディではなく、純粋にぴーちゃんの温か
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すよん。どうぞこぞってご参加を！
日にち：５月２０日（水）、２１日（木）、２２日（金）
※１日だけの参加でも、２日でもＯＫ
場 所：京都伏見区「aura-soma salon rubby」
※京都南ＩＣより約１０分、地下鉄／近鉄 竹田駅よりタクシー約１０分
時 間：３日間とも １０：００～１６：３０ 予定
参加費：１日参加の場合 ￥１２０００
２日参加の場合 ￥２３０００
３日間連続参加 ￥３００００ というキラッキラ価格
※しかも！ 上記金額には、すべての日にrubbyさんお手製のモーニング、ランチ、ティータイム、さらに！＆ワークで作るアーティフィシャルフラワーのプチアレンジメント、ぴーちゃんポマンダー（手作りハーブエリクサー）、自分の星座アロマアトマイザー付 で～す！
お申込み・お問い合わせは、京都ruｂｂｙさんまでお願いいたします。
ayachan@@japan.interq.or.jp
@を１つ外してメールしてくださいね。
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＜各日詳細スケジュール＞
５月20日水曜日＆５月２２日金曜の両日は、
ぴーちゃんとフラワーな時間を♪デーです。
午前中は、まずは、モーニングタイム
～ぴーちゃんと一緒に自然の中で溶け合いましょう～
ぴーちゃんと一緒に桂川のほとりを散策します。
ぴーちゃんが自然と出会うと何かが起こる・・・
サロンに戻って、ぴーちゃんが、参加者のみなさんが当日１本選んだボトルの
ワンボトルセッションをしてくれますよ！
昼食 は、京都・美山の京野菜を使ったヴィーガン料理とアラカルトのブッフェ形式のランチを用意しています。
午後からは、ご自身が選んだボトルをイメージしたプチアレンジメントを
アーティシャルフラワーを使って作ります、
完成したプチアレンジメントを囲んで、
２年前の２０１３年５月にぴーちゃんが作った熟成(笑)ポマンダーを使って瞑想タイム。
アフヌーンティタイムもアリマス
21日(木曜日)
午前中は、まずは、モーニングタイム
～ぴーちゃんと一緒に自然の中で溶け合いましょう～パートⅡ
ぴーちゃんと一緒に桂川のほとりを散策します。
ぴーちゃんと自然のなかで感じましょう。
サロンに戻って、ぴーちゃんが、参加者のみなさんでが当日１本選んだボトルのワンボトルセッションをしてくれちゃいますよ！
午後からは岐阜の些々羅のティーチャー坪内恵津子先生とのコラボレーションワーク
「自分の星座のアロマオイルを使って、オリジナルアロマオーデコロンを創ろう！ 」
私たちは生まれたときの惑星によって影響を受けています。その影響力をポジティブに花開かせるアロマオイルを使って、オリジナルの香水をつくります。
星座ボトルのプチ解説つき♡
お待ちかねのアフヌーンティタイム
連日、夜は懇親会 春の京都を感じるお料理を用意しています。
外れなしの抽選会つきで、 ３５００円
ぴーちゃんの泣いて笑ってのコンサルテーションの枠の予約も受け付けています。
50分 50㎜のボトルのプレセント付き12000円
現在、枠を調整中ですのでまずはご希望の日時を第二希望までお知らせください。
５月１９日 １８時～ １９時～
５月２０日 １７時～
５月２１日 １７時～
５月２２日 １７時～
ayachan@@japan.interq.or.jp
@をひとつ外して送信してくださいね。
沢山の方がぴーちゃんに会えて、ハッピィになれますように
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振込先はゆうちょ銀行と普通銀行があります。
ゆうちょ銀行に口座をお持ちの方であれば振込手数料は発生しません
が、それ以外は振込手数料が発生することをご了承ください。
製品の大きさによって通常郵便か宅配便を利用するかはこちらで
決めさせていただきます。ご指定はできない場合がありますので、
ご了承ください。
すべて、お問い合わせは
chakra@aura-soma.name
までお気軽にどうぞ！
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